フォト
無料ブログはココログ

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2013年9月

2013年9月27日 (金)

映画の話・684 「 婚前特急 」

20110214006fl00006viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 

 たとえば「在日ファンク」ですとか、ミュージシャンとしての浜野謙太さんはよく知っておりますが、演技者としての姿は全く知りませんでしたので、まずはそれが観たくて本作品を観ました。が、観ているうちに浜野さん演ずる「田無たくみ」が鬱陶しくって仕方がなくなってくる(汗)。その自己中心的・周りが見えて無さ加減に本当に腹が立ってくる・・・。これって、結局、浜野さんの演技がお上手だということですよね(苦笑)。ミュージシャンとしても異彩を放っておられますが、俳優としても「なかなかやられる」ということを知って、なにかしらうれしかったです

 で、お話の方、正直最後はこうなるんだろうなあと最初からわかっておりましたが、それでもまあそれなりに楽しく見せていただきました。もちろん違和感を覚えるところもいろいろとありましたが、こういう作品はそういうことをいちいち言っていてもキリがありませんので。吉高さんも無理なく演じられていて、最後はそれなりのところに収まって、それなりに楽しませていただきました。 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

映画の話・683 「 光の雨 」

18_13027331 

 2001年の日本映画です。

 昭和40年代の日本に大きな衝撃をもたらした、連合赤軍事件をモチーフにした劇中劇です。あさま山荘事件当時小学校中学年だった私は、詳しことはわからないながらも、TVの中のあの「鉄球が建物を破壊するさま」を食い入るように観ていたことを、今でも鮮明に覚えています。

 本作品、先述のように「劇中劇」の形式をとっていますが、なぜそうしたのかはよくわかりません。事件当時の若者と、それを演じる(本作製作当時の)現代の若者との対比が目的だったのかなあとも思いますが、この映画が撮られてからも少し時間がたってしまった「今」となっては、それもよくわからなくなってしまいました。

 それでも、やっぱり「連合赤軍」に参加した若者の思い、そしてその集団がいかにして「自滅」の道をたどったかなどについては、よくわかった気がしました。それなら普通に(劇中劇にしないで)お話として撮れよ!って話ですが(汗)。でも、多少なりとも当時を知っているものとしては、それなりに「感じる」ものはありました。

 本作品を観て、改めて「連合赤軍」について、そして「あの時代」に対して興味がわいてきましたので、次は先日亡くなられた若松監督(ご冥福をお祈り申し上げます)の「実録、連合赤軍への道」を観てみたいと思います。 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

 

2013年9月25日 (水)

映画の話・682 「 シーサイドモーテル 」

20100318007fl00007viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 オムニバス・・・ではないのですが、4組のカップル(とは言い難いグループもありますが)それぞれの人間ドラマが、微妙な重なり具合で描かれています。軽い気持ちで観始め、実際に軽い感じで物語は進んでいくのですが、唐突に「軽くはない出来事」が起こります

 その、時折起こる「軽くない出来事」に違和感を感じましたので、正直私は今一つのめり込めなかったのですが、それなりには楽しめました。でも、「おしい」というのが本当のところでしょうか。麻生久美子さんは輝いてましたけどね

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・681 「 太平洋の奇跡 」

20101227016fl00016viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 たとえばかつてよくあった「戦いを肯定するような映画」や、その反対の「なにがなんでも戦争反対」という映画の、その両方とも本作は違います。いえ、もちろん「戦争反対」を主張する作品だとは思いますが、それよりも、「『戦争』という苦難の時代のさなかに生きた、ある一人の男の物語」といった方がよさそうです

 物語の方は、ある程度予想通りのところもありましたが、それでも戦争中に日本にもこんな人がいたんだなあと、少し誇らしい気持ちになりました。もちろん、映画になるにあたって、かなり美化されてはいるでしょうけどね

 単に「戦争反対」を声高に叫ぶのではなく、「戦争」という時代に生きた、歴史の中に埋もれていた一人の人間の生きざまの発掘・・・。戦争映画の新しい方向を示しているのかなあ、などということも感じました。もちろん、正面切って「戦争反対!」を叫び続けることも、大切なことですが

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2013年9月23日 (月)

TBS系「半沢直樹」最終回見届けました(2013.9.22放送)

