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2018年9月11日 (火)

「さよなら、田中さん」(鈴木るりか・著)読みました

Img_3569_2 少し前からかなり話題になっていた本作、いつも利用している近所の図書館にありましたので、順番を待って借りてきました

 はじめはね、「小学生の書いた本だから(現在の作者・鈴木るりかさんは中学生なのですけれど、ここに収められている作品を書いたときはまだ小学生だったそうです)、どの程度書けてるんだろう?」「よし、おじさんがちょっと読んでやろう」・・・って感じで、かなり上から目線で手に取ったのです。ところがところが、読んでいるうちにまさか泣かされるとは思いませんでしたよ

 小学6年生の女の子と、その母さんが主人公。お母さんは女手一つで主人公を育てています。この育て方が豪快・豪放。そして周りの方々も温かくていいんですよね~。笑って泣いて、ほんといいお話です。そして、最後のお話・表題作「さよなら、田中さん」はクラスメイトの目から描いた田中さん、そしてそのクラスメイト自身のお話。これがねえ、もう泣かせるんですよ。切ないんです。個人的にはこのお話の続きが知りたい。ぜひ書いてほしい。三上君に幸せになってほしい

 ちょっと違う視点から言いますと、登場人物一人ひとりをものすごく客観視して書けている。これが小学生にできるというのは、本当に凄い。末恐ろしい(笑)。作者のるりかちゃんは幼い時からしっかりした大人がそばにいて、いろいろな言葉を聞いて、自分の世界を構築していったのかな?

 でも本当にこれは一読に値します。おすすめです。

 私の評価:☆☆☆☆☆(「模倣犯」とか「ユリゴコロ」とはまた違った意味で、満点です)

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