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2014年7月

2014年7月30日 (水)

映画の話・838 「 キッズ・リターン 」

41ow6cyw2ll_sl500_aa300_1 1996年の日本映画です。

 この作品に感動した・影響を受けたという声もいろんなところから聞こえています。でもね~、私は正直それほど感動はしませんでした。いえ、悪い作品ではなかったとも思うのですけどね



 青春期の恥ずかしいほどの青臭さ、むきだしの肌のような傷つきやすさなどなど、誰しもが懐かしく思う「若かりし頃」をうまく描いているとは思うのですが、それでも正直それほど琴線には触れてきませんでした。これは、ここで描かれたような青春を私自身が送ってこなかったからなのかなあなんて思ったりしています。個人的にはあまり共感できなかったのですよね



 まあ、個人的には及第点というくらいでしょうか。この作品を大好きな方々には申し訳ありませんが、まあ、映画も好き好きということでご容赦ください。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・837 「 M:I-2 」

2117sf799ql_sl500_aa300_1 2000年のアメリカ映画です。

 この作品、世間では意外に評価は低いんですよね。ミッション・インポッシブルファンからすれば、期待外れといった感があるのかもしれません。でも、私はミッション・インポッシブルシリーズになんの思い入れもありませんし、それが功を奏してか、本作品、とっても楽しめました



 いや~、ドキドキしました~。さすがにアクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督です。私、本作品を観て「ザ・ロック」を思い出しました。あの作品に並ぶぐらいドキドキしました。失礼を承知で書かせていただけば、主演女優さんにあまり魅力を感じなかったところが残念ですが、それでも十分に堪能させていただきました。 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・836 「 風立ちぬ (百恵・友和版) 」

416vmhke29l_sl160_1 1976年の日本映画です。

 百恵・友和青春シリーズの第5弾になりますか。このころになるともう二人は本当にセットと言いますか、二人でいる方が自然、という感じがしますよね

 ところで本作。いかにも文芸作品でした。はかない二人の恋がしっとりと描かれていて、正直刺激に慣れた今の時代ではちょっと物足りなさも感じますが、それでも前時代的な雰囲気を楽しむことはできました。高原のサナトリウムで愛を育む二人・・・、今の時代ではなかなか聞かない愛の形ですよね

 お話はそれますが、昨夏公開されたジブリの「風立ちぬ」にもとられたエッセンスを感じることができて、そういう意味でも楽しむことができました。かつては松田聖子さんの歌の元にもなったこの作品、一度は観ておきたい作品でしたので、そういう意味では観られてよかったです。 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

映画の話・835 「 刺青 IREZUMI 」

51shuigbzjl_sl500_aa300_1 1984年の日本映画です。

 1970年代に一世を風靡したアイドル歌手、伊藤咲子さん主演です。伊藤咲子さんはこの作品で一糸まとわぬ姿を披露されて、正直そういう面で当時かなり話題になりましたよね



 作品としての感想は、まあ今一つでしたね。日本文学史上に残る谷崎潤一郎さんの名作「刺青」を下敷きにしてあるということですが、これも正直、とんでもない。原作で描かれる、「刺青を入れることによって少女の中に眠っていた魔性が目覚める」というテーマ、本作でもそのあたりを描こうとしているのはわからないではないのですが、それでもその主人公の「魔性」がまったく描けておりません。その結果、お話自体もあまりよくわからないものになってしまっております



 結局は、「大アイドル伊藤咲子が脱いだ」という衝撃性だけでお金儲けをしようとした作品なんでしょうね。でも、今から思えばそれほど観るべきところはなかったように思います

 追伸:一応フォローしておきますが、伊藤咲子さんは歌手としては実力のある方だと思います。「ひまわり娘」「乙女のワルツ」などなど、私は今でも好きです。

 私の評価:☆(5つが満点です)

2014年7月27日 (日)

NHK ”ドキュメント72時間”(2014.7..25放送)観ました

Img_2765_2 先日の金曜日の夜、新聞のテレビ欄でたまたま目にとまり、どうしようかちょっと迷ったのですが、結局録画予約をしました。で、その番組を先日、観ました。NHKで金曜日の夜10時55分から放送されている「ドキュメント72時間」という番組です。その日の回は「ガソリンスタンドに72時間スタンバイし、来たお客さんにいろいろと話を聴く」というものでした。

 これがね、まったく期待していなかったのですが、観てみるとかなりおもしろかったんですわ~。おもしろいと言っても笑う方ではなく、非常に興味深かった。番組に登場した人は、インタビューした人の中の100分の1くらいのものだと思いますが、それでも本当にさまざまな人生を送っておられる。本当にしみじみとした気持ちになり、いろいろと考えさせられました。

