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2016年2月

2016年2月29日 (月)

『空色バウムクーヘン』(吉野万理子・著)読みました

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   王道の青春小説。珍しくウエイトリフティング(重量挙げ)に青春をかける女子高生を描いております。実は私、もうずいぶん昔ではありますが、ウエイトリフティングを指導していたことがあるんですよね~。ですのでそういう意味でも興味を持ってこの作品を読ませていただきました

 実際に読んでみますと、ウエイト特有の・・・というような専門的なことが出てくるお話ではありません。でもその分ウエイトリフティングにあまり興味がない方もとっつきやすいのかもしれません

  でもね~、青春ってやっぱりいいですよね。結果を求めず、やりたいことがあるからそれをやる。それが青春ですよね。王道の爽やかな青春小説を堪能させていただきました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

初めてのお百度参り

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 昨日は朝から”お百度参り”に行ってきました。気休めのように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の病気の平癒を願って、できることはやっぱり何でも(でもあまりとんでもないことはしませんよ)しておきたいなあとの思いからです。

 で、大阪で”お百度参り”といえば、石切神社(正確には石切劔箭神社・いしきりつるぎやじんじゃ、といいます)が有名です。今まで何度か参詣したことがりますが、いつも大勢の方がお百度を踏んでおられます。HPで調べると24時間いつ行ってもいいとのこと。でもさすがに夜中はいけませんので、朝早くに出かけていきました

 近鉄石切の駅に朝8時ころに到着し、約10分ほど歩いて神社に到着。参道はあまり人はいなかったのですが、神社につくとすでに大勢の方がお百度

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参りを始めておられました(最初の写真参照)。私も作法に従って身を清め、まず本殿にお参りしてから、お百度の紐を借りに行き、作法をもう一度確認してスタートしました。こういう”お百度セット”的なものがしっかり準備されているところも、この神社でお百度参りが盛んな理由のひとつですよね

 お百度参りについては、基本的には参る方が自由に参ればいいとのこと。百度石を百周する必要すらないとのことでした。でおね、せっかく遠くからそれなりの覚悟を持ってお参りに来たわけですから、百周してしっかりお参りしようと考え、しっかりお参りしました。やっぱり体力がまだそれほど回復していませんので、あとから来た人にどんどん抜かされましたが、仕方ないのですよね。しっかりしっかりお参りをして、百度石の周りを百周ししっかりとお参りしました。約1時間かかりました。けっこうしん

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かったです。

 お百度参りをしている方々はみなさん真剣で、言い方を変えればみなさん切羽詰まっている。自分のことをお祈りしに来ているかたもいれば、ご家族など大切な人のことをお祈りしに来ている人もいる。お参りするその空間には人々の切なる思いが満ち満ちています。特に今日はお父さんと小さな子どもが一緒にお参りしている姿があって、「それって、お母さんが病気なのかなあ・・・」なんて思うと、切なくなりました。本当に私も含めてみなさんの病気が治ればいいのになあ・・・

 その後、護摩木を奉納し、お守りを買って、石切神社を後にしました。ご利益がすごくあるといわれる石切神社ですので、私の身体も何とかなるのではないかと思っています

 帰り、参道を歩きながらいろんなお店を見て回っていると、「こぼれ梅」

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を売っているお店を発見。いわゆるみりんの粕(酒粕みたいなものです)なのですが、私がいま読んでいる「みをつくし料理帖」に出てくるんですよね。でかなりおいしそうだったので買ってみました。でも、家に持って帰って口に入れてみると・・・あまりおいしくありませんでした。でもせっかくですので甘酒でも作ってみたいと思います。なにかいいレシピを知っておられる方がいらっしゃいましたら教えてください。

 帰宅すると、ちょっと疲れたからか、風邪の症状が少し出まして、少しだけ熱が出てしまいました。何をしに行ったことやら、とは思いますが、それでもやっぱりお参りに行ってよかったと思ています。やろうかな~と思うことは、やっぱりやるべきですよね

2016年2月27日 (土)

