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2017年3月 8日 (水)

「 女の庭 」(花房観音・著)読みました

Img_2354_3 一部の読書家の間でかなり話題になっております花房観音作品、ついに読みました。いや~、エロい。 セクシャルな描写になりましたらそこいらのエロ小説に負けません。フランス書院(ご存じないか・笑)もびっくりです
 ただこの作品、例えばスポーツ新聞の駅売り版に載っているような単なる官能小説ではありません。上田秋成が「怪異・もののけ」を描きながら実はそれらによって「人間」というものを描いたように、花房観音さまも「エロス」を描きながらその実それによって「女性」が、そして「人間」が生きる上での「どうしようもなさ」を描いているように思います。「人間」を描くために「エロい表現」を用いているだけなのです。普段は秘められていることですが、やっぱり「人間」にとって「性」的なことは切り離せませんから
 性的なことに真正面から向き合っていることによって、かえって「人間の本性」「こころの奥底」のようなものが描きやすくなっているように感じます。まさに潔い
  誤解を恐れずに書きますと、私、かなり気に入りました。もしかしたら今年のベスト本になるかも、です。ただ、だれにでも薦めるというわけにはいきません。何度も書きますが、特に性的なシーンの表現がすごいですから、そこに嫌悪感を持たれる人もいると思います。そのあたりは含んだうえでお読みくださいね
 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)
 

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