 ここを訪れてくださっている方はもうすでに気づかれていると思いますが、実は私、かなり「へたれ」なんですよね~。ちょっと何かあるとすぐに凹んでしまう。もう仕事辞めたいよ~なんて、すぐに思ってしまう

 でもね、この番組を観て、本当に「みなさん、スミマセンでした」という気になりました。自分のなんと「あまちゃん(と言っても海には潜りません)」なことか。情けなくなりましたわ~。でもね、私、昔からそうなのですけど、「人生いろいろあるけれど、他の人もみんながんばってるんだな~」と思わされると、「よし自分も頑張ろう」と元気が出てくるんですよね。大好きな映画「大阪ハムレット」なんかを見た時にもこんな気持ちになりましたが、この番組はいわゆる「ガチ」ですからね~

 いや~、拾い物でした。まったく期待しない番組で、こんなに人生を考えさせられて、こんなに元気をもらうなんて。この番組、これからも要注意です。ちなみに先ほどHPを訪ねましたら、8月22日(21日深夜)にスペシャル番組が放送されるようです。やっぱり、けっこう話題の番組のようです

 ちなみに、写真は先日行った”あべのハルカス”からの夜景です。この灯りのひとつ一つの下に、いろんな人が生きてるんですよね~

2014年7月26日 (土)

ハルカスに上ってきました・・・2014.7.24.夜景バージョン

Img_2780 先日、友人と飲みに行きまして、そのあと、今話題の”あべのハルカス”に、ついに上ってきました。夜は9:30まで展望台の入場券の発売があり、私達はギリギリに行きましたので、あまり人はいませんでした

 2階入場券発売所で当日券を買い、まずは16階へ。そしてエレベーターを乗り替えて60階まで。こんなに上まで、それもこんなスピードで上るエレベーターもなかなかありませんので、エレベーター自体も楽しむことができましたよ

Img_2769

 で、60階に到着しまして、エレベーターを降りましたら、なんとなんと、素晴らしい夜景。東西南北それぞれについて、とっても楽しむことができました。こうやって写真で観ますとね、その良さはあまり感じられないと思うのですが、実物はほんと素晴らしかったです

 正直ね、上る前はそれほど期待してなかったんですよ。まあ、それなりにいいかなあ・・・ぐらいで。でも、実際に上りまして夜景を見ましたら、これはなかなかのものでしたよ。たかが夜景、されど夜景ですわ。世間でいろいろと有名な夜景は数々ありますが、この「ハルカス」からの夜景もなかなかのものでしたよ。

Img_2766

 あと、ちなみに左は通天閣、右は大阪城です。あの

Img_2772通天閣がこんなに小さく見えるなんて・・・

 あとね、これもTVで見たことがあったのですが、トイレがなかなか凄いんですわ。男性用は、用を足すときに背中側に夜景を背負うような感じになります。でも、出来るならば、逆にして、夜景に向かって・・・という方が解放感があっていいとも思うのですけどね・・・。いえ、無粋な話ですみません

 とにかく、とってもよかったです。話で聞くよりも、TVで見るよりも、こうやって写真

Img_2770

を見るよりも、やはり一度現場に行く方が、この感動はわかっていただけると思います。

 これは出来ればまた夏のうちに、昼間、それから夕暮れ時にまた行きたいと思います。

 ついでの話ですが、私、若い時に夜景マニアで、たとえば女の子とどこかに行くにしてもとにかく「夜景」を観に行けばいいだろう・・・ぐらいに思ってたんですよね。なにか、その頃を思い出して、ちょっと切ない気持ちにもなりました

2014年7月22日 (火)

「また次の春へ」(重松清・著)読みました

Img_2756 それほどたくさんの作品を読んだわけではありませんが、この重松清さんは本当に人の泣かせ方がうまいといいますか、「泣くツボ」をよくご存じだなあといつも思います。ちょっと「お涙ちょうだいだなあ」と思いながらもグッときてしまって、素直に涙があふれてくるんですよね。この作品にも何度も泣かされました。私、電車のなかで読んだのですが、涙をこらえるのに大変苦労しました

 本作では、「東日本大震災」によって大きく変えられてしまったそれぞれの「人生」が描かれております。7編の短編が収められております。

 たとえばニュースや新聞で「15000人死亡」などと報じられたものを目にしても、その数が大きすぎてかえって実感が持てませんよね。けれど、その一人ひとりに一人ひとりの「人生」があり、その一人ひとりには数十人数百人もしくはそれ以上の関わりのある人がいるわけですよね。

 この作品はまさにその「一人ひとり」にスポットを当て、震災に影響を受けた、もしくははっきり書くと狂わされたその「人生」が丁寧に描かれています。読んでたら、そりゃ、泣きますわ。心に響かないわけがない。中心に据えられた「テーマ」自体が非常に重いですから、読み始めた時はすぐに読むのを辞めようかと思いましたが、やめられませんでした。こういうことから目をそむけてはいけないなあという気になり、あっという間に読み終えました。誤解のないように書いておきます。テーマは重いですが、お話自体はどちらかというと「さらっ」と書かれています。あえてそうしたんでしょうね。