映画の話・1092 「 ほとりの朔子 」

163501_11 2013年の日本映画です。

 特にどうということのない、普通の日常を描いた映画です。でもね、その「なんということのなさ」がこの映画の魅力なんでしょうね。二階堂ふみさんが青春期の瑞々しい、そして少し不安定な「季節」を、自然体で表現しています。さすがです。そしてその他の出演者の方々も力の抜けた演技がそれぞれ魅力的です。

 特に劇的な展開はありませんが、なにかしら身近で起こっている出来事のような、自分も映画の中に登場しそうな、そんな「普通」の感じが心地いい作品でした

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1091 「 もらとりあむタマ子 」

163247_11 2013年の日本映画です。

 特に何ということもなく、お話は過ぎていきます。まるで「タマ子」の私生活を覗き見しているような気になります。本当に自堕落な、建設的でないタマ子・・・。これがなかなかリアルでいいんですよね。そしてやがてそのタマ子の生活に変化が・・・
 観て「大感動」「人生が変わった」ということはありませんが、なにかしら心地よい気持ちにさせられる、そんな映画でした。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1090 「 その夜の侍 」

159672_11 2012年の日本映画です。

 堺雅人さん、山田孝之さんはさすがの演技です。今さら言うまでもありませんが、現在の日本映画界を代表する演技派のお二人、お見事です。山田さんのクズっぷり、堺雅人さんの(奥さんが亡くなってからの)壊れっぷり、お見事です
 ただ、お話の方は、非常に暗い・救いのない雰囲気の中で進み、最後はどうなるのかと、ある種の「期待」を持たせてくれるのですが、結局「これで終わり~?」という感じで終わっていきます
 正直、けっこう期待して観た分、がっかり感も大きかったです。

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・1089 「 女子ーズ 」

164616_11 2014年の日本映画です。

 まあね、ほとんどの方が観る前から気付いておられますように、お話は特にどうということはありません。感動するということもありませんし、大笑いするほどおもしろいってこともありません。それではこの映画の見どころはどこだ?ということになりましたら、やぱり「女子ーズ」のみなさんの可愛らしさを堪能するってことじゃないかと思います
 女子ーズの5人、今となっては超売れっ子ですよね。撮影当時はまだここまでの売れっ子ではなかったんでしょうが、その5人がそろって「こういうこと」をしていること自体、奇跡的な気がします(笑)。
 5人それぞれ違ったキャラを演じていて、どのタイプが好みかなんて罪のないことを考えながら、だらだら~~っと観る。それがこの映画の正しい見方のような気がします。時にはこういう作品も、いいですよね

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1088 「 すーちゃん まいちゃん さわこさん 」

159549_11 2012年の日本映画です。

 これはいい作品でしたねえ。ある程度年齢を重ねて、「若者」から少し離れてきていることを自覚し始めた三人の女性、そのそれぞれの生き方の中にそれぞれの「人生の機微」が描かれていて、観ていてしみじみしてしまいました。言ってみれば「女性の生活あるある」。いえ、私は男性なのですが、こういうことってあるだろうなあと感じるところが多かったです。これ、同じような年齢、そして同じように日々誠実に真面目に生きている女性の方なら、もっと共感できるんでしょうね。本当に、真面目な人ほど悲しい思いをする、切ない思いをする、そんなところがよく描かれていました

 この作品、まったく共感できないという方もいらっしゃると思います。けれど多くの「日々まじめに生きているのに、悲しいこと・切ないことが多すぎる」と感じながら生きていらっしゃる方には、心に響く作品だと思います。決して派手な作品ではありませんが、しみじみと沁み渡る、いい映画でした

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2016年2月24日 (水)

『ポケットに物語を入れて』(角田光代・著)読みました

41okipbt9l_sx100_1 本書、様々な物語が文庫本になったときの「あとがき」ですとか、雑誌のコラムに載せた書評だとかがまとめられています。ですので実際にはそれらの本を読んでいないと、本書は十分には楽しめないのかなあとは思いました。私もほとんど読んでおりませんでしたので(笑)。

 ただそれでも、角田さんの「本」や「人間」に対する考え方が見え隠れして、興味深くはありました。

 さまざまな本の紹介本という風に視点を変えて読めば、また違った魅力が感じられるかとも思いますが、正直角田ファンとしましては、これを読むよりは角田さんの小説を読む方がいいだろうとは思いました。本書のファンのみなさま、すみません。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

