映画の話・711 「 僕の初恋を君に捧ぐ 」
まずね~、不治の病=難病ものというだけで、ひねくれ者の私なんかは「どうせ面白くないんだろうな~」と思いながら観るわけですよ。ですから、個人的な評価はどうしても低くなる。本作も始まってすぐに「そういう目」で観はじめました(笑)。
。いえ、お話のテーマ自体はあまり好きではありません。「お涙ちょうだい」はやっぱり駄目ですわ。それから「いかにも少女マンガ」っぽいキャラクターもいまいちいただけない。でもね、それでもそれなりに楽しめたのは、主演のお二人、岡田将生くんと井上真央ちゃんの「熱演=存在感」のおかげに他ならないように思います。その時々の言動(たとえば心臓移植の件で、ドナーのご家族のところに行った時のことなど)には「それはちょっと違うだろ~」と思うところも多くありましたが、若い時はそういう「間違い」も犯してしまうもの。そういうところも含めて、お二人の姿にはリアリティがあり、私にもかつてあった「キラキラした青春時代」を思い出さされました。いえ、高校の入学式の時のスピーチみたいなものは、現実にはありませんけど(笑)
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こういう「難病もの」が大嫌いな私ではありますが、本作品には、☆3
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
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