・ 

 個人的には「しおり」それから「五百羅漢」が特に響きました。けれど、どの作品も、すべて心に響きましたよ。

 人が生きてゆくというのは、やぱり難しいですよね。いろんなことがある、思いもよらないことが起こるのが人生だ・・・とは言いながらも、それが起こってしまった時に、どのようにそれを受け入れていくのか・・・。それなりの年齢になってもなかなか難しい問題です。その答えは、やっぱりなかなか見つからない。・・・けれど、それでも、やっぱり生きてゆかなければならないんでしょうね。切ない短編集でした。そういえば、この本の表紙にあるような、桜が散ってゆく時の切なさに似ている気がしました

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年7月20日 (日)

映画の話・834 「 伊豆の踊子 」

41ykxarf1gl_sl500_aa300_1 1974年の日本映画です。

  当時一世を風靡した山口百恵さんの本格的映画出演第一作。作品は「潮騒」と並んで以前からのアイドル映画の定番、川端康成氏原作の「伊豆の踊子」です

 この作品、なんと言いましても百恵ちゃんの演技が幼いんですわ~。はっきり書きまして、まだまだへタクソ(笑)。後の作品ではしっかりした演技を見せてくれている百恵ちゃんも、こういう時代があったんですね~。でもね、そのへタ具合が可愛いんです。まあ、お話の中の役の少女がそういうキャラですから、そういう拙い演技が成り立つんですよね。そういう意味では、いい作品を選んであるなあと思います



 お話は当時(大正~昭和初期)の様子がよく描かれていて非常に興味深かったのと、少女と書生さんの「初恋」とも呼べないような関係が可愛らしかったです。お話も、それからも百恵ちゃんの演技も初々しく、まさにすべてが初々しい映画でした

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・833 「 鍵泥棒のメソッド 」

20120330007fl00007viewrsz150x1 2012年の日本映画です。

 おもしろかったです。おもしろかったですよ。「アフタースクール」の内田けんじさんの監督で、今を時めく堺雅人さん・香川照之さんに広末涼子さんまで出演されているということになれば、おもしろくないわけありません。実際、お話の方は内田監督らしい先の読めない展開でドキドキハラハラさせていただきましたし、出演者のみなさんも魅力的な演技を見せてくださいました。とっても楽しませていただきましたよ
 
 ・・・ただね、やっぱり観る前にハードルが上がりすぎていたんでしょうねえ。私自身は、もっともっと面白いかなあと、勝手に期待しすぎていたのです。ですから観終わって、一抹の「期待外れ感」を感じてしまったのも事実。公開当時から評判も良かったですしね~。これは絶対おもしろいぞ~って、勝手に期待しすぎちゃったんです

 なにか、すみません。いえ、作品はおもしろいのです。ちょっと「残念感」が残ったのは、こっちの責任なのです。やっぱり、作品を観る前にはできるだけ気持ちをフラットにして観なければいけませんね。何度も書きますが、作品はよくできておりました

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・832 「 薄れゆく記憶のなかで 」

18_15284581 1992年の日本映画です。

 ・

 「知る人ぞ知る名作」と噂の本作、私もどうしても観たいと思い様々なレンタルDVD屋さんを探したのですが、結局見つかりませんでした。で、オークションでVHSビデオを落札し、それをDVDに焼いて、ようやく観ることができました。苦労しました



 本作を観て、まずは「粗い」という印象を受けました。お話の展開も映像も出演者の演技も、とにかく洗練されていない・・・。でもね、実はこれは悪口ではなくて、その「粗さ」「洗練されて無さ」がこの作品の大きなテーマである「初恋」の「洗練されて無さ」にとってもマッチしているのです。まさに絶妙のバランスです



本当に「初恋」って、いろんなことがうまくいかないものですよね。好きなのに無愛想にしてしまう・話がしたいのに無口になってしまう・・・。そういう「もっとうまくやりたいのに、うまく出来ない」というやるせなさみたいなものが、本作には溢れております

 本作品には、大人なら誰しもがかつて経験した「あの頃の気持ち」が詰まっております。もうかなり年齢を重ねていろんなことに「鈍感」になってきた私ではありますが、今から数十年前、若かりし頃、「あの人」の事を考えて、そして二人の「これから」を考えて、切なくなって眠れなくなったことが何度もありました。この作品を観て、本当に久しぶりに「そんな気持ち」を思い出してしまいました


