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映画

2020年1月16日 (木)

映画の話・1560 「 いぬやしき 」

172808_11  2018年の日本映画です。

 CGやお話の展開が”GANTZ”っぽいなあと思っていましたら、同じ監督さんでした。正直なところ、映像の迫力はすごいのですが、お話としてはよく分からないところがいっぱい。佐藤健さんはどうしてあんなに人間を”嫌悪”するようになったの?あれだけの絶望を描いていて、ラストがあっさりしすぎでは?などなど、個人的にはすっきりしないことがたくさんありました。

 映像やアクションが観たいとおっしゃる方には、おもしろい映画なのかもしれません。でも、お話を楽しみたいとおっしゃる方には今一つかな。はい、私も後者でした。

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・1559 「 コーヒーが冷めないうちに 」

175512_11  2018年の日本映画です。

 個人的には時空を超えるような、”タイムリープもの”、大好きです。ただ本作は「お涙頂戴」のにおいがプンプンして、公開時からちょっと遠慮していたのです。で、今回気が向きまして、DVDにて鑑賞。

 本作、いくつかのお話が連なった、オムニバス形式になっております。でも、テーマは結局ひとつですよね。

 過去に戻ってやり残したことをやってくる。撮り方もなんだか「お涙頂戴」風。そのあたりはやっぱり気に入らないのですが(笑)。それでも映画自体のテーマには共感できました。この映画、結局は過去に戻る映画ではなく、未来に進む映画なのですよね。過去に戻っても、過去は変えられない・・・それがポイントでした。過去に折り合いをつけて、未来に進んでいくという。

 ということは実際、こういう喫茶店がなくても、私たちはこの映画のそれぞれの主人公のような心持ちで生きていかなければならないということですよね。誰でも過去に出来事について、一つや二つ、「後悔」を持っています。それにとらわれすぎていたら前(未来)に進めませんから。いかに折り合いをつけて前を向くか、それが大事ですよね。オカルト的な要素も含んだこの映画ですが、結局は至極まっとうなことを教えてくれているように思いました。

 追伸:松重豊さんの、笑いながら涙を流す演技、さすがです。うまい!

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1558 「 恋とボルバキア 」

174337_11  2017年の日本映画です。

 LGBT当事者たちへのインタビュー、そして人生の一部分に密着したドキュメンタリーです。映画として、そしてお話としてどうかなんて、評価できません。ただ、登場する人一人ひとりの人生の一端に触れて、いろいろと考えさせられます。

 以前は大々的に差別がありました。そして今でも、生きづらいのは同じなのかもしれません。いろいろな”タイプ”の人がいて、それが普通と認められる世の中になっていってほしいと思います。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2020年1月11日 (土)

映画の話・1557 「 東京喰種 トーキョーグール 」

170691_11  2017年の日本映画です。

 原作漫画は読んでいません。ですので、そのファンな方からすれば「今ひとつ」なのかもしれませんが、私にはそれなりに面白かったです。それなりに雰囲気があって、独特の世界観があって、それなりに引き込まれました。まだ続編があるようですので、お話としては本編だけではわからない部分もありますが

 出演者は、なかなか豪華でしたね~。でも、特に清水富美加さん、いい味出しておられました。世間一般的にはもうお目にかかるのが難しい事態になって、ちょっと残念です。

 続編も、観てみたいです。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1556 「 斉木楠雄のΨ難 」

171056_11  2017年の日本映画です。

 原作のファンでも、キャストさんのファンでもありませんので、正直なところ映画としてはあまり面白くありませんでした。正直、「なんじゃこりゃ~」の域でした。ただ、視点を変えてみると、この作品の見どころは橋本環奈さんなんじゃないかと思えてきました。この映画での彼女の振り切り方はすごい!最初から最後まで「勘違い女」を演じておられますが、なりふり構わぬその姿、お見事です。最近は”銀魂”などでもそのようなお姿が見られますが、これができることで「単なる美少女」から脱却することができているんでしょうね。

 とにかく、彼女の演技を観ることが、この映画のすべてだという気がします。

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・1555 「 アシュラ 」

171410_11  2016年の韓国映画です。

 いや~、もう、えげつない。容赦ない!お話も、描写も。そこらあたりがいかにも「韓国映画」です。お話は本当に容赦ないもので、出てくる人すべてが信用できません。いい人が、いない。暴力的なシーンが観たいとおっしゃる方には、カタルシスを感じることができるかもしれませんが、私はあまりそちらの方は好みではないので。

 私は、いくらお金をもらっても、高い地位を与えられても、こんな生き方は嫌です。私は結局、生きていけるだけのお金をもらって、信用できる人たちの中で生きていきたいんだなあと、改めて感じられました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2020年1月 7日 (火)

