フォト
無料ブログはココログ

« 秋の京都に行ってきました(大徳寺・今宮神社編) | トップページ | 秋の京都に行ってきました(雲林院、紫式部・小野篁の墓編) »

2013年11月28日 (木)

映画の話・696 「 ルパン三世 カリオストロの城 」

33_4409421 1979年の日本映画です。

 

 ルパンシリーズ最高傑作としての呼び声も高い本作、数年ぶりに何度目かの鑑賞をしました。う~~ん、やっぱりおもしろい。完成度が高い

 よく言われますように、この作品は「ルパン三世シリーズ」というよりは「ジブリシリーズ」に位置付ける方がいいようにも思います。私が子供の頃に観ていたTVシリーズはもっとハードボイルドで、もっとエロティックでしたから(笑)。ですので元々の・・・と言いますか、コアな「ルパン三世」ファンのみなさまからすれば「物足りない」というご意見もおありなのも理解できます
 
 ただ私は今回改めて鑑賞してみて、本作はいろんな意味でバランスがうまく取れていて、老若男女、またある程度どんな趣味の人でも楽しめるように作られているなあと感心しました。これがいわゆる「名作」「傑作」との評判をほしいままにしている所以ではないかと思ったりしています。お話の方は「勧善懲悪」もので最後にはすっきりしますし、アクションも楽しめます。絵柄もいわゆる「ジブリ調」でとっても親しみが持てます。ルパンと銭形警部との妙な友情も興味深いですし、クラリスとの「淡い恋」もロマンチックです。お色気のほうは・・・まあ、「不二子」の出番があまりありませんので、ちょっと残念ですが



 よく知られたラストの銭形警部の名ゼリフが心を打ちます。あのセリフはこの作品をまさに象徴しているようなセリフでしたね。「奪われた」のはクラリスの心だけではなく、観ている私たちすべての「心」なのかもしれませんが。

 とにかく、ルパン映画史上・・・というよりは日本アニメ映画史上に残る傑作です。もうほとんどの方がご覧になられているとは思いますが、もしまだの方がいらっしゃいましたらぜひともご覧ください。この映画、そしてあのラストのセリフは、やっぱり知っておかなきゃ。

 追伸:銭形警部の声を演じられていた納谷悟郎さんも今年の初めに亡くなられましたね。非常に残念です。特に本作での銭形警部は本当にかっこよかったです。ラストのセリフはもちろん、個人的にはニセ札工場を見つけて、それを全世界にTV中継するシーンでの演技が大好きでした。先に逝かれた先代ルパンの山田康雄さんと、あの世でも「追っかけっこ」をしてくださいね。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)

 

 

 

 

« 秋の京都に行ってきました(大徳寺・今宮神社編) | トップページ | 秋の京都に行ってきました(雲林院、紫式部・小野篁の墓編) »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 秋の京都に行ってきました(大徳寺・今宮神社編) | トップページ | 秋の京都に行ってきました(雲林院、紫式部・小野篁の墓編) »