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2017年5月25日 (木)

映画の話・1255 「 花様年華 」

136446_11 2000年の香港映画です。
  60年代の香港の匂いと”抑えられたエロス”が充満している、そんな映画でした。何度も映し出された、女性主人公のうしろ姿・・・その色っぽさに、この映画が象徴されているように思いました

 惹かれ合う一組の男女、けれど事情があっておたがいを想う気持ちは二人以外に知られてはいけません(現在の言葉でいうと、「不倫」ということになってしまうのでしょうけどね。でも、心だけです。それがまたややこしい。むしろ「身体だけ」の方が簡単かもしれません)。二人の心が次第に「絡み合って」行く様子を、間接的に間接的に描いていきます。直接的な映像はほとんどありません。スクリーンに映し出された独特の色彩。音楽。それらによって主人公二人の切ない「閉塞感」がむせ返るように漂ってきます

 この映画もまた、”雰囲気を楽しむ映画”なのでしょう。映画の中の世界にどっぷり浸れるか浸れないか・・・そこが、この映画を是とするか非とするかの分かれ目なのでしょう。実は私、今回で二度目の鑑賞です。一度目に見たのは十数年前。その時はそれほど感動せずに、☆2つをつけておりました。今回、改めて観て、その色彩、そして音楽に感動しました。それらが二人の心のひだを「言葉にせず」「表現している」ところに奥深さを感じました。世間的に評価の高い作品は、やはり二度は観るものですね。新しい発見があり、評価の高さがうなづけるようになることがあります。もちろん、何度観ても自分には合わないということもあるでしょうけれど。今回は私も、☆4つ、高評価をさせていただきます
 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

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