 ひとつ、本作の中のエピソードに触れさせてください。確かお祭りの夜のエピソードだったと思いますが、香織(菊池麻衣子さん)が和彦に自分の秘密を明かそうとしたあのシーン・・・。ネタばれになってはいけませんので詳しい内容は書けませんが、「あの時こうやっていたら、結果は変わっていたかも・・・。」ということが人生には何度かありますよね。この時の二人も、友だちが現れずあのまま会話ができていたなら、その後の人生も変わっていたかもしれないと思うと、観ているこちらも切なくて仕方ありませんでした。そういう意味で、人生は残酷ですよね。いえ、そういうところで「縁」があるかないかが分かれるのかもしれませんが。


 映画としての完成度を言うのなら、この作品はそれほど高くないのかもしれません。けれど、これほどまでに心の奥底に沁み入ってくる作品も、なかなかないと思います。本作品を観ているうちに、観ている自分自身が「佳織」になり「和彦」になって、忘れかけていたあの頃を思い出す・・・。本当に、隠れた名作と呼ぶにふさわしい作品でした。私の人生の中でも、大切な何本かのひとつになりそうな気がします

 私の評価:☆☆☆☆☆(あえて満点にさせていただきます)

映画の話・831 「 古都 」

41wpzcrvtfl_sl500_aa300_1 1980年の日本映画です。

 であります。私、個人的に「京都」にかなり思い入れもあり、原作も大好きですので、本作品もかなり期待して観ました。・・・とは言いましても、当時の大アイドル「山口百恵さん」の主演作品ですから、もしかして「単なるアイドル映画?」という不安も多々あったのですけどね(苦笑)。けれど観終わって納得!なかなか素晴らしい出来栄えでした
 本作品、山口百恵さんの引退記念作品らしいですね。それゆえかどうかは知りませんが、非常に丁寧な作りになっている気がしました。いわゆるアイドル映画のように「そのアイドルさんだけが可愛く撮れていればいい」というのではなくて、作品としてしっかりと「いいものを撮ろう」という気持ちが感じられました。その証拠に(と言っていいかどうかはわかりませんが)あまり百恵さんと友和さんが一緒におられるシーンはありませんでしたしね



 生き別れになった姉妹が祇園祭の夜に出会う。お互いに惹かれあうが生きてきた人生の「違い」を特に北山杉の村に住む「苗子」は痛感し、一度だけ「千恵子」の元を訪れ二度と会うことはないだろうと胸に誓いまた村へと帰っていく。

 人生は本当にちょっとしたことで変わっていく。それぞれの人の人生が寄り添い、また離れていく。その「人生」の機微がよく描かれていたと思います。しみじみとした、いい作品でした

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年7月18日 (金)

誰?・・・”ぼーとにゃ~”な人たち

___169 私、以前から思ってたんですけど、TVでやってる”ボートレース”のCMありますよね?そうそう、渡辺直美さんと数人の女の人たちがタイトな衣装で踊ってるやつ

 あれね、初めはみなさん顔を隠してらしたでしょ?で、最初に「この人は誰?」って問われて顔をさらしたのが渡辺直美さんで、視聴者は「やっぱり」となったわけですよね。

 ところがその次からまず「青」の人が「これは誰だと思う」って期待させておいて、実際マスクを取ったら「ああ、この人だったんだ」ってなるはずでしたよね。でも、正直私はマスクをとっても「誰」のままでした

 で、次は現在「黒」の人と「黄色」の人が「誰だと思う?」後にマスクを取っておられますが、やっぱりマスクを取っても「誰」でした

 これって、企画として成立してるんですか

 ちなみに次は「白」の人が「誰だと思う?」ってやってはりますけど、正直もう誰でもいいですわ

 写真は猫つながりで、もうすぐ公開「ドラえもん」です

2014年7月16日 (水)

『キネマの神様』(原田マハ・著)読みました

___175  以前お友達にご紹介いただきまして、本作のことがず~~っと気になっておりました。でも、なかなか読む機会がなかったんですよね。でも、今回ご縁をいただきまして、ようやく読むことができました。で、感想・・・。

 と~~ってもよかったです。お話自体も、ふとしたことをきっかけにして様々なことがつながっていき、それがまた次の展開を生み、いろんな人の人生がいい方に転がっていくという、本当に素敵なものだったんですが、何より、このお話の中心を貫いているのが「映画に対する愛情」そしてそれを書き綴ったブログということですから、この私の琴線に響かないわけがありません(笑)

 ・

 以前からここを訪れてくださっている方々にはもう説明の必要もないと思いますが、私、映画が大好きで、時折感想も書かせていただいております。そういう意味ではまさにこのお話の中のゴウちゃんと同じ。いえ、その力量は全く違うかもしれませんが(汗)、読んでいて他人事とは思えませんでした