  

『日本人の知らない日本語』(蛇蔵・海野凪子・著)読みました

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 いや~、楽しませていただきました。日本語学校に通う外国の方々の目を通して、改めて「日本語」について教えていただきました。

 まさにタイトル通りの内容で、よく使われる言葉のどこが間違っているのか、きちんと説明されていて、よくわかりました。普段世間で耳にする言葉、例えばファミレスでの「コーヒーになります」とかコンビニでのお店のお姉さんの言葉使いですとか、いつも違和感を感じている言葉についてもどこがダメなのかきちんと書かれていましたし、自分が違和感なく使っていた言葉も実は間違っていたなんてこともありました。勉強になりました。

 でも、このお二人のコンビの本は、本当に面白いですよね。面白くて勉強になる続編以降も読んでみたいです。

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)

2016年2月22日 (月)

映画の話・1087 「 復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20 」

160898_11 2012年の日本映画です。

 久しぶりに聴く尾崎豊さんの歌は、相変わらず「さすが」なのですけれど、映画としてみると、さほどどうということはありません。昔、夜中にMTVなどで観たライブ・パフォーマンスの方が凄かったくらい

 ということで、一応評価の方は☆3つにさせていただきました。けれどこれはこの映画としての評価です。尾崎豊さんの曲、そしてパフォーマンス自体はやっぱり100点です。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1086 「 ボーイズ・オン・ザ・ラン 」

150881_11 2009年の日本映画です。

 いや~、痛い、痛すぎる。いえ、それはバカにするような意味ではなくて、観ていて僕の心が痛くなったのです。もうそれこそ痛烈に。どうしてそんなに痛くなったかというと、もちろん自分にも覚えがあるから。タニシくんを観ていると自分と重なるところが多く、特に若い時の自分と重なって、痛くて悔しくて悲しくて、観ていてホント辛くなってきました。彼女を寝とられたり、その彼女を他の男まで寝とってたり、またそのことをネタに彼女をバカにされたり・・・。彼女(ちはる)自身にも問題ありなのですけれど、でも、こういうことってホント腹立つっていうか、どうしようもないくらい頭に来ますよね

 でも、いろいろなところで感想を読んでいたら、僕と同じように自分とタニシくんを重ねている人が多いのに少しびっくり結局多かれ少なかれ、みんなこういう無様な青春を送っている(いた)んですよね。自分だけじゃないことに気づいて、ちょっと安心しました(笑)。

 でも、最後、僕としてはそれでも二人は幸せになってほしかったな~。映画のような結末の方がよりリアルだとは思いますし、これでこそタニシくんだとは思いますが、それでもちょっとは救われてほしかったな~

 かっこ悪い。本当にかっこ悪い。でも、青春ってかっこ悪いものですよね。こういうかっこ悪い思い、思い出すと恥ずかしくてしかたがないようなことをたくさんして、そして少しずつ成長していくんでしょう。転んでも恥をかいても、走り続けなければ。走り続けていれば、そのうちにいいことがありますよね、ね、タニシくん。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

 

映画の話・1085 「 魔女の宅急便 」

162864_11 2014年の日本映画です。実写版です。

 世間の評価はなかなか手厳しいですね~。それもこれも元々が「ジブリ」の名作だから、それと比較してそういう評価になってしまってるんでしょうかねぇ。私はそれなりに楽しむことができましたし、それなりによかったと思うんですけどね
 確かにお話の最後のキモになっている、カバを助けるってところは、ちょっとはてなマークがつきましたけどね(笑)。でも、全体的な作りとか雰囲気は、けっこうよかったと思っています。主役を演じた小芝風花ちゃんも良かったですし(ただ、タカミ・カラを演じたyuriさんはあまり演技はお上手じゃありませんでしたけれど・笑)。
 舞台になっている小豆島もいい感じでしたし、個人的にはけっこう楽しめた作品でした

