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2014年9月

2014年9月29日 (月)

映画の話・870 「 12人の優しい日本人 」

115785_11 1991年の日本映画です。

 アメリカ映画「12人の怒れる男」は観ていません。ただ、三谷さんの脚本(監督作品も)は好きですし、以前からいい噂を聞いておりましたので、かなり期待して観ました。でも、正直私にはちょっと期待はずれでした

 いえ、おもしろかったのですよ。十分に楽しませていただきました。密室劇と言いましょうか、会話劇と言いましょうか、一人ひとりのキャラのぶつかり合いも楽しく、また、元来理屈っぽくて議論好きな私(苦笑)、とっても興味深く本作品を見せていただいたのですが、話の落とし所がちょっと納得がいかなかったといいますか・・・

 最後の「話の落とし所」に納得がいきましたら、たぶん☆5つもつけることができた作品だったと思うのですが、いかんせんその部分でちょっとしっくりいきませんでした。非常に残念

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・869 「 鉄男 THE BULLET MAN  」

152386_11 2009年の日本映画です。

 元になった(?)1989年作品はまだ観ていません。けれど噂はずっと聞いておりました。で、今回縁あって(いえ、CSでやっていたもので)こちらの方を先に観ることになりました

 う~~ん、おもしろかったですねえ。お話の方もさることながら、やっぱりその映像、そして音楽、それらをすべてひっくるめた「雰囲気」。とっても斬新な感じで、かなり引き込まれました

 もちろんこういう作品は、好き嫌い・合う合わないがはっきり分かれる作品だと思います。どちらかといえば、たとえばちょっと長めのミュージックビデオ(PV)のような感じですので、音楽好きな私はかなり気に入ったのですけどね

 先ほど「斬新」と書きましたが、最初の「鉄男」を観た人からすれば、こんなもの、まだまだ・・・なのかもしれませんね。俄然、本家「鉄男」に期待が高まりました

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年9月26日 (金)

フジTV系水曜ドラマ「若者たち2014」見届けました

P8040198 先日の水曜日、フジTV系ドラマ「若者たち2014」最終回見届けました。物語は比較的穏やかに終わっていきましたね

 思えばかなり違和感のある始まり方(第一回)で、初めはいろいろ文句も言っておりましたが、そのうちだんだんと引き込まれ、最後の方はかなり入り込んだ感じで観ておりました。時代遅れではありましたが、やっぱり魅力的な家族でしたよ。人と人とをつなぐものはやっぱり「愛」で、やっぱり「愛」がなけりゃなんともならない・・・。そんなことを感じました。こんな言葉こそ時代遅れですけどね、でも、いつの時代でもそうなんだと思います。

 最終回のラストも、非常に印象的でしたね。これからはそれぞれにそれぞれの人生を歩んでいきますが、根っこのところではつながっているといいますか、それが「家族」なんですよね。

 こうやって観終わると、やっぱり「北の国から」と通じるところを感じるのですが、杉田成道さんが伝えたいことって、やっぱりこういうことなんでしょうねえ。「愛」の普遍性を信じたくなる、いいドラマでした

2014年9月25日 (木)

映画の話・868 「 g@me  」

141165_21 ちょっと前の話になりますが・・・祝仲間由紀恵さんご結婚。ということでこの作品を。2003年の日本映画です

 ちょっと変わったラブストーリーでした。サスペンス・ラブストーリーとでも言いましょうか・・・。ただ、作品のちょうど中頃、仲間由紀恵さんの正体がわかったあたりから、俄然おもしろくなる予感がしたのですが、予感は予感のままで終わりました。もっとどんでん返しを期待したんですけどね~。まあ、期待外れになったのはこちらの勝手な期待に依るものですから、制作サイドに罪はないのかもしれませんが、それでも工夫次第でもっとおもしろい作品になったんじゃないかとは思います。