 ・

 ただ、私は基本的に「邦画派」、本作品に出てくるゴウちゃんはどちらかと言えば「洋画派」。本作品に出てくる映画作品も外国のものが多かったので、そのあたりだけが個人的には残念だった点かもしれません。邦画を中心に言及してくださっていれば、私のテンションももっと上がったかもしれません。・・・でも、そうなると、ローズ・バッドとのやりとりがややこしくなるか・・・

 ・

 映画が大好きで、映画ブロガーの端くれでもある私ですので、本作品は本当に楽しむことができたのですが、それほど映画がお好きでない方が読まれたら、どのような感想を持たれるかはちょっとわかりません。それでも、先述のお友達は絶賛されてましたので、どのような方が読まれてもきっと心に響くのではないかと思いますが

 ・

 どうと言うことのない日常が、ちょっとしたことをきっかけに変わっていく。実際にはこんなことはないだろうと心の中では思うけれど、同じ心のどこかの部分でもしかしたらこんなこともあるかもしれないと思ってしまう。人生の素敵な奇跡を信じたくなるような作品です。強く勧めてくださった@スジャータさん、本当にありがとう。心に残る作品でした。というか、私はこれは絶対に読まなければいけない!という作品でしたね。ありがとう

 

 私の評価:☆☆☆☆☆(個人的には、もちろん満点です)

追伸:私、映画史上に残る名作として名高い、そして本作でも大切なところで何度も引用されていた「ニュー・シネマ・パラダイス」、それほど琴線に響かなかったのですよね(汗)。はっきりいって、それほど感動もしませんでしたし、それほど好きではないのです。でも、本作品を読んで、もう一度観てみようと思いました。この夏の内に必ずもう一度観てみます。・・・まあ、それでもやっぱり琴線に響かなければ、それはもう仕方ないことですが(笑)

 

追伸2:本作品を読みながら、このお話を映画化するならキャストは誰だろうと考えておりました。で、一番に浮かんだのは新村くん。これはオダギリ・ジョーさんで決まりですね。あと歩は米倉涼子さんかなあ。もう少し若ければ宮﨑あおいちゃんでもよかったんですけど。テラシンは笹野高史さんかなあ。ゴウちゃんは思いつきません。「映友」の高峰さんは吉行和子さんかなあ。息子の「ばるたん」こと興太くんは染谷将太くんか柄本佑くん。清音ちゃんは新垣結衣ちゃん

 まあ、映画にはしにくい題材かとも思いますが、ある意味「舟を編む」にも似たところを感じるので、映画にしてみるのもおもしろいかもしれません。

2014年7月15日 (火)

フジTV系ドラマ「若者たち2014」第一回放送(2014.7.9)観ました

Img_2754 少し日が経ってしまいましたが、先週の水曜日(7月9日)フジTV系ドラマ「若者たち2014」観ました。

 私、以前からこのドラマを楽しみにしていたんですよね~。昔一世を風靡したドラマのリメイクであることはともかく、出演されているみなさんがとにかく豪華。この方々の演技が観たいということで、楽しみにしていたのです。ちなみにまず満島ひかりさんに妻夫木聡さん、瑛太さんに蒼井優ちゃん。この他にもそうそうたる面々が出演されているので、こりゃもう観ないわけにはいかないでしょうって感じです

 で、第一回を見たのですが・・・う~~ん、正直微妙。みなさまの演技はもちろん素晴らしいのですが、お話の方、それに演出。いったいどこに向かっているのかよくわからない。昔のお話を現代に持ってきたいのか、ある程度昔のお話としてやっていきたいのか・・・。お話の「狙い」がよくわからないので、こちら側もどういう気持ちの置き方で観ていいのかがよくわかりませんでした

 ただ、まだ第1回が放送されただけ。これだけでこのドラマを断ずるのは早計です。明日、第2回が放送されます。また成り行きを見守りましょう。せっかくこれだけの役者をそろえているのですから、なんじゃこりゃにならないことだけは、祈りたいと思います

 写真は本文にはまったく関係なく、先日住吉大社に行った時に撮った、路面電車です。筋肉マンスペシャル仕様です

2014年7月12日 (土)

映画の話・830 「 東京家族 」

20120703005fl00005viewrsz150x1 2012年の日本映画です。

 するオマージュ・・・ですか。確かにそうですね。リメイクではなく、「東京物語」のあの世界観を現代に置き換えて描いた・・・といった感じです。「東京物語」の原節子さんが本作における蒼井優ちゃんなんですよね。ただ、小津作品全体に通じるあの「淡々とした感じ」は本作にも受け継がれていて、それがあまり現代にはそぐわないといった感じもします。そのあたりが本作があまり受け入れられていない(つまりあまり評判がよくない)理由なのかなとも思ったりしています