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1084 「 神様のカルテ・2 」

161568_11 2014年の日本映画です。

 ハートウォーミングな展開は、原作の持つ「味」を壊していなかったと思いますが、正直よくありますように「原作以上」にはなっていませんでした。まあ、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。出演者のみなさんはそれぞれ期待通りの演技だったと思いますが、それは「期待以上」でもなかったともいえます(ちょっと辛口ですみません)。

 結局、「及第点」の作品だったかなあと思います。観て損はありませんが、予想外に感動した!ということもありませんでした。作品としても「期待通り」「予想通り」の映画でした。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1083 「 猫侍 」

163373_11 2014年の日本映画です。本日2月22日は猫の日ということで、この作品を。

 ドラマ版は未見です。

 いや~、とってもキュートでした。いえ、猫のタマちゃんではありません。斑目久太郎こと北村一輝さんが、です。いつも眉間にしわを寄せて難しい顔をしているのですが、その実タマに心を奪われる姿はとっても可愛らしいです。ちなみに私、そちらの組合の人間ではありませんが
  
 お話の方も決して難しくなく、観ていてほっこりする作品でした。続編もあるようなので、また観てみたいと思います。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2016年2月20日 (土)

『おいしいコーヒーのいれ方シリーズ 第一部全10巻』(村山由佳・著)読みました

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 恋愛小説の名手、村山由佳さんの「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ第一部全10巻、読み切りました。主人公は5つ違いのいとこ同士、年上の「かれん」と年下の「勝利(呼び名はショーリ)」の物語です。でもいとこ同士とはいっても、血はつながってないんですけどね

 この二人のなかなか進まない恋愛事情に、読んでいるこちらとしてはやきもきしながらも目が離せなくなっていって、次の巻また次の巻という風に、どんどん読んでしまいました。基本的にはライトノベルっぽい感じですから、読みやすいんですよね。一日に二巻読んでしまうこともありました。

 2巻・3巻と読んでいくうちに、もう二人のことを見守っている登場人物の一人になったような気がしてきて、だんだんと気が気でなくなってくる。そんな感じで一気に10巻まで行きました。でもね、最後まで読むと妙な達成感もありますし。お話しとしても、ホッとしました

 あと、このお話の中に出てくるセリフや感情が妙にリアルで、そのことも途中で投げ出さなかった要因かもしれません。特に第10巻、遠距離恋愛中のショーリの心の動きや、久しぶりに会った時になぜかけんかしてしまう感じもリアルで、妙に切なくなりました。今からウン十年前、私にも経験がありますので。ただ私はこの二人のように、その後うまくはいきませんでしたけど

 とにかく、深みという点ではちょっと物足りないかもしれませんが、軽い気持ちで楽しめましたし、読み終わってなかなかさわやかな読後感が残りました。たまにはこういうのもいいですよね。

 さて実は、この後、シーズン2ということで、第二部が始まっているようです。ただこちらのほうはまだ完結していないようですし、お話の進み具合もかなり遅い(新刊がなかなか出ない)ようですので、とりあえず置いておきたいと思います。

 追伸:この作品をもし実写化したなら・・・。今だったらショーリは山崎賢人くん、かれんは木村文乃さんでいかがでしょう

 私の評価:シリーズ全体として☆☆☆☆(5つが満点です)

アクシデントは突然に

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 昨日は夕方からとある集会に出かけておりました。ただ、体調のこともありますので、少しだけ顔を出してすぐに家路につきました。

 会場のあった大阪の中心部から環状線に乗って天王寺まで。ここまでは順調に戻ってきたのですが、そのあと近鉄南大阪線に乗ろうと阿部野橋駅まで行きましたら、ん?なんだか変。改札口あたりに人があふれている。そこで放送を聞きましたら、とある区間の踏切で電車と自動車の電車の衝突事故があり、そこを含むけっこう長い区間で不通となっているとのこと

 私の家は不通区間の向こう側にありますので、これはかなり困りました。どうしようかなあと考えましたところ、奈良行きのJRを使って途中まで行き、そこから遠回りして帰ることを思いつき、途中車を停めているところまで歩いたりもしまして、結局予定より45分くらいのオーバーで帰宅することができました。こんなアクシデントがあって、なおかつ45分オーバーくらいなら、これはOKですよね