Img_2045 なんで~どうして~

 その話は後にしまして、ついに「半沢直樹」最終回を迎えましたね~。昨日は朝からそれが楽しみで、それに合わせて生活をしていたくらいの感じでした。言ってみれば、子どもの頃の大みそか、レコード大賞の前にお風呂に入ってしまうみたいなものです

 

 で、いよいよ夜9:00始まりました。お話もそうでしたが、なによりも達者な役者さん方の演技対決本当に見応えがありました。特にあの取締役会議(でしたっけ)の場面での堺雅人さんと香川照之さんの演技もうこれ、なんでしょう。堺さんの、香川さんに土下座させようとする時の演技も鬼気迫るものがありましたが、それに対する香川さんの土下座の演技、あんな土下座ありますかもうすごすぎます。凄すぎて笑ってしまいました。撮影の現場にいたらどんなに感動しただろうなんてことも、考えてしまいました

 いえ、決してふざけているわけでも茶化しているわけでもないのですよ。もちろんバカにしているわけでもない。本当にお二人の演技に感服しているのです。もう本当に凄すぎます。この最終回の、あの演技をみることができただけでも、本当に得した気持ちです。録画すればよかった。あの演技だけは、何度でも見たいという気にさせられました

 それに、世間ではあまり評判が良くなかったとも聞いていますが、私は上戸彩さん演ずる花ちゃんにも癒されました。ある意味、半沢さんがあんなに世知辛い会社でやっていけるのも、家庭で花ちゃんが癒してくれるからじゃないかとすら思いました。

 あと、鶴瓶さん、いい役でしたね。たぶんワンカットだけしか撮ってないのですけど、それが何度も何度も使われて、いろんな意味でいい役でした

 ・

 お話の方は、う~~ん、どうなんでしょうねえ。今まで毎回スッキリさせてくれていたのに、最後の最後で非常にスッキリしないものを残してくれました。これは早く続編が観たいものです。ドラマでも、映画でも。

 でもとにかく、夏の終わりから秋にかけて、とても楽しませてもらいました。個人的には「激流」「Woman」「夫婦善哉」そして「半沢直樹」と楽しみにしていたのですが、これですべて終わってしまいました。また秋からの楽しみを見つけなければなりません。フジTV系で「リーガル・ハイ」があるようなので、それは観ようと思っていますが。みなさんもまたお勧めがありましたら教えてくださいね。あ、そうそう、ちなみに来週のスペシャルドラマ「The Partner」に、私、日本兵役で参加しています。でも、ほとんど映ってないと思いますが

 写真は、ドラマ前半で主な舞台になった、東京中央銀行西大阪支店こと阪急梅田本店です

2013年9月18日 (水)

映画の話・680 「 笑の大学 」

20041018008fl00008viewrsz150x1 2004年の日本映画です。

 いわゆる密室劇。ほとんどの場面が「役所さんと稲垣さんの対話・会話」という形で進んでいくのですが、これが本当に秀逸。コメディやユーモアというものの本質を見せていただいた気がしました。ちょっとホロっとさせるラストもなかなかのものですしね

 もちろんこの作品の素晴らしさは、三谷さんの力量によるところ大ですが、合わせてそれらを表現する演じ手、つまり役所さんと稲垣さんの存在によるところも大きいと感じました

 三谷作品としては比較的初期の作品ですし、最近の「マジックアワー」や「ステキな金縛り」ほどは注目されていなかった頃の作品だと思いますが(いえ、私が知らなかっただけかもしれませんが・汗)、なかなかよく出来た作品だと思います。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

続きを読む "映画の話・680 「 笑の大学 」" »

映画の話・679 「 キンキーブーツ 」

20060807004fl00004viewrsz150x1 2005年のイギリス映画です。

 特に有名な監督さんが撮ったわけでもなく、特に有名な俳優さんが出ているわけでもない。けれど、とってもいい映画です

 何がいいって、まずテンポがいい。くどくどとした説明等は一切なし。テンポよくお話が進んでいき、せっかちで合理主義の私にはまさにうってつけ(笑)。そしてお話自体も、本当によくできている。よくできている、というか、実話を元に構成されているらしいこのお話、無理・無駄がない

