フォト
無料ブログはココログ

« 映画の話・1361 「 怪盗ルビィ 」 | トップページ | よくやった!日本代表・・・サッカーW杯・決勝yトーナメント進出! »

2018年6月26日 (火)

『 なぜ君は絶望と闘えたのか 』(門田隆将・著)読みました

Img_3429 1999年、山口県光市で起こった母子殺人事件。この事件は非常に衝撃的で、その裁判の行方を私もずっと注目してきました。犯行当時未成年であった犯人の”いいかげん”さ、そして弁護士の”いいかげん”さ。それと対称的に、時間を経るごとに”人格者”になっていく被害者遺族の本村洋さん。あんなにまでひどいことをされ、なおかつ裁判においてもひどい目に合わされ続け、なおかつ人格者でいられるのはなぜなのか?私は特に”本村洋さん”という人についてよく知りたいと思い、この本を読みました。

 読み進めているうちに、いろいろなことがわかってきました。本村さん自身かなり苦労されて育ってきたこと。そんな中で本村さんのマジメな誠実な人間性が培われてきたこと。そして、この逆境のような闘い(裁判)の中で、本村さんを支えた人が多数いたこと。支えてくれる人がいることで、人間は強くなれるんだなあと再確認しました。

 ドラえもんの話、お母さんに甘えようとした話、死んだ人間を生き返らせようとした話・・・。裁判当時、ほんと運い腹立たしい思いで聴いた弁護士・犯人側の主張を、改めて思い出し、改めて怒りが込み上げてきたりもしました。弁護士って、何考えているんでしょう?なんでもかんでも、減刑すればいいのですか?うそをついても?被害者の心情をないがしろにしても?あの当時も、本村さんを応援していた自分を懐かしく思い出しました。自分にはなにもできませんでしたが。

 裁判のほう、最後は「正義は勝つ」というところに決着して、胸のつかえがおりましたが、そこにもかの「小泉首相」が一役買っていたことを知って、ちょっとびっくりしました。小泉さん、いいことばかりしたわけではありません。規制緩和などは、個人的には「やって、ダメだったなあ」と思ったりもしています。けれど、そんな小泉首相ですが、悪く言う人が少ないのは、市民感情をしっかりとらえて、国民の気持ちを大切にして政治をしてくれたという印象が強いからでしょうねえ。

 裁判の行方を知っていましたので、安心して読むことができましたが、とにかく、人間というものは、かくも強くなれるんだなあと改めて思いました。そして、裁判制度・法律もまだまだ変えていかなければならないということも痛感しました。

 本村さん、今は再婚もされていると聞いています。それを悪く言う人もいるかもしれませんが、いいじゃないですか。本村さん、そしてそれ以外の遺族の方も、みんな幸せになってほしいと思います。
 
 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)
 

« 映画の話・1361 「 怪盗ルビィ 」 | トップページ | よくやった!日本代表・・・サッカーW杯・決勝yトーナメント進出! »

ニュース」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 映画の話・1361 「 怪盗ルビィ 」 | トップページ | よくやった!日本代表・・・サッカーW杯・決勝yトーナメント進出! »