 でもね、私は本作、わりと好きなんですよ。年老いていく両親と、都会に出て過ごす子どもたちとの微妙な距離感。非常にリアリティがあったと思います。誰も悪くない。誰が薄情なわけでもない。ただ、それぞれに日々の生活があって、それぞれに別の人生がある。そのような中での心の移り変わり、心の機微の描き方が絶妙で、観ていて本当に切なくなりました

 人の世は、永遠に変わらないものなど無いんですね。まさに「無常」です。みんな一生懸命に生きていて、みんな自分を、それから家族を、友達を、周りの人を大切には思っている。・・・けれど、それでもそれぞれの心の間にはいつしか「隙間」ができてしまって、時には寂しい思いもしてしまう。そういう「世の無常」をうまく描いた作品だと思います。観終わって、しみじみとした気持ちになりました

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・829 「 ミッションインポッシブル/ゴーストプロトコル 」

20110831018fl00018viewrsz150x1 2011年のアメリカ映画です。

 人気シリーズの第4弾ってことらしいです。出演されている方々のアクションや迫力ある映像は確かに見ものですね。ただ、お話自体もそれなりには楽しめたのですが、できることならもうひとひねりあれば、よりワクワクドキドキできたかも。わりと予想通りに事が進みましたので、観終わって意外性もなく、普通に「おもしろかったなあ」ぐらいの感じです
 人気シリーズを続けていくのって、大変ですよね。観ている人をいかに飽きさせないか、製作の方々も苦労が絶えないと思います。時にはそのあたりを間違って、とんでもない作品になったりもしますし(汗)。
 今作はまあ、このシリーズとしてはまあ及第点というところでしょうか。それなりには楽しむことができましたし。また、次作、期待したいと思います。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

映画の話・828 「 ストロベリーナイト 」

20120913005fl00005viewrsz150x1 2013年の日本映画です。

・ 

 TVドラマの方は観ていません。この作品だけで、どれだけお話が理解できるかな~と、少々不安を感じながら観はじめましたが、十分ついていくことができました。ただ、TVドラマを観ていれば、もっと細かい部分(特に人間関係など)がわかって、よりおもしろかったんだろうなあとは思いましたが。

 心に傷を抱えた警察官の役を、竹内結子さん、よく演じられていました。それにやっぱり大沢たかおさん、素敵ですわ。そして西島秀俊さんも。それぞれの役者さんがお好きな方なら、その演技を十分堪能できると思います。
 お話の方も、ありがちといえばありがちではありますが、「事件」のことよりも人間関係、特にそれぞれの「心」の部分に視点を置いてみた方が、より見ごたえがあるのだと思います。そういう意味で、それ以前のTVシリーズも観たかったなあと思わされました



 全体を通して降る「雨」、まるで映画「セブン」のように、陰鬱な雰囲気を演出してくれました。そしてラストの晴天・・・。けれど姫川(竹内結子さん)にだけ聞こえる雨の音・・・。きっと彼女の心には、まだ雨が降っているんでしょうねえ・・・

 今さらですが、続編を観てみたいなあと思わせる作品でした。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・827 「 思い出のマーニー 」

___152 2014年の日本映画です。と言いますか、7月26日公開のジブリの新作映画です。



 本作を観ての感想。まずはなんと言っても絵がきれい。監督さんも美術(作画)監督さんも“アリエッティ”と同じということでそれなりに期待しては観ましたが、正直期待以上でした。特に海(湿原?)の描写が素晴らしかったその時々に光を変え表情を変えるその水面、本当に美しかったです。極端なことを言いましたら、夕暮れの茜色に染まった海を観るだけでも、本作を観る価値ありだと思います。



 次にお話の方。これは賛否両論分かれる作品だなあと思いました。特に以前からのジブリ作品に心酔しておられる方ほど、この作品は「許せない」のではないでしょうか
 たとえば代表的なところでは「トトロ」それから「ポニョ」でしょうか。ストーリーはそれほど起承転結はっきりきっちりしていなくても、夢にあふれたファンタジックなところがいい・・・という作品がジブリにはありますよね。言ってみればこの作品(「マーニー」)はそういう作品群とは対極にあるような感じがします。そのあたりが「否」を招いている原因なのかなあと思ったりもしています
 お話はけっこう辛辣。描写も含めてかなりリアルなところもあり、夢や希望を感じられるところがあまりない。後半初めあたり、サイロのエピソードのところなんか、観ていてちょっと怖かったです。それに「市役所から・・・」のエピソード。夢のあるジブリ作品にしては触れていることがあまりにリアル。生活感ありすぎです(苦笑)
 そしてそのお話、結構早い段階である程度先が読めます。そのあたりも「工夫が足りん!」と世間の皆様のお怒りを買っているところなのかもしれません。でもね、私はまあそれでもおもしろかったですけど。ラストまで行って「やっぱりそうか~」ってね(笑)。