 でもね~、驚きましたわ。私が普段利用する近鉄電車って、あまりこういうこと、ないんですよね。だから驚きました。でも、アクシデントは時々起こるもの・・・って、やっぱり思っておかなければいけませんよね。そのほうが起こった時に対処しやすくなるような気がします。

 あと、余談ですが、もっと広範囲に目をやりますと、こういう事故による電車の不通・遅延って、最近多くありません?それも人身事故・・・。yahooのトップページのお知らせにも、いつも出ているような気がします。それを考えると、なんだか嫌な感じだな~と思ってしまいます。

 写真は、最後に降りた駅で、いつ発射するのかわからないまま止まっている電車です。ちなみにこの電車はこの後2時間ぐらい経ってから発車したようです。乗っていらした方、お疲れ様でした

2016年2月19日 (金)

『おいしいコーヒーの入れ方Ⅰ キスまでの距離』(村山由佳・著)読みました

Img_1479 恋愛小説の名手と言われている村山由佳さん。でもね、私以前からその作品に興味を持ちながらも、いままで一冊も読んだこと、なかったんですよね~。で今回、ふとしたきっかけで本作品を読むことになりました。初・村山由佳作品です

 いや~、甘かったですわ~。井戸田潤さん的にいうと、本当に「あま~~い」って感じです。ちょっと古いですが

 いままでほとんど交流のなかった「いとこ」と同居することになった主人公高校生男子。ところがその従妹というのが5歳年上で、おまけに美人。この二人の関係がどうなってしまうのか・・・、というお話。まあ、ありがちな、と言いますか、こんな関係があったらドキドキするだろうな~というような設定です。

 もともとこの作品は、普段あまり小説に親しんでいない若者をもターゲットにしているらしく、とっても読みやすかったです。ほんとサクサク読めました。で、読後感も爽やか。深みはあまりありませんが、なかなかに楽しむことができました

 この「おいしいコーヒーの入れ方」というシリーズ、この作品を第1作として、まだまだ続いているようです。世間の評判によればこのあとちょっともたついたりしているらしいのですが、この第1作はなかなかよかったです。この作品がよかったので、もうしばらく続編も読んでみたいと思います

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2016年2月16日 (火)

映画の話・1082 「 電車男 」

143873_11 2005年の日本映画です。

 一世を風靡した本作、ようやく観ることができました。意外に有名な俳優さん方がチョイ役で出ておられるのにびっくりでも、なによりも思ったのは、「山田さん、うまいなあ」ということです。作品ごとに卑劣な悪役、コミカルな役など、なんでもこなされて、本作ではいわゆる「オタク」青年を見事に演じきっておられました。本当に日本映画界において「唯一無二」の俳優さんだと思います

 お話の方は、エルメスがちょっといい人すぎて、そのあたりにリアリティが感じられず、そのあたりが減点ポイントではありましたが、それでもやっぱりおもしろい・楽しめるものでした。ハッピーエンドが心地よいというのもありますが、ネットの中の「仲間」の応援が泣かせるんですよね~。ネット社会というと、どうしても「孤独」という感じがしますよね。その中での「連帯感」「熱い思い」が観ているこちらの心を震わすんですよね。

 ラストもなかなか洒落ていて、心があったかくなりました。評価の方、☆3つにさせていただきました。エルメスの人柄にもっとリアリティがありましたら、4つにさせていただくんですけどね~

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1081 「 テッド 」

160461_11 2012年のアメリカ映画です。

 一言で言うと、おもしろかったです。ぬいぐるみがしゃべる、それもかなり下品なことを言う。そのかわいい・愛くるしいルックスとのギャップがたまらないんですよね~。その他、様々な過去の作品のパロディ(私は特に「フラッシュ・ゴードン」のがおもしろかったです)が効いていて、見どころがいっぱいでした
 これもまた、娯楽映画の王道ですよね。小難しいことは考えず、ただただ楽しみたい時におすすめです。

 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2016年2月15日 (月)

京都検定3級、合格しました!