 結局はまあ、普通の恋愛映画でした。一皮むけるチャンスはあったように思うんですけどね~

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・867 「 一枚のハガキ 」

155938_11 2011年の日本映画です。

 新藤兼人監督に対するリスペクトも手伝ってか、本作品、かなり評価が高いですよね。監督人生の締めくくりとなった作品でもありますから、なおさらだと思いますが。けれど私は残念ながら正直それほど心を揺さぶられませんでした



 いえ、みなさんがおっしゃることはよ~く分かるのですよ。戦争に対する怒り、それも声高に叫ぶのではなく淡々と描くことによって監督の怒りがものすごく伝わってくる。そしてラストに描かれた希望・・・。おっしゃりたいことはよくわかります。ただ、もうこのあたりは「私には合わなかった」としか言いようがないと思います



 新藤監督監督を批判しているのではないのですよ。言ってみればむしろその逆。私の感受性が監督のそれと「合わなかった」というだけのことでしょう。「ふくろう」でも見せた監督のこういう「暗い」感じは、あまり響かないのです。残念ですが。「裸の島」には感動しましたけどね。

 私の個人的な評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・866 「 ラブ・オン・クレジット 」

81s8e5dh4sl_sl1500_1 2011年の台湾映画です。

 ある種の「アイドル映画」と言っていいかと思います。全編を通してリン・チーリンさんの魅力があふれています。それも、二役されておりますから、言ってみれば二倍おいしい(笑)

 いろいろと突っ込みどころもないわけではありませんが、気楽に観られてそれなりにさわやかな気分で見終わることができる。美女が載ってるグラビアを観る、そんな感じの映画でした

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2014年9月18日 (木)

ドラマ「聖女(第4話)」&「若者たち(第10話)」観ました

___187 まずは一週飛びまして今週火曜日(9月16日)に放送されました、NHKドラマ10「聖女」第4話。裁判に終始した今回も見どころがありましたねえ。「無罪」と聞いてホッとしたのもつかの間、次回予告を観てゾッとしました。来週以降、内容が本格化しそうで、ますます期待大です

 そして、フジTV系水10ドラマ「若者たち」。この作品には放送当初から辛口なことを書いてきましたが、ここのところ俄然おもしろくなってきまして。けっこう古臭いムードを漂わせながら、その実扱っている内容は「不登校」「オレオレ詐欺」そして最近は「リベンジポルノ」に「障がい者問題」・・・。けっこう「いま」のリアルな問題を扱っているんですよね。先週の、長澤まさみさんのために瑛太さんが立ちあがるシーンなんて、けっこう感動してしまいました。そして、実際には解決になってるんだかどうなんだかわかりませんが、家族が力を合わせて問題に立ち向かうところは、やっぱり胸が熱くなります。実際にはこんな家族、いないだろうとは思いますが、それでも「現実」には心が寒くなるようなことが多い昨今、ドラマの中ぐらいこんな感じの家庭があってもいいのではないかと思います。そして来週はいよいよ最終回、どんな結末を迎えるのかも非常に興味深いです

 楽しみに観てきた夏~秋ドラマもそろそろ終わっていくんですねえ。また次もいいドラマが観られますように、楽しみにしたいと思います。どんなドラマが始まるのか、まったく知りませんけどね

 写真は京都・宇治の太陽が丘運動公園にある、京都国体時のマスコット、未来くんの像です。若者たち・・・にちなみまして

2014年9月17日 (水)

映画の話・865 「 ゴジラ対へドラ 」

31xdzgfesal_sl160_1 1971年の日本映画です。

 子ども向け正義のヒーロー路線を突っ走っていた「ゴジラ映画」が、第一作の制作意図に少しだけ戻って社会に疑問を投げかける・・・といった感じでしょうか。大人の目で見てしまうからでしょうか、怪獣とゴジラ、どちらが勝つか?ということよりも、ヘドラを生み出した公害問題をどう決着させるのか・・・ということに関心を持って観ました

