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2013年12月28日 (土)

映画の話・712 「 同棲時代 」

33_4609601 1973年の日本映画です。

 本作品、現代の若者が観ても「その良さ」はわからないのではないかと思います。今の若者はなんのこだわりもなく、きっと言うでしょうね、「好きなら、一緒に住んだらいいじゃない。」って。実際にそうしているカップルも多いでしょうし


 この作品が撮られた1970年代にも、「好きだから一緒に住む」というカップルは少なからずいました。けれど、現代の若者たちのそれとは決定的に違うところがあります。それは「罪悪感」です。現代のそうしているカップルにはほとんどないと思いますが、当時の同棲しているカップルのほとんどは、親に対してか、世間に対してか、何らかの「罪悪感」を抱いていたのです

 この「罪悪感」は「後ろめたさ」となり片時も心を離れず、その「一緒に」悪いことをしている気持ちゆえに、恋人同士二人の結びつきは強くなるわけです。

 本作品、たとえば次郎の態度に共感できなかったり、「新しい命」に対する考え方に反感を感じたりと、物語としては今一つなのですが、この時代の空気感をうまく描いていることと、やっぱり由美かおるさんの魅力とが、本作品を引き立たせています。それだけで及第点以上の映画だと言えると思いますし、この時代を代表する映画だと思います。

 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 余談:主題歌も時代の空気を表現していて素晴らしいのですが、歌っておられる大信田礼子さん、どう見ても椿鬼奴さんに見えて仕方ありませんでした。

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