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2015年7月 1日 (水)

映画の話・997 「 予告犯 」

Img_1038 2015年の日本映画です。といいますか、現在絶賛公開中です。以下、ネタばれあり・・・。

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 悲しかった、そして切なかったです。一生懸命頑張っても報われず、どんどん虐げられていく奥田(生田斗真くん)。もう本当に最悪の状況でなんとか生きている時に出会った、初めての「友だち」。その友だちとともに「社会に復讐」していくわけですが、本当の目的は・・・。この目的を知った時、やっぱりかなりグッときました。そして、仲間を脅迫している動画の「裏話」、さすが中村義洋監督らしく、こういうどんでん返しを用意しているとは!メタボ(荒川良々さん)の前にお寿司が置かれた時には、涙がちょちょ切れました

 いろいろなからくりを経て、「目的」を果たした奥田(ゲイツ)でしたが、それで「万事よかった!」「ハッピーエンド」という気にはなれませんでしたよね。動画を見て、悲惨なことを期待している・おもしろがっている人々に空恐ろしい気持ちになりましたし、ラスト、生き残った仲間が「すべてあいつのせいなんです」と、奥田(ゲイツ)に罪をなすりつけている姿を見て、「それでいいのか~」という気になりました。いえ、それは奥田自身がそうしろと言っただということはわかってるんですよ。奥田がそう望んでいたということも。でも、「それでいいのかな~」とちょっと引っかかるというわけです。生き残った「仲間」3人が、心の奥底で「奥田に申し訳ない」と思ってくれているといいな。奥田自身は「友だち」のためにいろいろ出来たことで、本望だろうとは思いますけれど

 生きるって、本当に大変ですよね。いままでそんなに苦労もせず、他人の気持ちもそれほど考えずに生きてこられた、この映画の中でいえば奥田が働いていた会社の社長みたいな人が観れば、この映画もまったくおもしろくないんでしょうね。でも、それなりに悲しい経験をし、自分のプライドを蹂躙されるような出来事も経験しながら、それでも我慢して生きてきたという人が世の中にはやっぱり多いでしょうから、そういう人にはこの作品はかなり響くと思います

 私もけっこう苦労しながら生きてきました・・・と言いたいところですが、ここに出てきた人々ほどではありません。まだまだ私は「あまちゃん」でしたわ。この世の中がこれから先、それほど良くならないだろうとは思いますが、それでも少しでも弱者に優しい世の中、そして他の人の気持ちを考えて行動することができる人が増える世の中になって行ってほしいです。

 長々と書いてしまいました。読んでくださった方、ありがとうございます。長いだけでまとまりのない文章になりましたが、切ない映画でした。優しい人、頑張ってる人が少しでも報われる世の中になればいいなあと、切に願います。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

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