 内容的には少し中途半端な感じもするのですが、高度経済成長のさなかにあって、あまり環境問題が議論されていなかった時代にこのような問題を提起したその姿勢は、評価したいと思います。1971年の作品ということですから、もうそれから40年以上が経ちました。環境問題に対する取り組みは、少しは前に進んでいるのかもしれませんが、それでもまだまだですよね。人間の意識を変えることは難しいですし、破壊された環境を元に戻すことも難しいのですが、それでも地道な取り組みを進めていかなければいけないんでしょうね。数十年ぶりに本作品を見て、改めてそんなことを思いました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・864 「 グスコーブドリの伝記 」

158316_11 2012年の日本映画です。

 絵は非常にきれいでした。それに、幻想的なシーンも多々あって、作品の世界観(というか、宮澤賢治さんの作品全体の世界観)にマッチしているようで、非常に興味深く観ることができました。宮澤賢治さんの作品に、ますむらひろしさんの「ねこ」、もうぴったりですよね

 で、そんな感じで作品後半まで「いい感じだな~」と思って観ていたのですが、見終わってしっくりいかないことが。火山を噴火させるためにとったブドリの行動が「さらっと」描かれすぎて、もっと言うと「省略されている」と言ってもいいくらいの扱いで、「えっ?これでいいの?」と思ってしまいました。ここがこの作品の一つの「キモ」なのに
 それに、妹のネリは結局どうなったの?お父さんお母さんは・・・
 

 ハッピーエンドのような感じで描かれていますが、見終わってしっくりいかないものが残ります。本当にこれでよかったのか~?という感じが、どうしても残ります・・・

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・863 「 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル! 」

161354_11 2013年の日本映画です。

 しんちゃん映画と言いますと、どうしても「オトナ帝国」・「あっぱれ!戦国」と比較されてしまうと思うのですが、もうそろそろその二作は「別物」「別格」と思った方が良さそうに思います。この二作と比較する限り、ある程度どんな作品であっても「駄作」という烙印を押されてしまう可能性が高いからです

 で、本作。なかなかおもしろかったです。しんちゃん映画(映画だけではなく、普段放送されているアニメもですが)が元々持っている「家族愛」というテーマ。それに仲間との「友情」という味付けもふんだんになされて、非常に「いい味」に仕上がっています。子どもたちの冒険とそれにまつわるワクワクドキドキ、そして最後に待っている大団円。見終わって温かい気持ちになりました。

 最初にあげた二作とはまた違う方向のおもしろさを見せてくれた今回のクレしん映画。子ども向け作品として大満足、そして大人たちも楽しめる、そんな世界を見せてたように思います

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年9月13日 (土)

映画の話・862 「 舞妓はレディ 」

___191 2014年の日本映画です・・・といいますか、本日より公開です。

 先日、試写会で観てきました。いや~、おもしろかった。お話の方はみなさんおっしゃるように、非常にわかりやすい言ってみれば「ベタ」。舞妓を目指す少女の頑張り、そしてそれを支えるまわりの人たちとの交流・・・。とりたてて珍しいお話でもないのですけどね

 でも、それならなぜこんなに観終わった後に爽やかな気持ちになるかと言いますと、まずは主役「春子」を演じた上白石萌音ちゃんの存在です。いやほんと、たくさんの候補者の中からオーディションで選ばれたと聞きましたが、こんなにこのお話の「春子」にぴったりの子がいたなんて、ある意味「奇跡」だと思います。とにかく、かわいいんですよ~
 ただ、「かわいい」と言いましても、いわゆるよくあるアイドル的な「美人」「美形」というのではありません。言うならば「愛嬌」があるのです。はじめに登場した”ダサダサ”な姿から、次第に洗練されてゆく姿、その姿を観ているうちに「がんばれ~!」って応援したくなるのです。たぶんこれは私だけではなく、会場で観ていたほとんどの方が同じ気持ちになっていたと思うんですけどね。それだけみんなの気持ちを惹きつける魅力が萌音ちゃんにはありました。そんな彼女を主役に抜擢したという段階で、この映画の成功は約束されたようなものですよね。演技もうまいし声もいい、そしてなにより歌もうまいんですよ~。この作品の彼女、本当に素晴らしかったです。


