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2014年8月20日 (水)

映画の話・850 「 ニュー・シネマ・パラダイス 」

115113_11 映画の話・850回記念はこの作品です

 1989年のイタリア・フランス合作映画です。

 よく、「映画好きのための映画」などと語られますよね。「少年と映画技師の心のふれあい」などと解説文に書かれているものですから、特に「映画が好き」でなければそれほど感動できないのかな?と思ったりする方もいらっしゃるようです。でも、違いますよね。本作品は、まさに一人の人間の一生・・・子ども時代からある程度年齢を重ねた大人になるまで・・・を描いた、まさに「大作」であると思います。特に「映画に詳しい」「映画に造詣が深い」ということはなくても、十分に感動でき、十分に影響を受けることができる作品だと思います。もちろん、過去のいろいろな作品にたいするオマージュもちりばめられているようですから、映画に詳しければよりいっそう楽しめるのかもしれませんが

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 この作品を観て、やっぱり人間はほかの誰かに影響を受けて「成長」していくんだなあと再確認しました。人と人との出会いによって「生き方」を考えさせられ、自分の「人生」を作り出していく。どうせなら「善き人」と出会って、いい影響を受けたいですよね。そういう人の「縁」のようなものを考えさせられました。本作においては「トト」に対する「アルフレード(映画技師さん)」の愛、その奥深さにとっても心を打たれました

 そして、母親のトトに対する愛、トトのあの少女(名前を忘れてしまいました・汗)に対する愛、そして出演者だけでなく、この作品に関わる大勢のみなさんの映画に対する愛・・・たくさんの「愛」にあふれた作品でした

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 本作品、一人の人間の人生をまるで数十年かけて見てきたような気にさせられました。トトがいかなる子ども時代を送って、どんな人に出会ってどんな影響を受けて、そしてどんな大人になっていったか・・・。ものすごく濃密な124分でした。やはり、必ず観ておきたい一本でした

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)

 

 追伸:私、十数年前に本作品を初めて観たのですが、そのときは正直あまり感動しなかったのです。それ以来「私の中の残念な作品」という位置づけだったのですが、今回縁あってもう一度観ましたら、今回はなんと大感動!観るときのこちらの状況(年齢など)により、感じ方が大きく変わるものなんだなあと、改めて痛感しました。でも、もう一度観ることができて、そして感動することができてよかったです

 

 追伸2:今回本作品をもう一度観ようと思ったのは、原田マハさんが書かれた『キネマの神様』という作品(小説)を読んだからです。この小説の中でこの映画は大きな役割を果たしております。この小説自体もよかったですが、もう一度この映画を観るきっかけをいただいたことも併せて、感謝したいと思います。

 

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