映画の話・７４８ 「 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 」

　２００６年のアメリカ映画です。

　車大好き！カーレース大好き！そこに恋愛が絡むと、ワクワクして、観ていて本当に楽しい！・・・そんなふうに思う人なら、この映画はおもしろいんでしょうね。
　でもね、私は特に車が好きでもなく、カーレースが好きなわけでもなく、こういうよくわからない「女性の取り合い」みたいなものにもまったく意味を感じませんので、この映画、まったくおもしろくありませんでした。だいたい町の真ん中であんなレースをしたら、一般の方々には迷惑で仕方がない（怒）。調べてみましたらこの「ワイルド・スピード」シリーズって、たくさん作られているのですね（汗）。かなりファンの人がいらっしゃるようですので、そのファンの方々には申し訳ないのですが、おもしろポイントがわかりませんでした。もちろん私、このシリーズの他の作品は観ておりません。他のも観ていたら、もっとおもしろかったのかもしれませんが。

　日本が舞台ということで、日本人キャストも多数出演！って感じで宣伝されていましたが、正直そのどなたもがチョイ役。JJソニー千葉さんだけがそれなりに芝居にからんでおりましたが、北川景子さんもただそばにいるだけ。妻夫木くんや真木よう子さんや柴田理恵さんは、本当にほんの１秒。正直、詐欺まがいですよね（笑）。

　かなり「こきおろして」しまいましたが、これはあくまで私の評価・感想です。ファンの方、お気を悪くなさらないでくださいね。一人ひとり趣味は違いますので、この映画を「おもしろい」と思う方がいらっしゃっても、もちろんかまいません。と言いますか、当然です。ただ私は、本作品に描かれているような世界観にまったく共感も感動もしないタイプですので、このような感想になってしまいました。「それなら観るなよ（怒）」というファンの方の声が聞こえてきそうですし、そう言われるのは当然なのですが、「機会があればどんな作品でも観てみる」というのが、そして思ったことは正直に書くというのが私の主義ですので、許してくださいね。

　私の評価：☆☆（５つが満点です）