 ただ、ここまでべた褒めしておいて、おせっかいなことを少し書かせていただきますと、上白石萌音ちゃんがこの作品の「春子」にあまりにもはまりすぎていたため、今後彼女がこの役を抜けだして、他の作品でも活躍できるのか、ちょっと心配にはなりましたけどね。ただ、たとえば「のだめ」がはまりまくっていた上野樹里ちゃんがその後の作品でもしっかりとその才能を生かし、さまざまなちがった役を演じておられるように、萌音ちゃんにも頑張ってほしいと思っています。応援しています

 そして出演者で言えば、「おかみさん(で、いいんでしたっけ?)」を演じた富司純子さん、すべてにおいてものすごい安定感でした。この方が出てこられると画面が引き締まりました。その存在感たるやさすがです。感服いたしました

 その富司純子さんと萌音ちゃんの二人の場面は、観ていて非常に「ほっこり」できるシーンが多かったです。

 他、カメオ出演の方々も含めて、出演者の方々は豪華でしたね。脇の方々の安定した演技のおかげもあって、安心して作品を楽しむことができました。そして周防監督ご自分の作品のパロディもあり、はたまた「マイ・フェア・レディ」のパロディもあり(「京都の雨はたいてい盆地に降る」は本家マイフェアレディの「スペインの雨はたいてい平地に降る」のパロディらしいです。司会の浜村淳さんがおっしゃってました。ありがとう)、全編をとおして楽しく観ることができました



 私、昔から京都の街が大好きで、それが高じて大学も京都に行きまして4年間そこで暮らしまして、卒業後京都を離れてからも、年に10回は京都を訪れております。それほど京都に思い入れを持っている私ですが、そんな私でなくても、つまりそれほど京都に思い入れがなくても、十分に楽しめる作品だと思います。これぞエンターテイメント、これぞ娯楽作品。本当に楽しく、満足させてくれる作品でした。上映時間は135分らしいですが、長さはまったく感じられませんでした。評価の方、☆4つにさせていただきますが、本当は☆4.5くらいつけたい感じです。ほんと、楽しかった

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年9月11日 (木)

映画「舞妓はレディ」の試写会に行ってきました

___191 昨夜は、今週土曜日9月13日から公開される映画「舞妓はレディ」の試写会に行ってきました。またまた当たったのです。よく当たるな~とお思いの方々もいらっしゃるでしょうが、当たったぶんの10倍ぐらい応募しているのですよ

 で、仕事終わりで大阪は本町にあります「御堂会館」に向かいました。開場の30分以上前に着いたのですが、もうすでにかなりたくさんの方が並んでおられました。

 ただ、そこで特徴的だったのは、来られているみなさんの年齢がかなり高いこと。平均年齢70歳くらいではなかったかと思います。なぜかとよく考えてみると、この試写会、MBS毎日放送ラジオの名物番組「ありがとう浜村淳です」の試写会でした。番組を聴いておられる方が応募して当たられたのですね~(ちなみに私は違います。すみません)。

 実際、試写会が始まりましたら、関西の年齢を重ねられた方のアイドル・浜村淳さんと鳥居睦子さんが出てこられて、いろいろと語っておられました

 映画の方、感想はまた近々「映画の話」で書かせていただきますが、おもしろかったですわ~。私が大の京都好きだということを差し引いても、とっても楽しめる作品だと思いました。主演の上白石萌音ちゃん、かわいいんですわ~

 この作品、観て損は無いと思いますよ。私、もう一度お金を払って観に行ってもいいなあと思っているくらいですから。たぶん忙しくてその暇は無いと思いますけど。もし迷っておられる方がいらっしゃいましたら、お勧めします