 お話を見終わって、「やっぱり人は『愛』に支えられているんだなあ」と思いました。どんなに辛いことがあったって、誰かに大切にされている・誰かに愛されてると実感できれば、人は生きていくことができるんですよね。ある種、使い古されたテーマなのかもしれませんが、私は大いに感動しました。やっぱり「愛がすべて」です

 今までにない、ちょっとサスペンスタッチのジブリ作品。公開されればますます「賛否両論」を巻き起こしそうですが、私は大いに「賛」であったことを声を大にして言いたいと思います。難しいこと・細かいことは抜きにして、私、大好きです。感動しました。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2014年7月11日 (金)

試写会に行ってきました・・・”思い出のマーニー”

___151 先日、「超高速 参勤交代」を観に行った時に応募しておいた試写会に当たりまして、昨日はジブリの新作「思い出のマーニー」の試写会に行ってきました。私の住む関西地方ではちょうど台風が直撃する時間帯でしたので、かなり心配していたのですが、結果的にはたいした雨風でもなく、試写会を楽しんでこられました

 作品の方はまず、監督さんと美術監督さんが”アリエッティ”と同じということもあり、絵がとってもきれいでしたわ~。それに、お話の方も私はけっこう感動しました。賛否両論を巻き起こしている作品ではありますが、私は「賛」の方。とってもよかったです。

 詳しくはまた近日、映画の話で書かせていただきますね

2014年7月 7日 (月)

映画の話・826 「 絶唱 (百恵・友和編) 」

21j6kbhmspl_sl500_aa300_1 1975年の日本映画です。

 日本映画史に残る、悲恋映画。本作品は、もうアイドル映画の域を超えている・・・。私も確かにそう思うのです。けれど、私はそれ以上に、観ていてカルトなものを感じてしまいました。言ってみれば「愛」に対するカルト・・・



 ネタバレになってはいけませんので詳しくは書けませんが、だいたいオープニングのナレーションにギョッとしてしまいましたし、ラスト近くのあの結婚式・・・。だいたいあのような状況で行われる結婚式自体にカルトなものを感じますし、なんと言ってもあの花嫁の顔・・・。もう何とも言えない気持ちになりました



 お話はまあ、よくあるといえばよくある悲恋ものなのですが、上記のような場面によってそれが特異なものに変質しているように思います。けれどこれはいわゆる「悪口」ではなくて、ある種の「魅力」になってるんですよね

 山口百恵さん、最初、映画に出始めたころはその作品も含めて演技もアイドルのそれだなあと思っていたのですが、本作品あたりになるともうしっかり俳優さんです。しっかりとした演技を見せてくださってます。そのような、出演者の力量も手伝って、本作品はある種異様な魅力を持った作品となっております。最初のナレーション、そしてラスト近くの結婚式の場面を観るだけでも、価値があると思います。カルトで、B級色もあって、とにかく凄い映画でした

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・825 「 綱引いちゃった! 」

20120323008fl00008viewrsz150x1 2012年の日本映画です。

 地方都市を舞台にした、普通の人々が毎日の生活の中で苦しみながらもしっかり頑張って生きる意味を見出すような映画・・・私の好みであります。ですから私、本作もそれなりに期待を抱きながら見せていただきました。出演者も井上真央さんや玉鉄さん、それから脇を固める実力派のみなさまなど、非常に魅力的でしたしね


 ただ本作、途中まではなかなかよかったのですけれど、ラストが今一つ・・・いえ、今みっつぐらいでしたわ~。ネタバレになりますので詳しいことは書きませんが、最後のいわゆる「オチ」、もうちょっとやりようがあったと思うんですけどね~。もっとすっきりした形で終わってくれれば、観ているこちらも「観終わってスッキリ!」という感じになれたのかもしれませんが、ちょっといただけませんでした。リアリティを追求しようとした結果なのかもしれませんが、ちょっと残念でした

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・824 「 つやのよる 」

20120904010fl00010viewrsz150x1 2012年の日本映画です。

 (汗)



 「つや」という女性(死ぬ寸前で、ほとんど出てきません)を中心に据えて、直接・間接を問わず彼女に関係のあった人々の人生の一端を描くという手法・・・。目の付け所はなかなかおもしろいと思ったのですが、結果的に今一つ消化しきれていないように感じました。もっともっと「やりよう」はあったようにも思うのですが

 そしてお話の核になっている、「つや」と「松生(阿部ちゃんです)」との関係、そのラストもいまいち心地よくない・・・

 全編を通してそれなりの雰囲気はありましたが、消化不良。もっと面白くなったのに・・・という気がしました。もちろん私の理解力が足りないだけかもしれませんけどね。

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

2014年7月 4日 (金)