 特にお金をかけなくても、いろいろな工夫で「いい映画」を撮ることができるという、その見本のような映画です。イギリス映画界の意地と心意気を見た気がしました

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年9月15日 (日)

”Someday”完璧版はどこへ

41vk4977svl_sl500_aa300_1 先日、急に佐野元春さんの”Someday"が聴きたくなりました。この曲、さすがに名曲でありますのでほとんどのベスト盤などに収録されているのですが、どうせ聴くのならかつてよく聴いたアルバム”No Damage”から聴こうと思いまして、早速家の近所のT○UTAYAへ

 

 この”NO DAMAGE”は、佐野元春さんが初期の活動に一区切りをつけ、ニューヨークに旅立つ前にファンに残していった、いわば非常に「意味のある」ベスト盤なのです。ただヒット曲を集めたような、「売らんがため」のベスト盤とは、一味違うわけです。私もまだ若かったころ、よく聴きました。聴き込みました

 で、借りてきまして聴いてみますと、なんと意外なことが。あの”Someday”のイントロの、車のクラクションの音が消されている


 いやいや、これはいけません。私、この曲は、あのクラクションの音があって、初めて「完璧」になれると思っています。あのクラクションの音、それからタイヤのスリップ音によって、「都会の街中にいる『自分』の孤独」みたいなものが表現される訳です。あの音から、「街の歌が聴こえてきて~」に続くわけですから

こうなるとどうしても、あの「完璧版」が聴きたいと思い始め、そうなるといてもたってもいられなくなる私。でもそれ以降のベスト盤のものは、すべてクラクション音が消されているらしい・・・。う~~ん、困った。どうしましょう・・・。困っていたところ、ひらめきました。そうだ、確かこの曲を収録したオリジナルアルバムがあったはず

 先ほど再びTSUT○YAに行ってきまして、今度はオリジナルアルバム(3枚目のアルバムになるようです)である、その名も”SOMEDAY”を借りてきまして早速聴きましたところ・・・ありました。「てぃりり ドンドンドン(ここまでドラムの音) タタラタララタタン タララタタン♪」・・・とあの名曲のイントロが流れる中、バックに車のタイヤのスリップ音、そしてクラクションの音・・・。いや~、懐かしい。

 久しぶりに「完璧版」を聴くことができてうれしくなるとともに、あの当時を思い出してちょっと切なくなりました

 ちなみにあの音は、佐野元春さんが仕事でロス・アンジェルスを訪れた時に録音したものらしいですcar

 

2013年9月14日 (土)

映画の話・678 「 カイジ2 人生奪回ゲーム 」

20110726007fl00007viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 前作「カイジ」が、高評価ではあるものの私には合わなかったので、ほんとうはそんなに観る気はなかったのですが、一応「乗りかかった船」的な感じで続編である本作も観てみました。カイジ、また地下に戻ってるやん・・・

 前作以上に勝負に次ぐ勝負、裏切りに次ぐ裏切り、どんでん返しにつぐどんでん返し、そのあたりはそれなりに楽しく観ることができました

 ただ、それでもやっぱりその「勝負=ヤマ場」の盛り上げ方が今一つなんですよね。もっともっとギリギリ・ジリジリとした心理戦を期待したかったのですが・・・

 前作よりは楽しむことはできたのですが、やっぱり大切な場面での「カイジ」の詰めの甘さに辟易したりしたので(ラストあたり・・・)、まあ「それなり」の作品かなあ・・・って感じです

 前作同様、出演者も豪華ですし、セットもお金がかかってる感はあるのですが、なにかしらちょっと残念な気がしました。個人的にはもう「3」は必要ないなあと思っているのですが・・・(だってまたそれならカイジは地下からでしょう?何回同じ失敗をしたら気がすむねん!って感じです)。

 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

続きを読む "映画の話・678 「 カイジ2 人生奪回ゲーム 」" »

映画の話・677 「 カイジ 人生逆転ゲーム 」

20090130003fl00003viewrsz150x1 2009年の日本映画です。

 世間での評価はかなり高いんですよね・・・。まあ、合うか合わないかでかなり評価の分かれそうな作品ですが、正直、私には合いませんでした

 借金のカタにゲーム(勝負)をさせられ、それに敗れると地下に送られ強制労働をさせられる。・・・でも、復活のチャンスもある・・・。(ブレイブメンロード、簡単そうだし・・・。)