 追伸:この映画の中で、主人公「春子」のお爺さんを演じておられた高橋長英さん。この方、とってもいい人なんですよ~。私、撮影所でなんどかご一緒させていただいているのですが、私みたいなものにも気さくに声をかけてくださって、なおかつ本当に温かいお言葉をいつもいつも掛けてくださるのです。この作品を観ていて長英さんが出てこられて、個人的にはそれも気持ちがほっこりした要因でした

2014年9月 9日 (火)

映画の話・861 「 忠臣蔵外伝 四谷怪談 」

310zjphoyzl1 1994年の日本映画です。

 

 もう何作も何作も、いろんなお話が描き尽くされている感のある「忠臣蔵」ですから、変わったことをやろうという気持ちはわかります。で、「四谷怪談」と一緒の物語にする、というのも斬新な企画だとは思うのですが、結果として成功だったかというと、正直よくわかりません。何かしらお話が「散らかってしまった」感じがして、結局「なんだかなあ・・・」といった印象です


 高岡早希さんが“ヌードに挑戦”ということになりますとそればかりが印象に残りそうですが、実際はそうでもなく、見終わって荻野目慶子さんの狂気をはらんだ笑顔ばかりが印象に残りました。まあ正直、「今ひとつ」といった印象の映画でした。
 

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・860 「 海炭市叙景 」

154924_11 2010年の日本映画です。

 「海炭市」という架空の町に住む人びと(でも、モデルは函館市らしいです)の、その生き様を淡々と描いています。まさに「叙景」。景色を淡々と描いております。何かのテーマについて声高に主張したり議論したりすることは一切ありません。ただただ「叙景」であります。ちょっと変わった言い方をすれば、水墨画のような映画でした

 描かれる景色、そしてそこに住む人びとは、どこか人生に疲れた、うまく人生を渡っていくことができない人たちです。人生うまくいかないことばかり。でも、それでも投げ出してしまわずに、なんとか生きていこうとする、一人ひとりの「あがき」。そんな生々しい、ざらざらとした「生」が描かれています。でも「人生」って本当はそんなもんですよね。苦しみながら、のたうち回りながらも、目の前の「やらなければならないこと」を一つひとつ片付けていく。そして時折ほんのちょっとの幸せに巡り会う・・・。

 この作品は観る人を選ぶでしょうね。「いい」と思う人もいれば、「退屈」と思う人もいると思います。本作品を見て、淡々と描かれる人びと、そしてその人びとが住む町の様子を見て、「私もがんばらなきゃな」という気にはさせられました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

映画の話・859 「 名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ) 」

161353_11 2013年の日本映画です。

 う~~ん、正直今ひとつでしたね。自衛隊完全協力ということで舞台はイージス艦ですし、ある意味イージス艦の宣伝も兼ねながら自衛隊に対する子どもたちの理解も得ようって感じで、実際なかなか「かっこいい」映像はたくさん出てくるのですが、いかんせん中身がちょっと浅い気がしました。ちょっと偶然に左右されすぎていて、すべてのお話がわかった後も、あまり共感することができませんでした

 犯人に関することでも、ちょっと場当たり的過ぎますし、ラストあたり、蘭が救い出されるところも、実際にそれはムリですわ。蘭があの状況で救い出されるのはムリ!そんなことは万に一つもないと思ってしまって、逆にしらけてしまいました

 コナン映画というだけで、最初からある程度クオリティの高いものを求められてしまうので、制作サイドとしてはなかなかつらいものがあるでしょうが、それでもやっぱり「う~~ん」と唸らされるものが観たいと思います。制作サイドのみなさん、がんばってください。

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

2014年9月 3日 (水)

