2010年の韓国映画です。
チョン・ドヨンさんが観たくて、観ました
。「ハウスメイド」というタイトル、それから例のポスターから醸し出される淫靡な雰囲気も期待を抱かせてくれましたし・・・
。
ご主人さまがお手伝いさんに「手をつける」というのは洋の東西を問わず、また国と地域を問わずよくあることのようで、本作品でも予想通り・・・そういうことになっております(汗)。ただそこから後の展開がなかなか「えげつない」(汗)。この手の韓国映画には割とありがちなのですが、あの手この手で主人公をいじめ倒す・・・。観ていてなかなか辛かったですわ~
。
そして衝撃のラスト。「私、仕返しするわ。」と言っていたウニ(チョン・ドヨン)の、その「仕返し」が「あれ」だったというのも、ちょっと物足りない感じがするのですが、場面が変わっての例のラストシーン・・・。世間ではその「意味」についていろいろと言われておりますが、正直私、わかりませんでしたわ~(汗)。もちろん、いろいろと(勝手に)解釈することはできるのですが、そのどれもが根拠が見つからず、自分の中でも整理がつきませんでした。本当はキーパーソンである、娘の「ナミ」の心の奥底に、「何を残したか」がカギになるように思うのですが
。
ただ、監督はこの「ナミ」を主役にした続編の制作を考えておられるとの話も伝わってきておりますので、それを観れば本作の「謎」も解けるのかもしれません。
まあ、あるかないかわからない「続編」の話はともかく、本作品、お話だけみれば腑に落ちない点も多くあって、正直「う~~ん」といった感も否めません。いろいろと伏線は多くあるのですが、回収しきれていないのかもしれません
。
でもまあ、私はもともとチョン・ドヨンさんが観たかったわけですし、その点においてはある程度満足と言えるかもしれません。彼女の魅力は十分に描かれておりました
。
・・・でもできることなら、続編を作ってもらって、ラストの「謎」を解明してもらいたいです。そうしたら「スッキリ」するのになあ
。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
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