 こういう作品でリアリティ云々を言うのもおかしな話だと思うのですが、それでもどのエピソードをとっても「なにか違うなあ」と違和感を感ぜずにはいられませんでした。それに、さいごまで「カイジ」のバカさ加減にもちょっと辟易しましたし・・・。最後も「そういう状況で、そんなに酒飲むか~」って感じでしたし

 正直、私にはちょっと楽しめませんでした。心理戦も、ちょっとなあ・・・って感じでした。同種の作品なら、個人的には「ライアーゲーム」のほうがおもしろかったかな・・・。ファンの皆様には、スミマセンでした

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

2013年9月13日 (金)

大江千里さんの”凱旋”コンサート、観に行きました

Img_2167 先おとといの9月10日(火)、仕事終わりで大阪・サンケイホール・ブリーゼで行われました大江千里さんのコンサートに行ってきました。先日書かせていただきましたように(http://ichi-papa.blog.eonet.jp/default/2013/09/post-0ba0.html)、会場に到着するまではいろいろあったのですがなんとか開演5分前に滑り込むことができましたよ

 大江千里さんと言えば、かつてはジャパニーズ・ポップスを代表する歌手でしたよね~。「格好悪いふられかた」あたりが一般的には一番有名なのかな。私はデビューしたころから実はファンでした。コンサートも何度も行きましたよ。住んでおられたところも私の生活圏と同じ南河内で、高校はなんと同じ駅(でも、向こうの方が偏差値は上)、ちなみに大学はうちの次男が現在通っているところ・・・ということで、かなり親近感もありますしね。

 ただ、たしか5年前だったと思うのですが、急にアメリカに渡られて、本格的にジャズの勉強をするということで、完全に生まれ変わられての、今回のコンサートということになりました。

 いや~、よかったですよ。一言で言うと、温かいコンサートでした。私、ジャズはあまり分からないのですが、非常に親しみやすい曲ばかりで(そういう意味では、本格的にジャズがお好きな方はどんな感想をもたれるかはわかりませんが)、楽しい時間になりました。それに、曲は完全に以前とは違うものでしたが、あいまのmcなんかはかつてのそれとあまり変わらず、懐かしく聴かせていただきました

 かつてはジャパニーズポップスの代表といった感じで恋を歌い、50歳を越えてジャズにたどり着く・・・。いろいろな人生を経てそこにたどり着かれたんだなあと思うと、聴きながら感慨深いものがありました。う~~ん、これも人生ですよね

2013年9月12日 (木)

日テレ系”Woman”観とどけました。

Img_2162_2 ついに昨夜は日本テレビ系ドラマ”Woman”の最終回でした。ここでも何度か書かせていただきましたように、私、このドラマが大好きで、初回から欠かさず見ていたんですよね。でも、もう最終回か~

 

 

 昨夜もよかったですね~。”Woman”らしい最後でした。お話だけみれば、特にどうということはないんですよね。いや、ラストはそれなりにホッとしましたけれど。でも、見どころはやっぱり出演者の方々の演技、特に満島ひかりさんと子どもたちの交流の場面だと思います。

 

 いや~、昨夜も何度か泣かされました。それもね、グッとくるのはどのシーンも特にどうということのない場面。満島さん演ずるお母さんと子どもたちが楽しそうにしているのをみると、それだけで涙がこみ上げてきました

 

 

 うちの子どもたちがまだ小さかった時のことを、いつもいつも思い出しますし、また別の視点で、何気ないことが実は幸せだということも再確認させられます。

 

 本当に、不思議なドラマでした。ストーリーで引っ張るというよりは、出演者の演技、それからその方々のセリフの応酬で魅せる、非常に見応えのあるドラマでした。こういうドラマ、次はいつ見られるのかなあ・・・。でも、こういうある種マニアックなドラマがそれなりに視聴率を稼ぎ、それなりに話題になったのは喜ばしいことですよね

 

 「激流」が終わり、「Woman」が終わった今、あとの楽しみは「半沢直樹」ですね。「激流」のあとのNHKドラマもみていますが、これはちょっと別の視点で観ていますので、純粋にドラマを楽しんでいるという感じではないかな。でも、この夏から秋は、いいドラマをたくさん見ることができて、うれしかったです。満島さん、それからあの子役のお姉ちゃんをやってた子、素晴らしかったなあ