TBSドラマ「空飛ぶ広報室」観ました・・・今さらですが

51y7l6zkaml1 放送されていたのは、確か昨年でしたっけね~。当時私、観ようかどうか迷った覚えはあるのですが、結局観ないという決断を下したのでした。ただ、その後の良い評判を聴くにつれ、「ああ、観ればよかった」と後悔したものです。

 で、今年前半、関西地方ではMBSが夜中に毎週再放送をしてくれていて、それをせっせと録画していたのです。で、先日、一気に観たというわけです

 いや~、おもしろかった。ガッキーはまさにはまり役だと思いましたし、綾野剛さんもとってもよかったです。他の方々もいい味出してましたね。ムロツヨシさんが普通にいい人の役だったんで、ちょっとびっくり(笑)。あと、槇さん、自衛官らしくてよかったなあ

 そりゃ、うがった見方をすれば、あんなにいい人ばかりの職場って、現実にはないだろうって、そりゃそうだと思いますが、でもいいじゃないですか。ドラマなんだし。観て、本当にスッキリしました。

 ネタばれにならないように注意しながら書きますが、最終回に近づくにつれ、この二人(ガッキーと綾野剛くん)はどうなるのって、とっても気になっていたのです。望みと違う終わり方だといやだな~と思っていたのですが、正直、私の望みの通りの結末で、スッキリしました。非常にストイックなお二人ですから、ああいう形でもやっていけますよ

 とにかく、非常に良い評判を耳にしていました本ドラマ、確かにおもしろかったです。このドラマが放送されて、自衛官になりたいという若者が増えたというふうに聞いていますが、それも納得の、いいドラマでした

2014年9月 2日 (火)

映画の話・858 「 プラチナデータ 」

158645_11 2013年の日本映画です。

 はじめはおもしろくなりそうな予感がしていたのです。TVなどで流れるCMも、非常にこちらの心をつかむものでしたし。わくわくして見始めたのですが、それも初めのうちだけ。だんだんとお話が違う方向=陳腐な方向へ進み始め、やがてよくわからない結末へ

 何かしら惜しかったな~という印象です。原作は未読ですが、どうやら原作とはかなり違う内容になっているとのこと。映画化に際してそうなることはある程度仕方ないことだと思いますが、その結果がこうなら、原作を気に入っておられる方から見れば、相当ながっかり度合いだと思います。きっと、もう少しなんとかやりようがあったんだろうな~

 商業的な成功を考えすぎたからかどうかはわかりませんが、映画としてはとっても残念な作品になっております。おもしろくなりそうな「食材」をうまく「料理」できなかった、そんな感じの作品でした

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・857 「 ゴジラの逆襲 」

21xqwvttvgl_sl160_1 1955年の日本映画です。

 日本映画史に燦然と輝く名作である前作(第一作)「ゴジラ」を受けての第二作「ゴジラの逆襲」であります。登場する「ゴジラ」は前作とはまた別の「ゴジラ」です。前作とはまた違う「ゴジラ」が別のところで生きていたわけです。一匹が生きていたのなら、ほかのところで別の個体が生きていることも、まああり得る話でしょう

 本作、後の「悪い怪獣を正義のゴジラが退治する」という、子供向け勧善懲悪シリーズと、大人向けの名作である前作とのちょうど中間、その過渡期に位置する作品であるといえると思います。特に前作と比べると正直「深み」においては足りない部分もありますが、大阪の水産加工会社の社員がゴジラ退治に奮闘するという図式、なかなか興味深く見せていただきました。大阪生まれ大阪育ちの私としては、出演者の皆様の大阪弁も、非常に趣深かったです

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・856 「 ゴジラ (1954年版) 」

41hba685xtl_sl160_1 1954年の日本映画です。すべての「ゴジラ」はここから始まったんですよね~

 怪獣映画界のみならず、日本の映画史に燦然と輝くこの名作、ようやく観ることができました

 本作品につきましては以前から本当にたくさんの方々がいろいろと言及されておりますので、詳しいあらすじ等はそちらにお任せして、ここでは本当に私が思ったことだけを記させていただきます。