映画の話・823 「 幸福の黄色いハンカチ 」

20100226006fl00006viewrsz150x1 1977年の日本映画です。

 ですよね

 ただ、私、「映画好き」を公言しておりながら、いままでこの作品を観たことがなかったのです。いや~、お恥ずかしい。で、今回機会を得まして、観ることができました。お話の方は、正直知っておりましたから、あとはそこに至るまでのお話だとか、俳優さん方の演技だとか、そんなところに興味を持ちながら観せていただきました



 高倉健さんは、相変わらず「健さん」でしたね~。まず「健さん」ありきで、この作品が書かれた・この作品の主人公の性格とかが決められたという気すらします。まさにはまり役でした。
 そして確か武田鉄矢さんは本作が俳優デビュー作だったんじゃありませんでしたっけ?たしかこの映画が公開されたころ、ラジオでそんなことを言ってたような記憶があるのですが。ご本人がこの映画に出て、演じることの苦労談なんかを話しておられたように思います。そののちの「金八先生」をはじめ大俳優になられた武田鉄矢さんですが、本作では初々しい演技を見せてくださってます。でも、今風の若者を気取ったチャラい青年をよく演じておられたと思います



 お話は正直以前から知っていたこともあってか、それほど感動しませんでした。ふ~~ん・・・というくらいで。最初に「名作中の名作」と書きましたが、私には実はそれほど響きませんでした。ただ、公開当時はいろいろな他の要素も手伝って、観られた人に感動を与えたんでしょうね。最近はハリウッドでもリメイクされたようですが・・・まあ、気が向いたら観てみたいと思います。私にとってはまあ、それぐらいの感動だったってことで・・・

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・822 「 名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット) 」

18_11089631 1998年の日本映画です。コナン映画第2弾です

 コナン映画としてまだ初期の作品であるからか、お話は非常にオーソドックス。言ってみれば「基本に忠実に」作られたといった感じがします。けれどそれは悪口ではなくて、基本に忠実ゆえにとってもおもしろかったです。奇をてらったような演出はありませんが、最初からハラハラドキドキ、飽きることなく最後まで観ることができました。今回の「事件」自体も興味深かったですし、かつて小五郎さんがなぜ蘭のお母さん(つまり自分の奥さん)が人質となっているのに発砲したのか・・・についても、ラストに粋な種明かしが待っておりました

 シリーズの中ではあまり有名な作品ではないのかもしれませんが、これは結構拾いものです。名作と呼んでも過言ではないかもしれませんよ

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・821 「 宮廷画家ゴヤは見た 」

20080810008fl00008viewrsz150x1 2006年のアメリカ・スペイン合作映画です。

 じ・・・。ただ、「格調高い」のは雰囲気だけで、お話の方は非常に人間くさくどろどろとしていました。特に歴史に翻弄されるロレンソ神父の「小物」っぽい、人間くさいところに、非常に興味を持って観ることができました。いやほんと、それぞれの場面で「大物」のはずなのですが、その都度その都度やることが「小物」なのです。それがなんとも情けない・・・。まあ、最期はちょっと信念を貫いた形ではありましたが。


 ナタリー・ポートマンさんはこの作品でも存在感を見せていましたね。これが後の「ブラックスワン」等につながっていくんだなあと、妙な感慨を持って観ておりました

 お話の方、ゴヤはいわば狂言回しといいますか、ストーリーテラーのような役回りで、実際はフランス革命前後のスペインの歴史に翻弄されたロレンソ神父、そしてナタリー・ポートマンさん演ずるイネスの物語です。映像は美しいですが、後味は結構悪いです

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2014年7月 3日 (木)

『九月が永遠に続けば』(沼田まほかる・著)読みました

___176 読みたい本はいろいろあるのですが、図書館に無かったり、古本屋に置いてなかったり。思い切って普通の本屋さんに行っても無かったりで、結局それらは次回以降ということで・・・。

 で、今回は古本屋さんで安価で見つけました、沼田まほかるさんの『九月が永遠に続けば』を読んでみました。帯の「第五回ホラーサスペンス大賞受賞作」という「肩書き」にも、また雰囲気のあるそのタイトルにも惹かれ、読んでみることにしました

 う~~ん、正直、どうなんでしょうねえ。サスペンスということで、「出来事」が起こった時にはその謎を知りたいとは思ったのですが、読み進めていくうちになにかしらよくわからなくなっていき、その謎がある程度解決した時にも「ふ~~ん」というくらいの感覚しか残りませんでした。

 それに、読んでいてなんともスッキリしない。読み終わってもやっぱり後味が悪い・・・。これはその内容によるのですが、読み終わっての達成感と言いますか、読後爽やか・・・というものがありませんでした。500ページ弱のそこそこ大作なんですけどね

 まあ、こんなこともあるということで・・・。

 私の評価:☆☆☆(本当は☆2.5くらい。5つが満点です。)

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