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2013年8月

2013年8月31日 (土)

映画の話・674 「 ばかもの 」

20100921006fl00006viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 初めはね、成宮君演じる「大須くん」のばかさ加減に辟易し、まさに「ばかもの」だなあと思って、「軽い気持ち」でみておりました。ただ、その「ばかもの」が次第に限度を超えて、戻ってこられないようなところにまで堕ちていく様子を見るにつけ、「軽い気持ち」で観ることはできなくなってきました

 今、「大須くん」を「ばかもの」呼ばわりしましたが、この作品に出てくる人のほとんどが、実は「ばかもの」だったりします。内田有紀さん演ずる「額子」はもちろんのこと、宗教にはまってしまうあの女の子も、白石美帆さん演ずる「先生」も、み~んな「ばかもの」です

 でも実は、世間のほとんどの人が、みんな「ばかもの」的な要素を持っているんですよね。誰しもが「ダメな」部分を持っている。もちろん私も。そういう大多数の人の象徴的な存在が「大須くん」であり「額子」であったのかなあと、観ているうちに思ってきました

 現実的にはあそこまで堕ちてしまう前に気が付かなければなりませんし、あそこまで堕ちたらなかなか社会復帰するのは難しいとは思いますが、でもそこは「映画」ということで・・・
 ラストは非常に美しく、これ以後の明るい未来を感じさせてくれて、よかったと思います。ちょっと美しすぎる気もしますが・・・。そうそう、この映画、音楽がとってもよかったということも付け加えさせていただいて、そろそろレビューを閉じさせていただきます
 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

映画の話・673 「 神様のカルテ 」

20110610016fl00016viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 

 原作がよかったのでそれなりに期待して観ましたが、正直今一つでした。何かしら、どれをとっても中途半端なんですよね。登場人物の描き方も、人と人とのつながりの描き方も、いろいろな背景も。ですので観ていてそれほど感情移入できないのです。物語の最終盤で加賀まり子さん演ずる「あずみさん」に対して看護士さん(池脇千鶴さんだったかな?)が「私たちもあずみさんに元気をもらってます」みたいなことをいうシーンがあるのですが、「え、なんで?」と思いました。いえ、原作を読んでいればわかるのですけど、映画だけではそれは伝わらないのではないかなあ・・・という意味です。

 これは脚本の問題なのかもしれませんね。原作はすでに読んでおります。で、それなりに感動いたしました。ですので本作に対してもそれなりの期待感を持って観たのですが、正直「残念」でした

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

2013年8月30日 (金)

最後の”夏休み”・3

Img_2132 では、昨日の続きを書かせていただきますね

 先斗町からまたまた知恩院あたりを抜けて(途中で有名Img_2124な鞄やさんである「一澤帆布」さんの横を通りました。写真右。)、まずは蹴上のインクラインあたりにやってきました。インクラインについては各自調べていただきたいのですが(説明を省略してすみません)、このあたり、春になると桜がキレイなんですよね~(最初の写真です)。

Img_2135 このあと、南禅寺にまわりまして、まずは山門を堪能。かの大泥棒・石川五右衛門がその上から景色を見て「絶景かな」とのたまったという山門です。そして、これもかの有名な水路閣。ここはもう本当に、いろんな映画やドラマにも登場しておりますよね。何度行っても趣のあるところです。私もたくさん写真を撮りましたが、昨日のベストショットはこれかな。でも、まるで一枚の「絵」のようです。もちろんこれは私の写真の腕がいいのではなくて、単に「景色がいい」というだけなのですけれど。でも、ここにきてようやくなにか「旅行に来たなあ」という気になりました。いえ、決して旅行ではありImg_2144_2
ませんが

 

 

 

 この「水路閣」、一体何をする建物なのかと思いますが、実は上をミスが通っております、いわゆる通Img_2147
水橋といった感じです。なにか、ローマ帝国のようですねえ。こんな感じです

 

 

 

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 このあと、京都市動物園の横を通り、岡崎(平安神宮のそば)の、車を停めてある駐車場まで戻ってまいりまして、昨日の「京都、自転車でぶらぶら」はおしまい・・・でございます。ああ、舞妓さんと写真を撮りたかった・・・まだ言ってますが。次にそんな機会がありましたら、必ず声をかけたいと思います

 

 

2013年8月29日 (木)

最後の“夏休み”・2

Img_2115 東山五条・清水寺のあたりから西に少し移動し、まずは六波羅蜜寺に行きました。六波羅蜜寺といえば教科書には必ず載っていた空也上人の、あの「南無阿弥陀仏」が口から出てきている像ですよね。でも本日はその像は観てきませんでした。前回来た時に見ましたので

で、そのあと鴨川から一つ東に入った路地を北上していましたら、なんとなく風情のある街に出ました。京都を代表する花街・宮川町です。実は私、初めてきましたImg_2117
が、本当に風情のある街でした。お茶屋さんが立ち並Img_2119
び、これが夜になると店の前の提灯にも灯りがともり、本当に風情があるんだろうなあと思いました。まあ私は、夜にここで「遊ぶ」ことは一生無いんだろうと思いますが

 実は私、本日初めて知ったのですが、お茶屋さんの玄関のところにImg_2118、舞妓さん(芸妓さん?)の名前が掲示されてありました(写真右)。それぞれそのお茶屋さんに所属?している舞妓さん・芸妓さんがこういう形でお知らせされているのかもしれませんねえ

 で、実は私、ここで本日一番の「後悔する出来事」がありました。ちょうどこのあたりを自転車で流していたとき、浴衣を着た、まだ化粧をしていない舞妓さん(芸妓さん?)がお一人、お茶屋さんから出てこられたのです。私、声をかけて写真を撮らせていただこうかと思ったのですが、生来の小心者ゆえ、結局声をかけられず仕舞い。もし断られたとしても、やっぱり声をかければよかったと、家に帰ってきてからも後悔しきりでした

Img_2121
 このあと、ずっと北上してまいりまして、ちょうど四条通りに出たあたりで、最近ちょっと売れてきている吉本興業の若手漫才コンビ”プリマ旦那”さんがスタッフの方々と歩いているのに遭遇しました。たぶんMBS「ちちんぷいぷい」の「若旦那21」のコーナーのロケだと思います。今日はTVに出たり、TVのロケを見たり・・・ですImg_2123_2

  そしてそのまま北上し、先斗町あたりへ。写真は、京都を舞台にしたドラマでは必ず出てくる辰巳大明神です。写真左もそうです。見覚えあるでしょ

  このあと、南禅寺あたりまで戻るのですが、またまた長くなりましたので、あと一回、次回に続くということで、よろしくお願いします

最後の”夏休み”・1

Img_2094 本日、私、”夏休み”をいただいておりました。で、何をして過ごそうかなあと先日から考えていたのですが、数日前にうまいこと「また、例の”お楽しみ”に来てくださいませんか」とのお誘いをいただきましたので、いつものように早朝から参加してきました。本日は”現代物”、場所は平安神宮のそばでありました(最初の写真は、早朝の平安神宮です)。

 ”お楽しみ”の方は朝10:00くらいに終了し、せっかく京都まで来たのだからと、いつものように周辺をぶらぶらしました。

 今回は事前に行く場所を決めてはいなかったのですが、いつも車に積んである折りたたみ自転車に乗って、岡崎~知恩院~円山公園~祇園・宮川町~蹴上インクライン~南禅寺あたりをまわってみました。起点は本日車を停めた岡崎(平安神宮そば)です。

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左の写真、知恩院さんから下りてきたあたりです。この道、よくImg_2104
映画等で使われてますよね。”クローズドノート”なんかにも出てきたような・・・。ついでに、向こうに見える門を出ると、こんな景色が見られます(写真右)

Img_2108 このあと南へ下りまして、円山公園へ。私の大好きなしだれImg_2111
桜がありました。でも、春の、花の盛りの頃には、もう何年も来ていませんが

 円山公園の奥には、坂本龍馬と中岡慎太郎の像があります。ここにも寄らせていただいて、ちょっと御挨拶をしてきました。

 

Img_2112  そのまま南へ、清水寺方面へ行きますと、こんな碑を発見。御陵衛士の屯所あとですって。御陵衛士とは、簡単に言
いましたら新選組から分かれて出た”武士”の集団ですわ。伊東甲子太郎なんかが中心となってましたっけ。NHKドラマ「新選組」では谷原章介さんがやっておられましたよね。こんなところにも幕末を偲ばせる場所がありました

Img_2114

 このあたりから進路を西にとりまして、鴨川方面に向かいました。路地をうろうろとしていたのですけど、そこからいつの間にか花街・宮川町の小路に入っておりました。ここでの写真も風情があるのですが、長くなりましたのでまた次回、ご紹介させていただきますね。よろしければまたお付き合いください 

2013年8月27日 (火)

最近の私を支える“名言”

___40 最近の私、ある言葉にずいぶん支えられております。その言葉とは・・・

 人を相手とせず、天を相手とせよ

 という、西郷隆盛さんのお言葉です

 私がこの言葉を知ったのは、今月の中頃、TBS系TVで放送された、戦争最末期に沖縄の知事さんをされた方の人生を追った、「生きろ!」というスペシャル番組の中でです。とあるシーンで知事さんが部下に対してこの言葉をおっしゃったのです

 この言葉、「人を相手としない」というあたりで、ともすれば横柄な、えらそうな印象も受けますよね。でも、本来はそういう意味ではないのです。

 いわば、「正しいことをやっていても、まわりの人はそれをいつもいつも正しく評価してくれるとは限らない。そのような『あいまいな評価』を気にせず、常に『天』に向かって自分が正しいと思うことをやっておればいいのだ。そうすればいつかは正しく評価をしてくれる人も出てくるし、必ず道は開ける」というような意味ですかね

 以前から時折書かせていただいておりますが、私の職場環境、なかなか厳しいものがあります。仕事の「お相手さん」はまあいいのですが、同僚と言いますかまさに職場環境がまあ・・・ねえ・・・。正直、イヤになることも多いです。けれど、そんなときには、最近はこの言葉を胸に、とにかく「自分が信じること」をやっていこうと思って気持ちを奮い立たせております___41

 まあでも、この言葉は今後どこに行っても、通用する言葉だと思います。どんな環
境でも「信じることを貫く」・・・。大切ですね。これからもこの言葉を胸に、地道に頑張っていきたいと思います

 写真は、私の自転車での通勤路の一場面です。なだらかな坂なんですけれど、なにかしらまっすぐ空に向かって行っているようで、爽やかな気分になります。ちなみにこんな道を、ずっと通っていっております。かつては大坂から斑鳩まで聖徳太子さまが通った道ですって

2013年8月24日 (土)

映画の話・672 「 白夜行(日本版) 」

20101029006fl00006viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 いや~暗い映画でしたね。作品全体の「暗さ」を表現するためだと思いますが、せりふも「ボソボソ」言って聞きづらいですし、画面のトーンもずっと薄暗かったように思います。私、原作未読、TVドラマも未見ですが、これらの「工夫」自体は、作品全体の雰囲気にはマッチしていたように思います

 ただ、主演の堀北さん、どうなんでしょう。私はちょっとイメージが違ったかな。いえ、原作を読んでいませんので、本当のところは何とも言えませんが、この作品だけを観ていても、ちょっと違うかな~と思ってしまいました。相手役の高良健吾さんはさすがでしたけど。

 暗い作品でしたが、「宿命を抱えた人間(達)の一代記」としてはよくできていたのではないかなあと思います。この内容をよくこの時間でまとめたなあと思います。気持ち的に「下がってる」時にはお勧めできませんが、まあ時間があるときに観てみてもいいのでは・・・といったところでしょうか

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2013年8月23日 (金)

映画の話・671 「 麒麟の翼 」

20110831026fl00026viewrsz150x1_2 2011年の日本映画です。TBSドラマ「新参者」の劇場版らしいです。

 私はそのTVドラマを観ていませんが、この映画だけで十分に楽しめました。かつてTVドラマ「ガリレオ」の映画版として「容疑者Xの献身」という作品がありましたが、それと同様にこの作品だけでしっかりと存在感を発揮しております。・・・ただ、この二作を比べるならば、やっぱり「容疑者X・・・」のほうが上ですけどね

 始まってすぐに主役級の俳優さんである中井貴一さんが殺されてしまうので、「どうなってしまうんだろ~」と心配したのですが、途中途中にしっかりとエピソードとして出てこられました。お話自体もしっかりと作られていて、サスペンス&人情劇として楽しむことができました

 

 ただ、ひとつ納得できない・・・といいますか、物足りなかったのは、中井貴一さん演ずる「青柳さん」の社会的な名誉が回復されなかったこと。警察がいろいろ調べて真実がわかり、家族もずっと信じていた・・・というのはいいのですが、社会的には「青柳さんは殺されても仕方ないような悪いことをしていた」と思われているままですよね。これ、具合悪いことありません。少なくとも私はすっきりしませんでした。せっかく途中で柄本くんが出てきて「真実と違う」と言ってくれてるんですから、そこのところも「やっぱり青柳さんはいい人でした。鶴見辰吾さん演じる小竹こそが悪かったのです」みたいに劇中のTVででも流れてくれれば、すっきりしたんですけどねえ

 ガッキーはあまり関係なかったのね。本当は、もうちょっと本筋に絡んでほしかったのですけど・・・

 いろいろ書きましたが、それでも映画としてはしっかり楽しめました。私は東京=人形町のことは全く知りませんが、その界隈のことに詳しければ、もっと作品を楽しめたのでしょうね。でも、とにかく、だいたい予想したぐらいの楽しみは与えてもらえました。これぐらい楽しめれば、まあよしでしょう。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

 

 

 

 

 

2013年8月20日 (火)

えっ、そうだったの!(「半沢直樹」の小木曽さん!)

7bb431639e3f6a62b6bad4d9289abeee1 ここのところ世間でも大人気のTBSドラマ「半沢直樹」、私もとっても楽しませていただいております・・・というお話は、ここでももう何度も書かせていただきましたよね。先日は大阪編のロケ地めぐりにも行かせていただきましたしhttp://ichi-papa.blog.eonet.jp/default/2013/08/tbs-e18b.html

 このドラマ、お話ももちろんおもしろいのですが、出ておられる役者さんが、みなさん実力派といいますか、魅力のある方ばかり。堺さんはもちろんのこと、奥さん役の上戸彩さんにもいつも癒されておりますし、鶴瓶さんや赤井さんも「いい味」を出しておられます。

 その「いい味」を出しておられる役者陣の中で、前回までの大阪編、私の中にものすごいインパクトで忘れられない印象を残した方がおられます。「人事部の小木曽さん」を演じた緋田康人(ひだやすひと)さんです。この方、最初のお写真に象徴されておりますように、とにかく憎ったらしい。出てくるだけで腹が立つ。あのしゃべり方、あの笑顔、あの机をバンバン叩いて相手を追い込む姿がめっちゃイヤ。もう、夢にまで出てきそうでした

 でもね、観ている人にそこまでの気持ちを抱かせるというのは、悪役を演じる役者として、ある意味大成功と言えますよね。そりゃもう、本望だと思うわけです。そして、そこまでの気持ちを抱かせるということは、やっぱりうまい役者さんだと言えるのだと思います。

 で、緋田康人さんについていろいろ調べてみましたら、なんとびっくりな経歴がわかりました。この方、お笑いコンビの「ビシバシステム」の「・・・じゃ、ない方」の方だったのですね

 みなさん、「ビシバシステム」ってご存知ですか?ある程度年齢の行かれた、それもお笑い好きの方しかご存じないかと思うのですが、私はよ~~く知っております。今から25年くらい前ですかねえ、シュールなコントをよくやられてました。私は割と好きでしたよ。で、その当時、ビシバシステムと言えば、相方の住田隆さんの方が有名で、緋田さんはいわゆる「・・・じゃないほう」だったというわけです(ちなみに住田さんはその頃からコンスタントにいろんな番組に出られていて、今でもドラマなんかによく出られてます。私がよく覚えているのは、紳助さんがやってた「なんでも鑑定団」の出張鑑定の司会です)。

 ビシバシステムはよく見ておりましたが、実際は住田さんの印象が強く、相方のことはよく覚えていませんでした。それが実はこの小木曽・・・いえ、緋田さんだったとは。びっくりしました。そうそう、緋田さんは、当時は「西田康人」という名前でやっておられたようです。

 一時けっこう人気のあったビシバシステムは、「布施絵理」さんを加え3人で活動していた時期もあったらしいです。私はその頃をすでに知りません。その後緋田さんが役者に専念するために辞め、男女コンビになったようですが、その後は残ったお二人も俳優活動が忙しくなり、現在は活動休止状態らしいです。私、このことでも驚いたことがあるのですが、「布施絵理」さんって、「ふせえり」さんですよね。三木聡監督の映画によく出ておられて、独特の味のある演技をされる方です。この方も元々はコメディアンだったんですか

 少し話はそれましたが、小木曽・・・いえ、緋田さん、もとビシバシステムの方だとは驚きました。当時は本当に目立たず、「・・・じゃ、ない方」だったのですが、今や注目の俳優さんです。人生、どう変わっていくかわかりませんねえ。自分の信じた道をしっかりと歩んでいくのが、「納得いく人生」を歩むコツなのかもしれませんねえ。そんなことを感じさせてくれた、小木・・・いえ、緋田さんでした

2013年8月19日 (月)

梅田から天王寺まで歩いてみました(2013.8.17)

Img_2046 先日ここでも書かせていただいた「半沢直樹 大阪ロケ地めぐり」の時のこと。思い立って梅田まで行ったのですが、そこでまたまた思い立ちました。そうだ、時間もあるので、梅田から天王寺まで歩いてみようと。で、ちょうど地下鉄御堂筋線の上にあたるあたりを歩いてみましたよ

 スタートは東京中央銀行大阪西支店・・・いえ、もとい、阪急ビルです。ここから御堂筋を南下して行きました。余談ですがこの阪急ビル、中を改装する前の姿が映画「ブラック・レイン」で使われてますよね

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 少し歩くと左(東)側に露天神社、つまりお初天神です。このあたりにはたまに来るのですが、横を走っていたのが御堂筋だったんですねえ。

Img_2052 で、そのまま10分くらい歩くと、中之島に到着。このあたりには歴史的な建造物も多く、また大きなビルも林Img_2054
立しております。

 そして中之島を抜けて地下鉄・淀屋橋駅を過ぎると、北浜のあたりに出ます。このあたりはなにかしら高級な感じがしますねえ。普段の私の生活にはまったく関わりのないような空間です。こういうところのオフィスで働いて、仕事終わりにこのあたりの高級レストランで食事をする。そしてマンションのおしゃれな部屋に帰る・・・。こういう昔の、石田純一さんが出ておられたトレンディドラマのような生活、してみたかったんですけどねえ(笑)

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 そしてまた少し歩いて、地下鉄本町駅を過ぎたあたりで「松尾芭蕉終焉の地」の石碑を発見。南御堂の前あたりです。
「旅に病んで 夢は枯野を かけめぐる」ですなあ。

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 そしてまたまた少し歩くと、クリスタ長堀のあたりに出ました。もうすぐ心斎橋です。一応、こういうものも撮っておきました。わかる人にだけわかってもらえればいいです

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 そこを過ぎると、本格的に心斎橋・なんばの繁華街に出ます。街中も急に人が多くなってきました。左の写真は大丸心斎橋店の裏側です。

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 そして道頓堀。ここでは「ロケ地写真」を撮るために少しうろうろしました。詳しくは先日の記事にて。スタートしてここまでだいたい一時間くらいで到着しました

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 そのあと、繁華街をあとにして、大阪球場(これも余談ですが、宮部みゆきさんの名著「火車」に登場した場所です)を過ぎたあたりから、人影もまたまばらになります

 左の写真はちょうど大黒町駅のあたり。大黒主Img_2080神社
ですって。この神社が由来となって、この駅名がついたんでしょうかねえ。そして今宮高校です。ダンスで世界的に有名です

Img_2081 そして新今宮あたり。地下鉄の駅で言いますと動物園前ということになります。駅の壁に動物の絵が書いてあるのは、昔も今も変わりません。左の写真はドラマ「半沢直樹」で赤井英和さんが「竹下金属」を営んでおられたあたりです。

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 そしてここからちょっと東に進路をとりまして、新世界
の中を通り、ディープ大阪であるジャンジャン横丁を通りまして、天王寺まで戻ってまいりました。アベノハルカスが出迎えてくれました

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所要時間だいたい2時間でありました。私はたぶん他の人より歩くのが早いので、普通に歩くと3時間ぐらいかかるのかもしれません。もし同じように歩こうと思われたら、一応そのくらいは計算に入れておいてください

 

 

2013年8月18日 (日)

TBSドラマ「半沢直樹」大阪ロケ地、まわってきました

Img_2039 昨日(8/17)のお話。朝起きて「今日は何をしようかな~」と考えるも、「昨日(8/16)も京都に行って濃い一日を過ごしたから、今日は大人しくしておこうか」と一時は考えたのですが、お昼ご飯を食べたころからなんとなくムズムズ。「お盆休みもあと二日だし、やっぱり今日もウロウロしよう。そうだ、前から行ってみたかった『半沢直樹』のロケ地をまわってこよう」と思い立ち、結局、行ってきました

 まずはここ。東京中央銀行大阪西支店。ドラマを観ていた関西の方なら、おおっと思いましたよね。誰もが知ってる、大阪・梅田の阪急ビルです。ドラマではこの外壁に銀行の看板が貼ってあったんですよね

Img_2040 それから、銀行を出て半沢ざんがよく走ってた陸橋がここ。阪急Img_2043
ビルとその前の阪神百貨店を結ぶ陸橋です。実際にそこに立つと、こんな感じ(写真右)。ここを走ってたわけですね。

 あと、この梅田周辺には半沢ざんが部下から缶コーヒーをもらった場所とか、半沢さんが浅野支店長にメールを送った場所(梅田スカイビル)などがあるのですが、入るのにお金がかかりますので、今回は見送りました

Img_2064
 それから次はちょっと南に下り、なんば・道頓堀界隈に行ってみました。

 右の写真、半沢が未樹(壇蜜さん)に融資の話を進めた場所が、このあたりですよね。後ろにグリコの看板がありましたし。後から思えばここでのシーンが半沢さんを助けることになりました。

 

Img_2069 そして次は未樹が半沢をビンタした場所です。いろいImg_2071_2
ろと調べましたら、戎橋から東へ二本めの「相合橋」という橋のようです。そこから見た景色がこれです。

Img_2072 そしてここは未樹が働くクラブ”Artemis”です。本当は女性がたくさんいる「クラブ」ではなく、若い人が踊ったりする「クラブ」らしいです。GIRAFEE osakaというお店らしいです。

 

 

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 そこからまた少し南に移動しまして、今度はDeep大阪・新今宮駅周辺に行きました。実は今回のロケ地めぐりで一番行きたかったのはここなのです。だって、い
かにも「大阪」っていう感じでしょう。そうそう、私以外にも若いカップルが写真を撮りに来ていました。妙な人気スポットになっているのかもしれません。赤井英和さんが営む「竹下金属」があったところです。JR環
Img_2086状線・新今宮駅の北側、とてもわかりやすいところにありました。「半沢はん」って、あの作業服姿で赤井さんが出てきそうです。ちなみにちょうど写真を撮ったあたりの左側にあった工場がこれ、ここが「竹下金属」でしょうか

 

 

 先週の放送で大阪編は終わり。昨日まわったあたりも、もうドラマには出てこないんでしょうねえ。今日は世界陸上のため一回お休み。大阪編もとっても楽しませていただきました。来週から始まる東京編に、また期待したいと思います

 

 

 で、こんな風にして私のラスト二日のお休みを過ごしました。本当はあと「ひとエピソード」あるんですけどね。それはまた長くなりますので、のちほどということで。お休みラスト一日の今日は、どこにも出かけずにゆっくりするつもりです

 

2013年8月17日 (土)

五山の送り火、拝んできました(2013.8.16)

Img_2031 昨日はちょっと野暮用で、京都・太秦まで行っておりました。用事は例の”あれ”です。「太秦」ですのでね。で、せっかく京都に来てるんだからということで、用事終わりで「五山の送り火」を見てまいりました。

 ”用事”が終わったのが夕方6時30分頃。太秦から一番近い「山」は嵐山あたりにある鳥居形、それから左大文字だと思うのですが、欲張りな私は「一度に二つ見たい」と考え、それから「大きなものをしっかり見たい」と考えましたので、宝が池のあたりにあります「」それから「」を見に行くことにしました。宝が池のあたりには大学時代に住んでいたということもあり、また近くに宝が池競技場(ラグビーなどが行われます)があって、そこからすぐそばに文字が見られるということを知っておりましたので、そこまで移動して見ることにしました。一応申し添えておきますが、「五山の送り火」をいっぺんにすべて見ることができるスポットというのは、たぶんないと思います。もしかしたらあるのかもしれませんが、それはかなり困難なことです。ですので、文字を一つ、もしくは二つに絞るというのが正しい鑑賞の仕方だと思います

 ”太秦”から少し歩き、太秦天神川駅から地下鉄に乗って、宝が池にほど近い「松が﨑駅」で降りました。そして北山通りから一本北の道を行くとすぐに宝が池自動車教習所があり、そこから「妙」の字を見ることにしました。私は点火40分前(点火は8:10)つまり7:30くらいについたのですが、すでにたくさんの人が訪れておりました。そして点火時間が近づくにつれてますます人数が膨れ上がり、点火の頃には道路も人でいっぱいになっておりました。で、予定時刻に点火。その瞬間はさすがに歓声が上がり、実際厳かな、しみじみとした気持ちになりました(最初の写真参照)

 点火して少し「妙」を鑑賞した後、たくさんいる人をかき分け、すぐに東方面へ。「法」を見るためです。この二つの字は同じ時刻に点火されるので、ぼやぼやしていると「法」が消火されてしまいます。見られるスポットは下調べ出来ていなかったのですが、とにかく東に歩を進めました。おもしろかったのは、逆に走ってくる人の多かったこと。「法」を見てから「妙」を見た方がいいのかなあ・・・と思うほどでした。結局は同じだと思うのですが

Img_2033
 で、5分ほど東に小走りしたら、ついに見ることができました。「法」の字です。思ったより遠かったです。心なしか、「妙」に比べて消えかかっている気が・・・

 そのあと、そのまま東に移動して叡山電車の修学院駅へ。出町柳で大阪行きの急行に乗り換え、帰ってきました。出町柳駅は「大文字」を見てきた人々でごった返してました

 そうそう、「法」を見たあと駅に向かって急いでいるときに、なんともう一文字、「大Img_2035
文字」もかすかに見ることができました。これです(三枚目の写真)。・・・すでに「大」なのか何なのかわかりませんが(笑)。でも、思いがけず三つも見ることができて(「大」もきっちり数に入れてます)得したような気になりました

 よく「大文字焼き」などといいますが、これはたんなる「山焼き」ではなくて、お盆に帰ってきた先祖の霊をまたあの世に送り返す・お見送りをするといったような意味が込められているようです。ですので、「送り火」というのが正しいようです。たとえば「花火大会を観に行く」のと同じような気持ちで見るのではなく、やはり「先祖へImg_2037
の感謝」やいろいろなことへの感謝などを胸に「火を見る・拝む」のが正しいあり方だと思います。私も亡くなった両親のこと、それから生きている私自身と家族のことを思いながら火を見つめていました。少々慌ただしかったですが

 「送り火」を見ながら、忙しく去っていこうとしている今年の夏を思い、これからまた一年しっかり過ごそうと決意しましたお盆休みもあと数日、仕事が始まったらまた目の前のことをしっかりやって行こうと思います。みなさま、よろしくお願いいたします。

2013年8月16日 (金)

映画の話・670 「 コクリコ坂から 」

20110530004fl00004viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 

 ジブリ映画としては、世間での評判はあまりよくないのですよね。ですので私もそれほど期待しないで観たのですが・・・それが功を奏したのか、なかなかよかったですよ

 1960年代という今から考えれば古き良き時代、学生たちの青春の象徴のような「カルチェラタン」を舞台に、あたたかい友情・切ない恋愛が描かれています。若人(わざと古い言い方をしてみました)の心の機微を描いて、観ているこちらも切なくなりました。そして最後は暖かい気持ちになったりして・・・

 描かれた時代・若者たちが生きる舞台・画面の美しさ・そして最後に流れるテーマ曲の素晴らしさ。すべてがうまく絡み合って、素晴らしい一つの作品を作り上げている気がしました。「ナウシカ」や「もののけ姫」「千と千尋」のような大作ではありませんが、「海がきこえる」などと同じような小品佳作だと思います

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・669 「 ゲゲゲの女房 」

20100702010fl00010viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 まさに、ゲゲゲの「女房」ですね。いえ、つまり水木さんの奥さんが主人公だという意味です。「貧乏」、といいますか、「極貧」の水木さんの元に半ばだまされたような形で嫁いできた奥さん(吹石一恵さん)。現代なら「すぐに離婚」といったことも考えられる状況でしたが、「そういう時代だった!」ということも手伝ってか、とにかく奥さんは耐える・支えるわけですよね

 お話は「これから」というところで急に終わります。急に終わった感じが否めません。でも、これは監督さんの意図するところだったんでしょうね。ここからあとの水木さんの成功譚はほとんどのみなさんがすでに知るところですから。まさに「言わずと知れた・・・」といったところなのでしょう

 
 宮藤官九郎さんは役者が本職ではありませんが、よく演じておられましたね。水木さんご本人にもよく似ておられましたし。それと、奥さんを演じられた吹石一恵さん、もしかしたら本作での演技が彼女のターニング・ポイントになるかもしれないと思ったりもしています。私、普段から、地味な役・日常の何気ない姿を演じることが一番難しいと思っております。その意味で、そういう役を本作の中で見事に演じられた吹石さん、大げさに聞こえるかもしれませんが彼女の中で新境地を開いたと言えるかもしれません

 お話の方、最初から「最終的には成功する」ことを知りながら観ておりますので、何があっても落ち着いて観ることができます。けれど本当に「内助の功」といいますか、「水木さん成功のかげにはこの奥さんあり」といった感じがします。一昔前の、古き良き夫婦の姿を見せていただきました。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

 

2013年8月15日 (木)

弁天町=親父の人生のすべて

Img_1991 先日から書かせていただいておりますが、私のお盆休み初日・8月13日は弁天埠頭周辺に行ってきました。で、その懐かしの埠頭に行ったあと、その界隈をうろうろ・・・。実はうちの父親はこの辺で鉄工所(正確にはネジ切り所)をやっておりました。これもまた正確に書きますと、「やっておりました」と言いますか、父親の弟さんが代表。うちの父はそれを手伝っておりました。その場所の現在をちょっと見てみたいなあと思って、行ってみました。私自身、それほど行ったことはないのですが、なんとなくわかるだろうと思い、探してみましたよ

 

 おととしの春に父親が亡くなったころまでは、工場は営業していたのですが、その後閉鎖。現在どうなっているかは知らないのですが、なんとなくその面影はあるだろうとおもってうろうろしたのですが、なかなか分からず。下町の零細工場や民家がこまごまと建っているところですからね~、結局、細かい場所まではみつけられないまま帰ってきました

 でもね、探しながら少し、父親のことを考えました。家のこともあまりせず、親らしいこともほとんどせず、社会ともうまく関わることができず、私はそんな父親のことをあまり認めていなかったのですが、今になって思えばけっこう大変な仕事を文句も言わずやり続けて、私と姉を大学まで行かせてくれて・・・。本当はもうそれだけで、かなり「ありがたかった」のではないかな、などと考えたりしました。まあ、うちの家族をしっかり支えたのは、うちの母親の功績が「大」だとは思っておりますが。

 でも、これまで父親のことをまったく評価していなかった私ではありますが、そんな父親にも「評価すべき点はあるのかも」と思えるようになってきたのは、いいことなのかなと、ちょっと思っております。

 弁天町。父親の人生にとってはかなり大切な場所だったんでしょうねえ。故郷(それは子どもの頃の思い出なども含む)につながる場所であり、仕事以外なにもすることがなかった人生の、そのほとんどを過ごした場所だったのですから。

 晩年、ボケてしまった父親が、この弁天町をうろうろしていたのも、なにかしらわかるような気がします。そこの港警察まで迎えに行く私は大変でしたが(苦笑)。

 

 写真は、父親の工場があったあたりの場所です。今でも家族経営の工場があったり家があったりする向こうに、近代的なビルが建っております。

2013年8月14日 (水)

NHK火10ドラマ「 激流 」見届けました

Img_1892 「半沢直樹」「Woman」とともに、毎週楽しみにしておりましたNHK火曜10時ドラマ「激流 ~私を憶えていますか~ 」、昨日の最終回見届けました

 もうね~、毎週毎週ドキドキハラハラの連続で、「誰がやってるんだ~」「冬葉はどうなったんだ~」と、次回が待ち遠しかったです。ですので先週(最終回の一回前)、事件の概要がだいたいわかった時には、ホッとするとともに妙な脱力感に襲われたくらいです。いえ、「冬葉の件」についてはホッとする内容ではありませんでしたが。で、昨日の最終回、冬葉のお母さんの狂気が悲しかったですね~。そして「冬葉」がついに見つかったシーン(あの、名札、ね)も切なかったです

 

 でもね、このドラマを観ていて感じたのは、「人間、生きていればいろいろある。いろいろあるけど、それでも生きていかなければいけない。」ってことです。もちろん製作者側から見ても、それを訴えたかったんだろうと思いますが。

 若い時は将来に対して「明るい夢や希望」を描きます。でも実際にはなかなかその通りにはならない。人間だからバカなこともする。ミスもして、思わぬ方向に人生が流れていったりする。けれど、それでもやっぱり生きていかなければいけない。生きてさえいればまた新しい明日はやってくる。生きてさえいれば、また「楽しい時」も来る・・・。

 私、こういうテイストの作品、大好きなんですよね。「人生、うまくいかないこともあるけど、また頑張って生きていこう」と思わせてくれるような作品。本当に「生きていく」ってことはきれいごとではありませんので、いろんなことがあります。でも、それでもやっぱり生きていかなければ

 田中麗奈さんはじめ出演者のみなさんは本当に演技のお上手な方ばかりで、毎回唸らされておりました。特にラスト前の賀来千賀子さんと最終回の田中美沙子さんの「怪演」、お見事でした

 本当に見応えのあるドラマで、終わってしまうのはちょっと残念です。個人的な話ですが、私自身この作品にほんの少しではありますが関わらせていただいて(どんな形でかかわったかは、内緒です)、非常に誇りに思っています。さあ、あとは本日放送「Woman」と、大ブームを巻き起こしている「半沢直樹」です。これらもまた、楽しみだなあ

2013年8月13日 (火)

懐かしの弁天埠頭へ(20113.8.13)

Img_1969 いや~、お盆ですね~。お盆と言えば「帰省」。ということで、私、本日は大阪・弁天町にあります弁天埠頭に行ってきました。関西汽船と加藤汽船の船が発着し、かつては四国・九州便が多く出て、いわば大阪の船の玄関口だったんですよね~

 私は大阪生まれ・大阪育ちなのですが、私の両親は香川県の生まれ。父親は旧・白鳥町、母親は旧大内町三本松の出身です。私自身の本籍も最近まで「香川県」でした。で、そんなこともあって、私が小さかった頃・小学校の5年生ぐらいまでは、毎年この時期になるとこの「弁天埠頭」から船Img_1972
に乗って「おばあちゃんの家(世間ではなぜか『おじいちゃんの家』とは言わない)」に行ったものです

 

 まだ「瀬戸大橋」なんかが出来ていなかった頃のお話です。夜の10時に出港して、高松につくのが朝の5時前。大阪から四国・高松に渡るのに一晩かかる時代でした。普段はまったく家族のことに関わらない父親でしたが、この「帰省」だけは父親について行っておりました。あれから40年ばかり経った今でも、ここから乗った船での想い出が、あの独特な「船の塗料のにおい」「甲板の薄明かり」などとともに鮮明に残っております

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 そういえば私、大学を卒業して就職のために香川県Img_1974_2
に試験を受けに行った時も、ここからの船に乗りました。その試験に受かって、実際に引っ越しをするときも、それから時々大阪に帰ってくる時も(そのころはもう瀬戸大橋も出来ていましたが)、よくこの船を利用させていただきました


 じつはこの弁天埠頭、現在はもう使われておりません。もう何年も前に船は発着しなくなり、関西汽Img_1979船の営業所も移転したようです。私ももう10年以上ここには来ていなかったのですが、急に思い立って、今日行ってきたというわけです。

 例のあの大きな看板(最初の写真です)は今でも健在。ただ、実際に建Img_1976_2物の中をのぞくと、正直「廃墟」と言った趣でした。右の写真なんかはまだましな方です。関西汽船と加藤汽船を結ぶ通路の建物は、なにかお店にでも利用されているようでしたが。

 

 

 

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 看板(3・4枚目の写真参照)は当時のままでした。「当時のまま」と言いますか、万博の時の看板が、上から塗りつぶされておりました

 

 


 裏にまわってみると、当時の通路を少しだけ見ることができました(5・7枚目の写真参照)。かつてここに並んで、船まで順番に歩いて行ったことを、鮮明に思いだしました。

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 横には、看板も取り外された公園が。埠頭が移転したことに伴って、この公園も忘れ去られてしまったんでしょうねえ。でも、雑草はきれいに刈られていました。そのあたりだけが救いですかね~。だって、雑草ボーボーでしたら、まさに「兵どもが
夢の跡」って感じで余計に切なくなってしまいますから

 最後は対岸からこの埠頭をみたいと思い立ち、向こう岸まで歩いて見ることにしました。このことについてはまたつぎの機会にでも詳しく書いてみようと思いまImg_1997_2
すが、とりあえず対岸から撮った写真だけアップしておきますね。船が岸を離れた時、こんな感じに見えたのかなあと、往時を想像しておりました。まあ、どれもこれも、「今は昔」です・・・。

2013年8月12日 (月)

映画の話・668 「 洋菓子店コアンドル 」

20100706008fl00008viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 こういう素朴な女の子を演じさせたら、蒼井優ちゃんは本当にピッタリですね。この映画もまさに優ちゃんのためにあるような映画でした。ただ、優ちゃん演ずる「なつめ」があまりにも世間知らずだったり礼儀・常識知らずだったりするところは、やっぱりちょっと閉口しましたが。作品を通じてもっともっと成長した姿が描ければよかったんですけどねえ(汗)。
 それから突っ込みどころ・気になるところといえば、私には特に後半でマリコが調理台の上に座っていたこと・・・。あれはやっぱりパティシエの風上にも置けない行為なんじゃないですか~

 まあ、いろいろと突っ込みどころも多い本作なのですが、全体としてはそれなりに後味のよい仕上がりになっていると思います。「洋菓子」を中心に据えているからということもあると思いますが(このお菓子たちは本当においしそうです)、まさに「昼下がりのティータイム」といったような映画でした

 ・・・えっ、よくわかりませんかこの映画が人生に必ず必要ということはありませんが、それなりにいい時間を過ごさせてくれる、そんな映画です

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・667 「 パッチギ! 」

20041217004fl00004viewrsz150x1 2004年の日本映画です。

 ・・・難しい映画ですね。いえ、映画の内容が難しいのではなく、その扱いが難しいのです。そのことについてはまた最後に(ちょっとだけ)触れます。



 いろいろと物議を醸している作品のようですが、正直に書きますと、私は好きです。いい映画だと思います。井筒監督お得意の暴力的なシーンは相変わらず満載ですが(私はこういうシーンは、あまり好きではありません)、それでも在日韓国・朝鮮の方々の問題、その方々と日本人との問題、そこに横たわる恋愛の問題・・・。現代においても解決できていない問題を、リアルによく描いていると思います
 チェドキのお通夜で語られる話は辛かったですね。少々日本を加害者的に描き過ぎている感は否めませんが、それでも、両国の間に横たわる問題の一端を描いているとは思いました。責めている側も、「松山」が悪いとは思っていないんですよね。ただ、その「鬱屈した思い」をぶつける場所が無いというか・・・。そしてそのことは「松山」自身もよくわかっている・・・。それがその帰りの、鴨川の橋の上での「ギターを壊す」という行動に現れたのでしょう。韓国の方々も、日本の若者も、まさにその時流れてきた曲「悲しくてやりきれない」といった気持ちです(話はそれますが、「ここ」での状況も「悲しくてやりきれない」です・・・

 現在においても解決できていない問題、けれどその解決の糸口をこの映画では最後に見せてくれているような気がします。沢尻さん演ずる「キョンジャ」と塩谷さん演じる「松山」の、二人の心が次第に近寄っていく様子に、「難しい問題」に対するかすかな希望を感じました

 追記:・・・どういうことを扱っているのであれ、いいものはいい・悪いものは悪いといいたいですね。ちなみに私、この作品は一つの青春映画としてとてもいい作品だと思います。井筒監督の代表作一つだと思います。
 

 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

 

2013年8月 8日 (木)

映画の話・666 「 名探偵コナン 天国へのカウントダウン 」

18_15087811 2001年の日本映画です。

 言わずと知れた、「名探偵コナン」の映画シリーズ第5弾であります。「コナンシリーズには名作が多い」とよく言われておりますが、本作はその中でも1・2を争う名作ではないかと私は個人的に思っております

 設定・仕掛け・謎解き、すべてにおいてかなりの完成度です。正直に書きますと、これ、すでに「コナンでなくてもいいんじゃないの?たとえば普通の本格ミステリー映画(普通に俳優さんが出てきて演じられる、実写の)にしても、かなりいい作品が撮れるんじゃないの?」とすら思いました。それぐらい、脚本等においても完成度が高かったように思います

 それとあと一つ。私、名作には鑑賞後何年たっても忘れられない名セリフや名シーンがあるものだと思っておりますが、本作品にもそれがあります。私にとっては、車「マスタング(?ムスタングじゃないの?)」に乗ってビルからビルへ飛び移るあのシーン、まさに忘れられない名シーンとなっております。この映画を思い出すとき、いつもあのシーンが目に浮かびます。逆に言うと、そういう名シーンがあるということで、やっぱり本作は「名作だ」と言えるのかもしれません。これは少々強引過ぎたかもしれませんが(笑)。

 とにかく、アニメが好きな人はもちろん、アニメはちょっと苦手だとおっしゃる方にも観ていただきたい作品です。コナンシリーズのみならず、日本のアニメ映画史に残る、いえ、ちょっと大げさに言いましたら「日本映画史に残る名作」とすら言えるかもしれません。・・・・えっ、これはちょっと言い過ぎですか?じゃ、ちょっとだけ謝っておきます。すみません(笑)

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です。)

映画の話・665 「 豆富小僧 」

20110117006fl00006viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 まずは豆富くんがかわいい。深キョンちゃんの声もいい。絵も現代的すぎて初めはちょっと違和感がありましたが、観ているうちに慣れてきて、純粋にその美しさを楽しめるようになりました

 お話はまあ、罪のない子供向け。いわば「日本昔話」のような感じです。現代版日本昔話かな。でも、現代版・昔話もおかしいですが(苦笑)


 毒も何もないので、普通の大人が見たら退屈かもしれませんが、子どもには結構受けるんじゃないかな。ま、ある意味「正真正銘の子供向け・正しいアニメ作品」といった感じでしょうか

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2013年8月 7日 (水)

TV朝日系スペシャルドラマ「二十四の瞳」(2013.8.4)観ました

Img_0044 先日の日曜日、8月4日に放送されましたテレビ朝日系スペシャルドラマ「二十四の瞳」、録画しておいたものを昨日、ようやく観ました。私、何度も書かせていただいておりますように、若いころ3年間小豆島に住んでおりました関係で、「小豆島を舞台にした作品」と聞きますと、やはり捨てておけないのです。ただ、現在とても楽しみにしているTBS系ドラマ「半沢直樹」と同じ時間帯での放送でしたので、こちらの方は録画で見せていただきました。「倍返し、いや10倍返しだ」も見逃せませんのでねえ。で、今回のドラマの感想・・・。

 

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 私は、田中裕子さんが主演の大石先生をやった映画版が大好きで、もう本当に何度も観て、何度も泣きました。その前の高峰秀子さんのは観てないんですけれど、こちらも名作らしいですね。で、それらと比べて(といいましても、結局は田中裕子さん版としか比べてないんですけれど)、このドラマ版、ちょっと深みが足りませんでしたね。お話自体は忠実になぞってあるのですけれど、映画に比べて時間がかなり短くなっている関係もあってか、言ってみImg_0050
れば「あらすじ」のような感じになってしまっておりました。そのあたりはとっても残念です。私の一番の泣きポイントは大阪に言ったはずの松江が琴平のうどん屋Img_0048
さんにいて、先生と再会する場面なのですが(ここ、本当に切ないです)、今回のドラマではここも「さらっ」と描かれておりました。

 

 でもね、二十四の瞳入門編としては、わかりやすくてよかったのではないかと思Img_0053_2
います。これを機に、映画版も観てほしいものです。でも、松下奈緒さんは相変わらず美しかったですし、関西の方ですので方言も違和感ありませんでした。小豆島独特の方言は出てきませんでしたけどね。

 そして、こういう「反戦もの」はやっぱり何らかの形で作り続けていただきたいと思います。終戦からずいぶん時間が経って、なかなか難しい時代になりましたが、やはり「平和」への祈りは次の世代に受け継いでいってほしいと思いますので。

2013年8月 6日 (火)

”ちちんぷいぷい”で、またも名言

2009022718520000 昨日(2013.8.5)、いつもより早めに帰宅することが出来まして、MBS「ちちんぷいぷい」(関西で人気の、夕方に放送されているゆる~~い情報番組です)を観ておりました

 で、番組中の一つのコーナーで、落語の上手な小学生の女の子(この子、本当に上手でした)が桂ざこばさんに会いに行き、ちょっとだけ落語をみてもらう・・・というのがあったのです。ざこばさんが席主をされている、新世界の「道楽亭」の舞台に上がらせてもらい、一席・・・いえ、ほんの少しでしたが「噺」を聴いてもらい、指導を仰ぐという形でした。

 

 「噺」を聴いてもらった後、この女の子がざこば師匠に「落語家にとって一番大切なことはなんですか?」と質問したのですが、その問いに対するざこば師匠の答えが秀逸でした

 「・・・う~~ん、それは人間性やな。人間性が、噺にでるねん。」

 私、これを観ていて、思わずヒザを打ちました。「ですよね~、ざこば師匠。」

 これ、ある程度年齢を重ねた私が、常々思っていることと同じです。どんなことをするにしても、人間性が出ます。ですから、結局人間は「人間性」が大事なのです。人生の酸いも甘いもかみ分けたざこば師匠にそんなふうに言ってもらって、私、自分の信念に自信を持ちました

 もちろん私、胸を張れるほど今だに人間はできていません。けれど、先ほどの言葉を信じて、なんとかまだまだ成長できるように頑張っていきたいと思います。少なくとも、他人をだましたり、傷つけて平気でいたりするような人にはならないようにしたいと思います。そして、できる限り正直に生きていきたいと思います

 写真は、ディープ大阪のシンボル、通天閣です

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