 結局、「ゴジラ」って、怪獣じゃ、ないんですね

 いえ、ゴジラは怪獣なのですよ。もっと詳しく書きましたら、作中で「恐竜時代の生き残り。それが水爆実験によって住み処をを奪われ、地上に出てきた」などと紹介されております。ですので、結局この「ゴジラ」、「核の恐怖の象徴」「核の恐怖が具現化したもの」ということになるのではないでしょうか
 東日本大震災・福島の原発事故により、「原子力は我々の手には負えない怪物である」ということが誰の目にも明らかになりましたね。いえ、ここで「原子力の是非」を議論したいのではありません。ただ、少なくても現段階において、一つ間違えば我々の手には負えない・我々の力で完全に制御することは不可能なものであることは、間違いありませんよね。その「原子力の手に負えなさ」が「制御不可能なもの=怪獣」として、「ゴジラ」という姿で描かれているのですよね。ですから本作品は、「怪獣映画」というよりは、やっぱり「反核映画」なんでしょうね。



 本作品が作られて60年、今でも核の問題が解決されず、今後も簡単には解決されそうにないこの問題。「オキシジェン・デストロイヤー」のような、様々な問題を解決してくれる必殺武器が現実にも発明されないものでしょうか。でも、この武器自体も、ほかにいろいろな「副作用」があるんですよね。やっぱり「核」の問題は難しいです。私自身は「手に負えない怪物には手を出すべきではない」と考えておりますが、そうはいっても、簡単に核《原子力》を放棄できない様々な問題があるんですよね。やっぱり難しいです

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年9月 1日 (月)

”海街dialy”(吉田秋生・著)読んでます

71ogqaikzgl1 漫画家の吉田秋生さん、私、昔大好きだったんですよね~。もう何十年も昔、確か私が大学生くらいの頃だったと思うんですが、当時発表されていた作品はすべて読んでいたと思います。「カリフォルニア物語」とか「河よりも長く ゆるやかに」とか、特に好きでした。少なからず、生き方に影響も受けたと思います。

 ただ、その後「Banana fish」を読んでいる途中ぐらいで、なんとなく離れていってしまって、この作品は途中まで読んで脱落。その後はまったく読まなくなってしまっていました

 しばらく耳にしていなかった秋生さんの名前を久々に聞いたのは確か昨年。第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を獲り、2013漫画大賞を受賞されたとの報をいろいろなところで見聞きし、「懐かし~」「読んでみた~い」と思っていたのです。で、先日、近所のtsutayaさんでレンタルしてきまして、読ませていただきました。

 なにか、絵がちょっと穏やかになってる・・・などというような感想も持ちましたが、雰囲気のある、いい作品でした。主に鎌倉を舞台にお話は進んでいくのですが、「鎌倉」という街の持つ「情緒」がうまく作品に色を添えて、登場人物一人ひとりの心を機微がうまく表現されています。私、鎌倉には行ったことがないのですが、行ってみたいなあと強く思いました。

 それとこの作品、一つひとつのお話に「小題」がついているのですが、このタイトルそれぞれが興味を惹くのです。有名な歌のタイトルだったり、小説のタイトルだったり。ちなみに最初の写真は第6巻の表紙なのですが、この巻のタイトルは「四月になれば彼女は」です。ご存じの方も多いと思いますが、私も大好きで影響を受けたサイモン&ガーファンクルの名曲のタイトルです

 現在まで発売されているコミックスは第6巻まで。まだまだ続くようですし、来年には映画にもなるようです(映画の方、キャストの豪華さも含めて、かなり話題になりそうです。三女の千佳ちゃんを夏帆ちゃんがやるのは、意外性があって特に注目です。他の姉妹は、なかなか合ってるなあと思ってます)。

 これからも注目し、楽しみにしていきたいと思います。鎌倉、行ってみたいなあ

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