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2013年8月31日 (土)

映画の話・674 「 ばかもの 」

20100921006fl00006viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 初めはね、成宮君演じる「大須くん」のばかさ加減に辟易し、まさに「ばかもの」だなあと思って、「軽い気持ち」でみておりました。ただ、その「ばかもの」が次第に限度を超えて、戻ってこられないようなところにまで堕ちていく様子を見るにつけ、「軽い気持ち」で観ることはできなくなってきました

 今、「大須くん」を「ばかもの」呼ばわりしましたが、この作品に出てくる人のほとんどが、実は「ばかもの」だったりします。内田有紀さん演ずる「額子」はもちろんのこと、宗教にはまってしまうあの女の子も、白石美帆さん演ずる「先生」も、み~んな「ばかもの」です

 でも実は、世間のほとんどの人が、みんな「ばかもの」的な要素を持っているんですよね。誰しもが「ダメな」部分を持っている。もちろん私も。そういう大多数の人の象徴的な存在が「大須くん」であり「額子」であったのかなあと、観ているうちに思ってきました

 現実的にはあそこまで堕ちてしまう前に気が付かなければなりませんし、あそこまで堕ちたらなかなか社会復帰するのは難しいとは思いますが、でもそこは「映画」ということで・・・
 ラストは非常に美しく、これ以後の明るい未来を感じさせてくれて、よかったと思います。ちょっと美しすぎる気もしますが・・・。そうそう、この映画、音楽がとってもよかったということも付け加えさせていただいて、そろそろレビューを閉じさせていただきます
 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

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