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2018年7月 9日 (月)

映画の話・1362 「 パンク侍 斬られて候 」

Img_3370 2018年の日本映画です。

 
私、宮藤官九郎さんの脚本作品はあまり好きではないのですよね。なにか、必要以上にふざけてる感じがして、観ていて腹が立つこともしばしば・・・。で、今作も「どうかなあ・・・」と思って観に行ったのですが、これがなかなかおもしろい!しっかりと楽しませていただきました。きっと、町田康さんのふざけ加減と官九郎さんのふざけ加減とがばっちり合ったのでしょうね。いえ、賛否はきっとあるでしょうが、私の感覚として、ぴったり合ったのでしょう

 お話の方は、どうということはありません。言ってみれば仇討ち、それから出世争い。感動とか考えさせられるとか、そんなことは全くありません。でもね、はじめから終わりまでの混沌度合いとかぐちゃぐちゃな感じとかがまさしくパンク!ごちゃ混ぜになりすぎて、却って心地よい!スラム街の様子も黒沢監督の「どですかでん」を彷彿とさせてくれました

 出演者のみなさんは、みなさんそれぞれにパンクですが、個人的には染谷将太君の振り切れ具合が心地よかったです。それとやっぱり北川景子さん、キレイだな~。あと、エキストラのみなさんの腹振りダンスは迫力がありました。エキストラのみなさんにも拍手です。お猿の大将・大臼があの方だったとは、エンドロールを見るまでわかりませんでした(笑)。

 お話のバックでかかる曲も、物語にしっかりと合ってました。そしてラストの「アナーキー・イン・ザ・UK」。まさにはまってました。そのあとの曲と映像はちょっとよけいな気もしましたが。

 私、町田康さんの描くお話が大好きで、けっこう読んでおります。この作品も読みました。でもね、このお話は正直今一つだと感じていたのです。でもね、映画になって、原作よりもよくなってると感じました。普通、原作がよくても映画化で台無し・・・ということが多いのですが、この作品はむしろ逆。観終わって何かが心に残るとか、生きる力が湧いてくる・・・などということはありませんが(笑)、観終わってスカッとする。無条件におもしろい!しっかり楽しませていただきました

  私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

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