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2014年8月14日 (木)

映画の話・845 「 フォレスト・ガンプ 」

137963_51 1994年のアメリカ映画です。

 フォレスト・ガンプ。“ガンプ”はアラバマの方言で直訳すると「間抜けな」などという意味。ですので「間抜けなフォレスト」というような意味になるのでしょうか。そのフォレストが、まさに「間抜けな」までの愚直さで人生と向き合っていく。「ばか正直」などという言葉がありますが、まさにその「ばか」といった具合で、「ばか正直」に誠実に人生を歩んでいくわけです


 もちろん誰の人生にも「うまくいかないこと」はあります。フォレストの人生にも「うまくいかないこと」は多々起こります。けれどそのたびに大好きな母の教えを守り、大好きなジェニーの教えを守り、「ばか正直」に立ち向かっていくと、必ず道は開けるんですね。必ず良い結果になる。このあたり観ていて爽快で、この映画が万人受けする理由なのだと思います



 あとこの作品の中では、1950年代から80年代にかけてのアメリカのエポックメーキングな出来事がフォレストの人生とともに描かれています。かなり遊び心のある演出だと思いますが、このことと合わせて違う視点から考えてみるとこのフォレスト・ガンプという人物、「ある一人の男」というのではなくて、いわゆる「アメリカン・ドリーム」の体現者とでも言いますか、もしくは「アメリカの良心」「アメリカの夢・希望」を具体的に一人の人間として描けばこうなった・・・というような人物なのではないかと思ったりもします。時代は移り変わり、「正義」も移り変わり、その時々にいろいろな考えや行動が出てくるけれど、それでも結局普遍的な「自分の信じること」に愚直に取り組んでいけば、きっと幸せになれるよ。ほら、フォレストがそうでしょ・・・みたいな感じなのかなあと思いました

 他人を傷つけず、変な理屈をこねずに自分のしたいことをする。いつの時代でも大切なことですよね。そしてフォレストの思いはリトル・フォレストに受けつがれていく・・・。爽やかな終わり方で、あと味もとてもよかったです。この作品の本当の良さは、アメリカの文化を肌で感じ取っているアメリカの方でないとわからないのではないかと思いますが、日本人の私もその何分の一かの良さは感じさせていただきました。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

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