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2015年2月17日 (火)

映画の話・942 「 あしたになれば。 」

Img_0921_2 先日、先行試写会で観てきました。う~~ん、青春ド真ん中ド直球観ているこちらが恥ずかしくなるくらいでした。でもね、これは悪口で書いているわけではなくて、むしろその逆。この主人公たちの年頃からウン十年経っている私も、本当に胸がキュンキュンしました

 本作、リアリティを言うなら、あまりありません。出てくる人がすべていい人だし、実際にはこんなに「うまいこと」いくわけありません。でもね、それらは枝葉の話。お話の真ん中を貫く若さゆえの悩み・不器用さ、恋にも友情にも素直になれなくてうまくやれなくて自己嫌悪に陥ったり・・・。そういう誰しもが経験する「若き日の悩み」はリアルに表現されています。特に小関裕太くん演ずる「大介」と黒島結菜ちゃん演ずる「美希」の二人のシーンは、私自身も遥か昔を思い出して(いえ、こういう素敵な思い出は実際にはなくても)本当にほほえましく、そして切なくなりました

 この二人がこの先どうなるか、現実を知っている私達「大人」は、その先の日々が必ずしも「素敵な日々」ばかりではないことを知っています。それでも、この若き「キラキラした日々」があれば、この先もまたなんとか生きていけることも知っています。現実の中でへとへとになってもこれらの日々を思い出し「またなんとか頑張ろう」と思えたりするのです。この「きらきらした日々」がその後の人生の支えになったりするのです

 ・・・とまあ、この映画を見ながらそこまで考える必要はありませんが、瑞々しい二人の姿に自分の青春時代を重ね、胸をキュンキュンさせるのもいいと思います。本当に甘酸っぱいです。南河内ののどかな風景の中、前時代的ではありますが、そして文部科学省推薦のような毒のない作品ではありましたが、時にはこんな爽やかな作品で「心の中に溜まった汚いもの」を洗い流すのもいいと思います。合わない人には合わないだろうとは思いますが、私の個人的な評価は☆5つ、つまり満点です。だって、本当に胸がキュンキュンして切なくなりましたからね。この作品、東京では3月末の公開らしいです。大手映画会社の制作ではありませんからあまり注目もされず、話題にもならないだろうとは思いますが、私は大好きです。できればたくさんの人に観てもらいたいと思います。

 追伸:監督の三原さん、若手女優を探してくるの、うまいですね~。今から15年ほど前に同じ大阪南河内地域を舞台に「あしたはきっと」という作品を撮っておられますが、その時の主演がまだあまり知られていなかった吹石一恵さん、そして尾野真千子さんが共演されてました。今回は黒島結菜ちゃん。最近注目され出しましたね。本作でも本当に存在感を発揮されてました。もう一人の主役小関裕太くんとともに、今後目が離せない存在です

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)

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