2013年9月 7日 (土)

A-studio 柳楽優弥さんの回(2013.9.6放送)観ました

Img_2001 昨夜は、TBS系で放送されている「A-studio」観ました。ゲストは俳優の柳楽優弥さん。

 柳楽優弥さんは14歳の時にカンヌ映画祭で主演男優賞を受賞されたんですよね(作品は是枝監督の「誰も知らない」です。悲しい映画だったな~)。で、そのあと数本に出たあと、仕事が来なくなった。若くして注目された故の挫折と言えるかもしれませんが、仕事がなかった時は、車のディーラーで洗車のアルバイトや、居酒屋さんでホール係のアルバイトもされていたらしいです。酔っ払った客相手の仕事は、なまじ顔が知られているだけに辛かったでしょうねえ。実際ご本人も、涙を浮かべて「辛かった」と言っておられましたね。

 でも、そのあとこんな風にも言っておられましたね。あの辛さがあったから、俳優としてもう一度一生懸命やろうと思った、と。

 それと、柳楽さんが立ち直るにあたってもう一つの大きな力になったのが、奥さんの豊田エリーさんです。彼女、CM等でキュートな笑顔を見せてくれていますが、私も以前から「この娘、可愛いだけではなくて、絶対に人柄もいい子やなあ」と思っておりました。お話をうかがっていると、本当に「いい人」のようです。古い言い方ですが「内助の功」ということばがぴったりのようです

 人間、順風満帆にやってきた人より、苦労をし、辛い思いをしてきた人の方が絶対に強いのです。それから、そんな人の方がおもしろい。絶対に魅力的です。ここのところちょっとなかずとばずでありました柳楽さん、実は今話題の「許されざる者」にも出演されております。これを機に、もう一度輝きを取り戻してもらいたいと思います。そして、今度は「本物の」俳優さんになってほしいと思います。応援しています

2013年9月 5日 (木)

『若きウェルテルの悩み』(ゲーテ・著)読みました

Img_1880 いや~、ついに読み切りました。文学史上に燦然と輝く名作、文学史年表に必ず記されている作品で、私も昔からその名前は聞いたことがあったのですが、今まで読もうという気がしなかったのですよね~。私、海外文学作品の、あの格調高い訳し方があまり好きではないのです。ですので、死ぬまでにこの作品を読む機会があるなんて思ってもみなかったのです。

 ところが、以前も書きましたが、今年の父の日に次男からこの本がプレゼントとして送られてきまして、こうなったら読まないわけにはいかない・・・ということで、今回ようやく読み切りました。あ~、時間がかかった

 でもね、お話の方、思っていたほど高尚なものではなく、言ってみればよくある恋愛もの。それも悲恋ものですわ。文豪ゲーテの手による作品ですが、こんな感じの「平たい」作品だったのかと、その点にはちょっとびっくりしました。

 でも、この作品は1774年に発表されたとのことで、今から250年くらい前の作品なのですが、内容としては・・・と言いますか、恋する若者の気持ちって、変わってないんだなあと痛感しました。自意識過剰と言いますか、自分のことしか見えていないと言いますか。まあ、自分にも覚えはありますが、年齢を重ねてから振り返ると、本当に赤面ものです。でも、考えてみれば今から1000年以上前に編まれた「万葉集」に載せられている歌にも、今の自分たちと同じような気持ちが歌われているのですから、まあ人間の気持ちなんてものはほとんど変わりないということですかね

 でも本当に、自分からは絶対に手に取ることがなかったであろう作品を読むことができて、なおかつその内容がかなり「ひらたい」ものであるということを知ったのは、かなりの収穫でありました。そういう意味では、誰かに薦めてもらった作品を読むのも、新しい世界が開けて、いいものですね

2013年9月 4日 (水)