Img_1544_3 昔から京都が大好きな私。京都で学生生活が送りたくって京都の大学を受験し、4年間下宿生活を送った私。その思いはその後ウン十年経っても衰えるどころかますます膨らみ続け、その思いを形にするために、とうとう昨年末「京都検定」を受検しました。

 私が受けたのは3級なのですが、3級と言っても侮るかなれ、合格率は毎年約50%。なかなかに難しい検定なのであります。そして合格したからと言って特にどうということはない。まさに「京都が好き」という人が自己満足のために受けるといった検定なのであります。

 で、1月末、その結果が送られてきました。結果は、めでたく合格。いや~、うれしい。約3カ月ほどみっちりと勉強したのですが、加齢のためなかなか頭に入らず、なかなか苦しい日々でした。でも、合格。うれしいですわ~

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 ちなみにちょっと自慢させてください。今回の合格率は50.4%。受検者の約半分の人が不合格になっています。そして私の点数は100点満点の88点。まずまずでしょ。ちなみに合格ラインは70点とされております。

 まあ、なんにしてもうれしいですわ~。ねんれいを重ねるとこうやってじぶんの力を試すってことがほぼ無くなりますからねえ。私としては、20年ほど前にラグビーのレフリーの昇級試験を受けて以来でしょうか。

 とにかく、これで「筋金入りの京都好き」になれたような気がします。これからも京都を愛し続けますよ

2016年2月 8日 (月)

『続・森崎書店の日々』(八木沢里志・著)読みました

Img_1481 先日、「森崎書店の日々」を読んで、その世界観と言いますか、描かれた街(神田・神保町)の雰囲気がとっても心地よかったので、続編も読んでみました

 今回も、前作同様いい雰囲気でした。お話自体は前作よりもちょっと哀しいものになっていましたが、その哀しみの中で苦悩する姿、そして立ち直ってゆく姿にこれまた共感を覚えました。

 前作でも同じことを感じましたが、この作品を読むと、自分もお話の中に入り込んだような気持ちになります。あの素敵な町で、あの素敵な方々と一緒に、自分も暮らしている気になります。これこそ、「読書」の醍醐味ですよね

 読むたびに穏やかな気持ちにさせてくれる、いいお話でした。

 

 追伸:ただ、サブちゃんの職業も分からないままでしたし、高野くんの恋の行くへも気になりますので、またまた続編を書いてほしいと思います。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

『森崎書店の日々』(八木沢里志・著)読みました

Img_1468 言ってみれば喪失と再生の物語。でも、そんなに深刻なものではなくて、気軽に読めるところがいいです。個人的に今はあまり深刻なものは読みたくないので、ちょうどよかったです(笑)。

 古本の町として有名な、神保町が舞台となっています。そこにある古本屋のひとつが「森崎書店」です。雰囲気のいい街、そしてそこに登場する人がみんないい人で、いろいろと事は起こるのですが、安心して読み進めることができます。

 読後感爽やかで、なかなかよかったです。映画化もされているようですので、また観てみたいですし、続編も出ているようですので、また読んでみたいと思います。で、神保町、一度行ってみたいです。行ってみたい場所の上位に入れておきたいと思います

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2016年2月 6日 (土)

映画の話・1080 「 円卓 こっこ、ひと夏のイマジン 」

163038_11 2014年の日本映画です。

 かわいい映画でした。どんなことにでも興味を持つ、芦田愛菜ちゃん演ずる”こっこ”が、日々生きていく中で心に去来する様々なことに対して、思い悩んだり凹んだりして、やがてそれなりの「答え」を導き出す・・・。多くの人々がそこにかつての自分を見出して、ちょっと切ない気持ちになるんじゃないかと思います
 イマジン=他人の気持ちを思いやる・・・大切なことですよね。大人になる過程でこのことの大切さに気づくことが「大切」ですよね。回りくどい表現ですみません。本当に心温まる作品でした

 愛菜ちゃんの演技のうまさは「さすが」でしたが、「ぼっさん」の子もよかったです。でも、私が一番「はまった」のはネズミ人間ですけど(笑)。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1079 「 暴走機関車 」

142051_11 1985年のアメリカ映画です。でも黒澤明監督原案です。

 世間ではかなり評価の高い本作品ですが、私にはそれほど響きませんでした。それなりに昔に作られた作品とあって設定自体は割に単純で、わかりやすいです。それはいい点なのですが、私としてはもうひとひねり欲しいと感じました。これ以後の作品に影響を与えている点も多いとは感じましたし、それなりに完成された作品だとは思いますが、私にとっては及第点の作品でした。高評価のみなさま、ごめんなさい

