映画の話・1373 「 カメラを止めるな! 」
2018年の日本映画・・・と言いますか、現在公開中の超話題作です
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ここまで話題になりますと、必ずそれを否定し批判する方も出てくるのですが、私は一言で言いますと「とってもおもしろかった!」「話題になっているだけのことはある!」と思いました。
この作品、とにかくネタバレ厳禁!ということですので、そこに触れないように注意して感想を書かせていただきます。まずね、「ゾンビ映画を撮影していたら本物のゾンビが現れて・・・」ということですから、恐怖系もしくはグロ系の映画なのかなあと思って観たのですが、まったくそんなことはありませんでした。もう、笑った笑った。前半の布石が後半にいろいろと回収されて、その様子がとってもおもしろい。そしてスッキリ!すべてを観終わると(映画の中でも「出演者」の皆さんに一体感が生まれていましたが)観ている私たちもみんなで力を合わせて、一仕事終えたような気持ちになります(笑)
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出演しておられる方がほとんど無名ということも、この映画の魅力の一つだと言われていますね。その点においても私はちょっと不思議な感覚を覚えました。普段私は映画を観る時でもドラマを観る時でも、「○○さんが出ているから、観たい」などと、出演者でその作品を選ぶことが多々あるのです。けれど、この作品のように、出演者にかかわらず、観てみたいと思わされる作品、そしておもしろいと思える作品がやっぱりあるのだなあと、再確認させられました。でも、出演者の中では、あのスポンサー(ですかね?)のおばさん、いいキャラでした。あと、主役の女の子は普通に可愛かったな
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ポスターからしてB級の匂いがプンプン。そして低予算の匂いがプンプン。でもね、しっかり楽しませてもらえる映画でした。お話を知った上でもう一度見ても、また違ったところに気付くことができて、楽しめそうな気がします。おもしろかったです。
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