フォト
無料ブログはココログ

« ”濱田めぐみ・ソロコンサート・Rouge”観てきました | トップページ | 映画の話・630 「 もののけ姫 」 »

2013年5月 5日 (日)

映画の話・629 「 十三人の刺客 」

20100706012fl00012viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 三池崇史監督といえば、ジャンルを問わず大胆な演出・撮り方をされることで有名ですよね。最新作「藁の楯」も三池監督なら「忍たま乱太郎」「愛と誠」も三池監督です。その三池監督が時代劇を撮られたということで、どのような作品になっているのか、とっても興味を持って観せていただきました

 観はじめて半ば過ぎあたりまでは、あまりにオーソドックスな撮り方に逆にびっくり。三池監督らしくないなあなどとも思いましたが、それがかえってこのお話の「重さ」を表現しているようでした。でも、物語の初めのほうに出てくる、いわゆるグロテスクなシーンは、三池監督らしかったですけど(汗)。これらの(グロい)シーンは、稲垣くん演じるお殿様がいかに暴君かを表現するのには、必要だったのかもしれません。少々乱暴にではありましたが、あのシーン一つで観る者を「刺客」側に引き込んでしまいました。(それに、最後のほうのシーンで、あの「みな○○○」と書かれた半紙が登場するのも、効果的でした。)

 前半は三池監督らしさを抑えた撮り方だったと思うのですが、終盤、戦闘シーンになって状況は一転。我慢していたものを吐き出すように、今度は「これでもかこれでもか」の三池監督らしさのオンパレードでした。「刺客」のみなさんの超人的な強さに、ちょっと辟易された方もいらっしゃるようですが、私はそれほど気になりませんでした。ちょっと不謹慎化もしれませんが、次から次へと斬って斬って斬りまくるシーンは、観ていて爽快感すら覚えました。合戦の舞台になった集落に作られた戦闘装置も、あの時代にこんなもの作れないだろ~(汗)というご批判もわかりますが、それも三池監督らしさで、私は変にほほえましく、楽しい気分で見せていただきました

 全体としてはお遊びを抑えて真剣にとり、そこに三池監督らしさも盛り込んでくる・・・私としてはかなり楽しく(と言っては語弊がありますが)観せていただきました。俺は真面目にとることもできるし、大胆に撮ることもできるんだと、監督自身が主張されているようにも感じました。確かにある意味、もっとも三池監督らしい作品なのかもしれません

追記1:岸部一徳さん、いや~、笑いました。それから伊勢谷友介さんもおもしろかったです。あれだけの傷を負っておいて生きているのは、すごすぎると思いますが(苦笑)。

追記2:松方弘樹さんのご出演について、違和感を覚えておられる方も結構いらっしゃるようです。確かに他の方とのバランスを見ればそれらのご意見も理解できるのですが、私は単純に松方さんの殺陣をみて「うまいなあ、他の方とは一味違うなあ。」と感心しきりでした。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

« ”濱田めぐみ・ソロコンサート・Rouge”観てきました | トップページ | 映画の話・630 「 もののけ姫 」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ”濱田めぐみ・ソロコンサート・Rouge”観てきました | トップページ | 映画の話・630 「 もののけ姫 」 »