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2014年12月 1日 (月)

映画の話・909 「 シュガーマン / 奇跡に愛された男 」

160740_11 2012年のスウェーデン・イギリス合作映画です。

 たとえば、ミュージシャンとして成功する姿を夢見てデビューするも、結局目が出ず埋もれていく・・・などというお話は、もう掃いて捨てるほどありますよね。このお話の主人公であるロドリゲスさんも、そういう方の中のお一人・・・であったはずなのですが、いろいろな”奇跡”の結果、ご本人も知らないうちに南アフリカで”大スター”になっている、というお話。こんなふうに書くと、「そんなお話、あるわけないだろ~」と思うのですが、これが事実であると言いますから驚きです
 ただ、先ほど「いろいろな”奇跡”の結果」と書きました。確かにそこには「奇跡」としか呼べないような「なにか」が作用していることは間違いないのですが、やはりロドリゲスさんの「才能」あってのできごとであることは間違いありません。それほどロドリゲスさんの歌は、聴くものを惹きつけます
 そして、そんなロドリゲスさんを追ったこの作品も、少々作りが“荒い”と感じるところもありますが、やはり観ている私達を惹きつけます

 ただ、そんなふうに書きますと、単に「奇跡の成功譚」を描いた作品だと誤解を受けますが、実は本作品、それだけではありません。あとはやはり、この”ロドリゲス”という人物の人間的魅力が私達を惹きつけるのだと思います。印税の問題など、様々な現実的な問題についてはやはり言いたいこともあるだろうと思いますが、それらのことにはほとんど言及せず、ただ誠実に日々を過ごしておられる・・・。そういうロドリゲスさんの人柄あってこそ、この「奇跡の物語」は人々に受け入れられているんだと思います

 「事実は小説より奇なり」とはよく言いますが、本当にこんな人がいて、こんなお話があるんだなあと、爽やかな衝撃を受けた作品でした。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

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