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2016年3月 2日 (水)

今までほんとうにありがとう・1・・・大学の同級生・Iくん

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 私も今までそれなりに長く生きてきまして、いろいろな人に出会いました。正直、いつまで生きていられるかわかりませんし(誰でもそうですが)、感謝の気持ちを込めて今まで出会った「いい人」を紹介させていただこうかなあと思っています。嫌な話を聞くよりいい話を聞いた方がみなさんも心が温かくなるだろうと思いますし

 で、その第一回目。まずは大学の同級生、Iくんのことから書かせていただきましょう。実はIくんのことについては、以前にも書かせていただいたことがあります。昔からここを訪れてくださっている方は、ご存じなのではないかと思います。当然前回と重なる話があるのですが、よろしくお付き合いください

 高校を卒業し京都の大学に進学した私は、大学の寮で初めて親元を離れて暮らすこととなります。その寮はまだできて3年目、大学の方針で先輩はおらず、そこで生活できるのも一年限りとなっておりました。二人一部屋、いや四人二部屋というのが正しいのでしょう。ひとつの扉を開けて部屋に入るとそこには六畳の間が二部屋ありました。四人同室で二人ずつ六畳の部屋に入りました。

 入学式を前にした4月のはじめごろ、少しの荷物と不安を抱えて初めて寮に行き部屋に入ったとき、その私を笑顔で迎えてくれたのがI君でした。私より少しだけ早く部屋に到着していたI君は笑顔で話しかけてくれ、新生活に向けて不安だった私の気持ちはずいぶん楽になったものです

 それ以後、寮を出た後も(ほんの数ヶ月を除いて)I君とは同じアパートに下宿し、大学4年間をほぼ同じように過ごしました。

 彼のどんなところが素晴らしいのかと考えると、まず「人の悪口を言わない」。いや、悪口を言わないどころか、考えてみると彼の怒ったところを観たことがないようにすら思います。彼はいつも穏やかな微笑をたたえているのです。そして、何か困ったことがあっても、「まあ、こんなこともあるわ。」と特に拘泥はしないのです

 それから、自分から進んで他人のために尽くせる人でありました。思えば彼の利己的なところを見たことがありません。そのくせ私も含めて周りの友人たちのためには、本当になんでもやってくれるのです。私の乗っていたバイク(250CC)が寮から40キロほど離れた宇治でパンクしたことがありました。私は仕方なくバイクを沿道のお店の裏に置かせてもらって寮に帰ったのですが、その晩、彼は自分の乗っていたトラック(当時彼はオフロードの三輪バギーのレーサーもしていましたので、その運搬用にハイラックスに乗っていました。)で、私のバイクを引き取りにいってくれたのです。合わせて言いますと、かれは何かするときに、絶対にいやそうな顔をしませんでしたし、恩着せがましいことは言いませんでした

 それからずいぶんと時は流れて、数年前。毎年年末から年始にかけて大阪・花園ラグビー場で行われている全国高校ラグビー選手権でのこと。私はレフリー(AR)で、そして次男が選手としてその大会に出場しておりました。Iくんはその日、花園ラグビー場に来てくれていて私、そして次男の写真を撮ってくれていました。そして後から写真データや、飾るための装丁をした写真を送ってくれました。ちなみに次男の写真は今でもうちの玄関に飾られています。本当はこの時のお礼をしなければ、とずっと思っているのですがいまだにできていません。この場を借りてお詫びしておきます

 大学時代は今から考えれば本当に夢のような日々だったのですが、Iくんと出会えたということも、私にとっては本当にありがたい出来事でした。今回の入院に関しても、連絡したらすぐに駆け付けてくれようとしたのですが、申し訳なくて断りました。でも、気持ちはよくわかっていますので。本当に今までいろいろありがとう。それから、これからもよろしく。なかなか会えないですがIくんの生き方が、今でも私の支えになっています

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