映画の話・1554 「 百日紅 ~Miss HOKUSAI  」

167061_11  2015年の日本映画です。「クレヨンしんちゃん」シリーズ伝説の2作品の監督でもある原恵一さんの作品です。

 作品自体は「江戸情緒を感じる」というよりは「いつの時代も人間って変わらないなあ・・・」と感じました。北斎の娘で、自身も画家であった主人公の、日常の中の苦悩を描いているといったところでしょうか。一日一日でみると結構長く感じる人間の一生も、終わってみればあっという間。そう考えると、いろんなことに一喜一憂して時間を無駄にするのはちょっともったいないかも。私もちょっとしたことに心を動かされてすぐに凹んでしまいますが、もっと大局を見て、ゆっくり過ごすのがいいのかも。そんなことを考えさせられました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1553 「 哭声/コクソン 」

171287_11  2016年の韓国映画です。

 韓国映画は大好きですし、本作品は公開当時からかなり評価も高かったので、からりハードルの上がった状態で観ました。・・・う~~ん、わからん。事件が起こって、誰が犯人なのか、だれが善で誰が悪なのか、ずっと考えながら観ていました。そしてラストが近づいても、なかなか答えが見つかりません。それは、観終わってからも・・・。

 かなり宗教色の強い作品です。私はその方面に造詣が深くはありませんので、それがわかりにくかった理由かもしれません。いえ、むりやりに解釈すればいろいろに考えられるのですが、そうやって「無理」に答えを導き出すのもどうなのかなあと思いまして。

 余韻が残るという意味では「深い」映画なのかもしれませんが、個人的には観終わってスカッとする作品が好みですので、この作品はちょっと悶々としてしまいました。最後に、国村隼さんは素晴らしい存在感でしたし、あの子役の子の演技には度肝を抜かれたということは記しておきます。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)・・・でも、今度見るときは5つになっているかも、です。

映画の話・1552 「 和違屋糸里 京女たちの幕末 」

177170_11  それでは今年も「映画の話」お付き合いください。今年最初に観た作品はこれです。2018年の日本映画です。

 新選組をテーマにすると、どうしても切ない物語になります。それは隊士を中心に描いたものでも、周辺の人々を描いたものでも、しかり、です。隊士とそれを取り巻く女性との恋の物語ならなおさらです。そういう意味ではこの映画も「よくある新選組もの」と言わざるを得ないのですが、それでも観終わってしっとりとしたものが残りました。
 よくある映画ながら、それらから一つ抜きん出た印象を持つことになった要因は、出演しておられる、特に女性陣の存在感のある演技ゆえではないかと思います。特に藤野涼子さん、彼女、凄いですわ。今はまだ「知る人ぞ知る」といった存在だと思いますが、そのうち「大女優」になっていかれるのではないでしょうか。
 幕末、新選組が闊歩する夜の色街のはかなく切ない風情が、しみじみと描かれておりました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

2020年1月 6日 (月)

2019・極私的映画ベスト10・・・その2

Img_4402_20200104193301  それでは、ごくごく個人的な、2019年にここで紹介させていただいた作品の中での、個人的なベスト10、その5位から1位を発表させていただきます。

 5位・・・見えない目撃者
    吉岡里帆ちゃん主演です。韓国映画「ブラインド」のリメイクなのですが、個人的には韓国版を越えていると思います。吉岡里帆ちゃんの演技、とっても良かったです。はらはらしました。

 4位・・・太秦ライムライト
    映画愛にあふれた作品です。かなり地味な映画ではありますが。これはまさに「極私的」で、エ〇ストラとして太秦にもう何度も通い、映画撮影に参加している私としては、共感を覚えずにはいられなかったというところです。でも、そうでなくてもいい映画だと思いますけれど。

 3位・・・ジョーカー
    ここでも、4位との振り幅がすごい(笑)。昨年話題になった映画です。とっても悲しい映画でした。無理に笑顔を作り、心が破壊されていく様子が悲しかったです。ヒースレジャーの「ダークナイト」も合わせて観たいです。

 2位・・・日日是好日
    これはまた、地味な映画です。でもね、ラスト近くで「生きる」ということ、「人生」の本質を教えてくれます。人生の中の一本です。

 さあ、昨年の1位は・・・ラ・ラ・ランド
    意外性はありませんよね。「日日是好日」と迷ったのですけれど、総合的にみてこちらを選びました。この作品は、もう説明が要らないですよね。やっぱり、いい映画でした。

 ということで、昨年もいい映画にたくさん出会うことができました。今年もたくさんいい映画に出会って、人生を少しでも楽しみたいです。ちなみに今年になってまだ数日ですが、すでに4本観ました。ちなみに今年最初に観た映画は「輪違屋糸里」です。みなさんももしよろしければ、「こんな映画があるよ」って教えていただければ嬉しいです。今年もよろしくお願いいたします。

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