映画の話・1078 「 昼顔 」

114600_11 1966年のフランス映画です

 まずなによりも、カトリーヌ・ドヌーブが美しい。ただ美しいだけではなく、品があって、まさにこの映画の中の「昼顔」そのものでした。お話の方も心の奥にある屈折したものをうまく描いているようには思いました。それに、表現の仕方がいかにもフランス映画らしい。どこまでが幻想でどこからが現実なのかわかりにくいところが「いかにも」それらしかったです。まさに「ザッツ、フランス映画」な作品でした

 追伸:昨年でしたか、TVドラマからけっこう話題になりました「昼顔現象=奥様方の白昼の情事」は、この映画にインスパイアされたものだったのですねえ。ひとつ勉強になりました

 私の評価:☆☆☆(本当は3.5くらい。5つが満点です)

2016年2月 2日 (火)

究極の形…やっぱりあっちゃんはかっこよかった!

究極の形…やっぱりあっちゃんはかっこよかった! 今さらながらに、昨年末の話。
「爆笑問題の検索ちゃん」という番組を観ました。言ってみればよくあるネタ見せ番組、芸人さんたちがわあわあ言ってる番組なのですが、この番組が他の類似番組と違ったのは、基本的にそれぞれの制限時間がなかったこと。それと、深夜に放送されたので、芸人さん方にあまりへんなプレッシャーが感じられなかったこと。
それらは違う言い方をすると、お客さん=視聴者にあまり媚びずに、自分たちのやりたいネタがやれるということにつながったのでしょうか、どの方ものびのび演られていて、観ていても本当に楽しかったです。

さて、そのなかで特に私の心に残ったのは、オリエンタルラジオのお二人。ネタもかつて一世を風靡した「武勇伝」をベースにしたもの。それが今更なにが面白いんだ?と、観ておられない方は訝しく思われるでしょうが、これが私には感動すら与えてくれました。
かつて馴染んだ「武勇伝」で始まったネタはだんだんと進化していき、あっちゃんもどんどん調子に乗っていく。そしてますます加速度がついて、最終的には’I am a perfect human'(多少綴りが違ってたらゴメンなさい)と歌い上げ、宇宙の果てまで行ってしまう…まさにそんな感じでした。
まあ、ここまで調子に乗られたら、もう笑うしかないというか、笑いを超えた感動がありました。調子に乗ることの、ひとつの最高到達点をみせていただいた気がします。ほんと、あっちゃんかっこいい!

写真は、また別のあっちゃんがモデルではないかと思われる、飛び出しとびたくんです。

2016年2月 1日 (月)

映画の話・1077 「 スノーホワイト 」

157154_11 2012年のアメリカ映画です。

 これ、本家の「白雪姫」とはまったく違うお話ですよね?昔ディズニーで観たものとは違うような・・・。

 でも、なかなか見応えがありました。「白雪姫」をモチーフにして、まったく違うアクション&サスペンス映画に仕上げたといった感じでしょうか。なんと言ってもその映像が素晴らしかった。迫力がありながらも美しい映像には、本当に唸らされました

 ストーリー云々はともかく、その映像美、必見です。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・1076 「 私の男 」

162276_11 2013年の日本映画です。

 「私の」男ですか~。「私」が中心に据えられているんですよね。確かに、二階堂ふみさん演ずる「花」の「一代記」といった感じでした。いわゆる「近親相姦」を描いておりますので、観ていて気持ちのいいものではありませんでした。けれどそれより「花」の生きざまを、そしてそれを演ずる二階堂ふみさんの存在感を観て、いろいろなことを「感じる」、そんな作品なのでしょうね。好き嫌いは分かれそうな作品です。私はあまり好きではないのですが、妙な、そう、「癖になりそうな感じ」は感じられる作品でした。でも、何度も書きますが、二階堂ふみさん、すごい女優さんですね~。まだお若いのに。いい意味で末恐ろしいです(笑)

 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

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