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2015年1月 8日 (木)

『ボトルネック』(米沢穂信・著)読みました

Img_3028 人生に疲れた少年が、たった一人の親友が亡くなった東尋坊を追悼のために訪れていたところ、事故により転落してしまった。そのまま命を落とすかと思われたところ、気付いたら自分が住む金沢の犀川のほとりにいた。ただ、その自分がよく知っているはずの金沢の街は、自分が住んでいた街とは微妙に違っていた・・・。

 SFに時々描かれる一種のパラレルワールドものです。この主人公はなぜこのように「違う世界」に行ってしまったのか。そして元の世界に戻れるのか。そのあたりに興味を惹かれて読み進めたのですが、お話はだんだんとちょっと違う展開に・・・。

 始まってから途中まで本当に救いがなく、最後まで読んでもやっぱり救いがありませんでした。それに最後もちょっと余韻を持たせた・・・といいますか、読む人にとっていろいろに解釈できる終わり方・・・。すっきりした終わり方の好きな私としましては、少々釈然としないまま終わってしまいました。もちろんこういう終わり方が好きとおっしゃる方もいらっしゃると思うのですが、私はちょっとイヤな感じでした

 米沢穂信さん、「インシテミル」の時も同じように感じたのですが、最終的に私にはちょっと合わないようです。いえ、途中まではとってもおもしろいのです。おもしろくて、続きが読みたくて、どんどん読み進めるのですが、最後は「えっ?」という感じでどうもすっきりしない。読後感爽やかなものが好きな私には、悶々としてしまって、「なんだかな~~」という気持ちがずっと残ってしまいました。ただ、金沢にはまた行ってみたいと思いましたけどね

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