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2013年12月22日 (日)

映画の話・707 「 死刑台のエレベーター 」

20100728005fl00005viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 

 吉瀬さん・阿部さん・北川景子ちゃん・玉鉄さん・柄本明さん・・・好きな俳優さんがたくさん出ておられるので、かなり期待して観ました。・・・が・・・、これは・・・なんでしょう


 元々は有名なフランス映画なのですよね?私はその原版を観たことがありませんので偉そうには言えないのですが、原版はどんな感じなのでしょう?でも、本作は、なかなか酷かったです

 まずお話。「これはありえないだろう」という出来事のオンパレード。いろいろあったエピソードの内一つくらいは何かの偶然で起こりうるのかもしれませんが(エレベーター停止の件とか)、次から次へと見せられては、「こんなこと絶対におこらないだろう」と、冷めてしまいました


 それから、人物描写。まず、主役級で登場した吉瀬さん演ずる「手都会長の奥さん」、きれいだけど性格がちょっと破たんしているような・・・。あの時々の行動はちょっとおかしいでしょう。共感できません。それから玉鉄さんが演じた警官さん。あんな人いないでしょう。平泉成さん演ずる「神会長」の行動もよくわからない・・・。こうやってあげていけば、もう納得できない・共感できない行動をする人ばかりが出てきます(笑)。役者さん方は決して演技が下手なわけではないと思うのですが、たぶん「演出」の「せい」で下手に見えてしまってます。出演された方々は、ちょっとお気の毒に感じました

 もしかしたら製作責任者の方が元ネタのフランス映画を観て、「俺もこんなかっこいい映画、撮ってみたい」と思われたところからスタートしているのかもしれませんが、結局は全くの大失敗に終わっています。フランス映画風の、ムーディーな雰囲気を醸し出そうとしているのは伝わりますが、それがまったくお話にマッチしておらず、単なるこっけいな感じに終わっています。ラストも・・・なんじゃそりゃ?でした

 多くの方がこれも角川映画の「笑う警官」との共通点を指摘されています。私もなるほどなあと思いました。どちらも雰囲気重視。でも雰囲気だけで中身がない。観終わって、何かしら悲しくなりました

 私の評価:☆(5つが満点です)

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コメント

50年代のルイ・マルの方かと思って読んじゃいました。
笑っちゃいました。
私はこっちの方は見てないのですが、ichi-papaさんがこんだけケチョンケチョンに言うんだから、多分今後も絶対見ないでしょう。
是非、ルイ・マルの方はご覧下さい!
最近はヌーベルバーグは嫌いじゃとおっしゃる方が多いのですが、そもそも新しいものを生み出された先人に対する畏敬の念は忘れてはいけないと思います。
音楽にも造詣の深いichi-papaさんのことですから、きっと気に入っていただけるものと信じております。

なるへそさんへ

 私、その原版の方は観ていないのですが、きっと本作、それをそのまま日本版に移行したのではないかと思います。ですからとっても滑稽なことになったんでしょう。

 話のタネに一度ご覧になられてはいかがですか(笑)

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