映画の話・701 「 アントキノイノチ ~プロローグ~ 天国への引越し屋 」
スピンオフ作品は、ほとんどの場合本編を上回ることはないですが、この作品は別。俳優さんもいい演技をしながら、切り口もいいところを突いていながら、ラストの持って行き方・脚本の失敗で駄作に終わってしまった残念な本編と比べて、こちらは派手さはないものの、しっかりと登場人物の心の機微を描き出せていて、良作となっています。出演者、お話の展開とも、ちょっと地味ではあるのですが、それでもしっかりと足が地についている感じで、安心して見ていられました
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出演者が地味・・。
もともとどういう経緯で作られた作品なのかは知りませんが、単なる「お涙ちょうだい」に終わってしまった本編と比べて、地味ではありますが味わい深い作品となっております。本編でがっかりされた方々にも、見ごたえがある作品となっているのではないでしょうか。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
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