映画の話・676 「 天国は待ってくれる 」

20070110007fl00007viewrsz150x1 2007年の日本映画です。

 まあ、正直に書きますと、予想通りにお話が展開していきますので、観終わった後も「ふ~~ん」というくらいの感想しか出てきません。途中、「おっ、これからどうなっていくのかな?」と興味を惹かれたところもありましたが、結局は予想通り。特に感動というものもありませんでした。いえ、そんなに悪い映画でもないのですけどね、だいたい最初の設定=小学生の男の子二人と女の子一人が「俺たち、これからずっと一緒な!」って、そんなの無理に決まってますから、その段階からちょっとリアリティがないなあと思いながら観ておりました。出てくる人がみんな「いい人」なのもちょっとありえませんし(汗)

 最初の段階でリアリティがなかったにしては、それなりにいい作品に仕上がったとは思いますが、それでもやっぱり一定レベル以上にはなれませんでしたね。観終わってみれば、もう少しなんとかなったかなあ・・・という思いもしてきて、ちょっと残念な作品でした

 追伸:この映画を観て収穫だったのは、岡本綾さんの存在です。いろいろありまして現在はもう引退されてしまいましたが、雰囲気のある、こんなにいい女優さんだったんだなあと、いまさらながらに確認してしまいました。こう考えてみると、やっぱり引退は残念でしたね。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・675 「 長崎ぶらぶら節 」

18_12283441 2000年の日本映画です。

 私、この手の「文芸大作」的なものには興味がわかず、食わず嫌いならぬ「観ず嫌い」になっていたのですが、観てみるとなんのなんの、かなり楽しませていただきました。ひと昔、いえ、ふた昔もっと以前の「古き良き日本」を舞台に、「古き良き日本人の心」を描いております

 それでは「古き良き日本人の心」とはどういうものか?それは一言でいうならば「辛抱」でしょうか。自分の思いのままに突っ走るのではなく、いろいろな状況を考えて「我慢」をする。これが今では忘れ去られつつある「日本人の心」ではないかと思います。この、日本人の「美徳」がこの作品では本当によく表現されておりました。「時代劇=武士道」以外でこれらのことを表現してくれている作品に出会うことは稀ですので、本作品、そういう意味では稀有な作品であると言わざるを得ません。合わせまして、他人のために尽くすことの美しさであるとか、義理人情を大切にすることであるとか、「お金」などではないもっと大切なものの存在を、しっかりと思い出させてくれました。

 合わせて、長崎の街並み、花街・お座敷で歌われる歌の素晴らしさ・舞いの美しさなど、日本の「美」を堪能させていただきました

 目にも耳にも美しく、お話自体も心に響く、しみじみとしたいい作品でした。

 追伸:私は原田知世さんのファンなのですが、この作品での芸者姿も美しく、そういう意味でも満足のいく作品でした

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年9月 2日 (月)

ダブル・レインボウ

___39 私の住む大阪南部~奈良県地方、今日は午前中を中心に、ほぼ一日雨でございました

 でもね、実は私が朝起きた時は、まだ降っていなくて、ちょうどichigo(柴犬♂たぶん9歳)とmikan(柴犬♀たぶん2歳)の散歩のときには、赤赤とした空だったのです。で、そこで観たのは、なんと虹でした・・・。

 あれ、こんな話、先日もしましたよね(http://ichi-papa.blog.eonet.jp/default/2013/08/post-79bd.html。でもね、先日と違うことが一つ。今日の虹はなんと二重だったのです。最初の写真がそれ、ただ、写真ではよくわからないんですよね。写真中央ちょっと右寄りに、割とはっきり分かる虹が映ってるでしょう?写真でいえばじつはその1センチく___48らい左側に、もう一本虹が出てるんですよね。家のアンテナのあたり

正直、写真ではわかりにくいですが、ちょっと違う視点で見ましたら、左側の虹が(光線の加減だと思いますが)今日はかなりはっきりしている(二枚目の写真)。それを観るだけでも、これまた素晴らしかったです。

 今日から9月の仕事が始まります。今月は私、かなり忙しいことが予想されます。なんと言いましても、ここ2年半やってきた仕事の結果が出てくる月なのです。気合いを入れ直して今日からまた頑張らねばと思っていた矢先の「虹」でしたので、「おっ、これは吉兆かも」なんて思いましたが、実際仕事に行きましたら・・・まあ、普段とあまり変わらない、変わり映えしない職場の雰囲気でした。それでもがんばりますけどね。「人を相手とせず、天を相手とせよ」ですわ。

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »