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2013年7月23日 (火)

映画の話・660 「 GO 」

9808viewrsz90x1 2001年の日本映画です。

 いわゆる在日の韓国・朝鮮の方に対する差別を扱った作品です。このようなデリケートな問題を扱うのは、製作者側にとってかなりリスクを負うものだと思いますし、内容的にも「重い」作品になりがちなのは仕方がないことだと思いますが、本作品は「軽妙」に、それでいてかなり核心に触れた仕上がりになっております。それは多分に、脚本にクドカンさんを起用された効果だと思います。私、クドカンさん脚本作品はあまり「合わない」のですが、この作品は「素晴らしい」と思いました

 日本の社会で生活する在日の方々には、私のようなものにはわからないようなさまざまな「難しいこと」があるのだろうと思います。心の中の葛藤・絶望など、きっとどこまでいっても理解できない「もの」があるのだろうと思います。それは、こちらが「理解しようとしているかいないか」に関わらず・・・

 そのような「葛藤」「絶望」そして「希望」などを、この作品は私たちにリアルに感じさせてくれました。作品中の窪塚くん演じる「杉原」のその時々の思い、「すべて」とはもちろん言いませんが、それでも少しは「共感」できたように思います。(「桜井」の反応もリアルでしたよね・・・。)

 このような社会情勢を変えるのは本当に難しいと思いますが、すべての人、特に若い人が「希望」を持てる世の中であってほしいと思いますし、国籍などを超えてお互いがお互いを「人」として尊重し、互いに認め合える時が来ないものか。かなり難しいとは思いますが、やっぱり切にそう願いたいと思います

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

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コメント

これも面白い映画だったよね✨✨
そうなんや,クドカンだったのね。
ichiさん、クドカン苦手なの?

エチュさんへ

 そうなのです。クドカン作品なのですよ。私、基本的にはあの軽薄さがあまり好きではないのですが、この作品はなかあかバランスがよかったように思います

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