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2015年2月28日 (土)

『ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件』(宮部みゆき・著)読みました

Img_0930 久しぶりの宮部作品です。いえ、とにかく長い、本が分厚い(単行本で一冊700ページ超が三冊)ので、読むのをためらってました。けれど、職場の隣の席の同僚が「とにかくおもしろい」と薦めてくるのと、もうすぐ映画が公開になってそちらの方も気になっていたのも手伝って、それなら映画が公開になる前に読もうと決断して読み始めました。都合のよいことに現在、ちょっと時間の余裕があり、読書にあてる時間も普段よりは取れそうですし

 で、読み始めましたら、さすがに宮部みゆきさんです。もうすぐにその世界に引き込まれ、次が気になって気になってどんどん読み進めました。で、あっという間に第Ⅰ部読了です

 まず、人物の描写が素晴らしい。一人ひとりについて、姿形からその生育歴、心の奥底に持っているものまで、本当に丹念に描いている。その筆力だけでもうすごいと思ってしまいます。それに事件の描き方や、その時の学校、そして家庭の描き方まで、もう本当にその筆力に圧倒されました

 私、以前「模倣犯」を読んだ時に、小説家というのは本当にすごいなあ・・・と圧倒されたのですが、今回も本当にそう思いました。特に、人間の心の奥底に隠された、普段は自分でも目をそらしていたくなる「悪意」の描き方が本当にすごい。凄すぎて「へどが出そう」でした。いえ、もちろん褒め言葉です。それくらい読んでいてこちらの心身に影響が出たということです。

 あっという間に第Ⅰ部読了。現在第Ⅱ部を読んでおります。まだまだ救いのないこの作品、最後はそれなりの「救われた気持ち」を味わわせてくれるのでしょうか。たとえば「模倣犯」のような。このまま湊かなえさんの「告白」みたいな感じで終わったらやだな~

 第Ⅱ部、第Ⅲ部、そして映画の方にも期待して、続きを読みたいと思います。

 

 私の評価:まだ第Ⅰ部を読んだだけですが、☆☆☆☆(5つが満点です)。読み終わってこれが3つになるか5つになるか・・・。

 追伸:私、この映画にエキストラとして参加しております。どの程度使われているかは観てみないとわかりませんが。きっと話題作になるでしょうから、しっかりと使われていたらうれしいんですけどね~

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