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2019年8月 6日 (火)

『 平場の月 』(朝倉かすみ・著)読みました・・・の巻

Img_4287  第161回(2019年上半期)直木賞にノミネートされていた本作、以前からかなり気になっていましたので、読んでみました。

 主人公はいわゆるアラフィフの”青砥(男性)”と”須藤(女性)”。人間50歳近くまで生きてきましたら、いろんなことがありますよね。そして、良くも悪くも物分かりがよくなってしまい、我慢強くもなってしまう。若い時だったらちょっとぐらいの障害にぶつかっても「何とかなるだろう、何とかしてやる」と思ったりもするのですが、このぐらいの歳になると、どうにかできるものかどうか、すでに分かってしまう・・・。

 

 その「分別盛り」の二人の「恋愛」を滋味にあふれた目線で描く本作、お若い方が読んだらどのような感想を持たれるのかは想像つきませんが、ちょうど主人公たちと同世代の私が読むと、もう本当に切なくて何とも言えませんでした。特に、読んだ直後よりも、数日たってからの方が心に”ず~ん”とくる。もうね~、やっぱり悲しいですわ。いろんなことを飲み込んで生きていくのが人生だとは思いますが、”須藤”にはもう少しわがままになって、甘えてほしかったな~(ちょっとしたネタバレです)。

 結果、直木賞は逃しましたが、滋味にあふれたいい作品でした。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

 

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