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2013年5月

2013年5月31日 (金)

映画の話・644 「 グッド・バイ 」

20100506004fl00004viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 これもなかなかの良作。太宰作品の持つ、人生に対する悲しさ・こっけいさのようなものがうまく表現されていると思います。それもこれも主演の水川あさみさんの好演によるものでしょうか。いえ、もちろん脚本・監督の力量も素晴らしいのだと思いますが、水川さんの演技が生き生きとしていて、まさに「グッド・バイ」の世界を具現化してくれていたように思いました
 そしてもう一人の主役、山崎まさよしさん。この方も達者ですねえ。ミュージシャンとしてもなかなかおやりになるのですが、時々出演される映画で見せるその繊細な演技は、評価されてしかるべきだと私はいつも思っております。まあ、この作品の場合は、「繊細」というよりは「飄々」といった感じでしたが

 とにかく、感動大作ではありませんが、なかなかに味わいのある、小品佳作だったように思います。おもしろかったです。

 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・643 「 日本文学シネマ・黄金風景 」

20100506006fl00006viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 この作品の観るべきところは、まずなんといっても優香さん。非常に雰囲気があって、おもしろい演技をされておられます。様々な方面で彼女がもてはやされる理由が、少しわかったような気がしました
 もちろん「太宰」を演じた向井理さんもよかったですけれど。「太宰」の持つおかしさ・かなしさをよく消化し、表現されていたように思います

 同シリーズの他の作品のところにも何度か書かせていただいているのですが、文学作品を映像化するうえで一番大切なことは、原作のもつ雰囲気をこわさないこと。これがその映画化作品の成否のカギを握るといっても過言ではないと思います。
 で、この作品ですが、見事に成功しております。短い時間にまとめてはいるのですが、原作の持つ「味」といったものを壊さずに、見事に映像化できていると思います。それもこれも、監督さんの腕ですかね~・・・。いや、やっぱり優香さんのおかげでしょう(笑)

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月24日 (金)

映画の話・642 「 探偵はBARにいる・2 」

___20 2013年の日本映画です。といいますか、現在絶賛公開中です

 先日TV放映で“1”を観まして、これはおもしろいということで、2の方を観に映画館へ足を運びました。はい、きっちりとTV局&映画会社の作戦にはまりました(笑)。でもね、2もおもしろかったのですよ、これが。戦略でもなんでも、こんな面白い映画シリーズを教えてくださって、TV局&映画会社に逆にこちらから「ありがとう」を言いたいくらいです。以下、ちょっとだけネタばれあり

 全体的なテイストは“1”とあまり変わらないのですが、「昭和色」が1よりも、より濃くなったような・・・。音楽・映像・それにエッチ度も。そういえば私が小さかった頃、こういう「ちょっとエッチな大人のドラマ(プレイガールとか、ね)」がよくあったなあ、なんて懐かしく思い出しながら観ておりました。えっ?小さかったのになぜ知ってるの・・・って?そこは触れずにおきましょう(苦笑)。

 大泉洋さん・松田龍平さんのコンビは本作でも息ぴったり。合わせて尾野真千子さんがいい味を出しておられました。こういう、ちょっとコミカルな感じの役が、彼女にはいちばん合っているように感じました。あと、篠井英介さんやゴリさん、そうそう、波岡一喜さんも、さすがの演技でした。波岡さん、いいわ~(褒)

 お話の方、「犯人は誰だ?」という件に関しましては思わぬところで決着するのですが、それよりもこのお話は、家族愛(いえ、もっと適切な言葉があるのですが、それを書いてしまうと、ネタバレしすぎ!になりますので、これくらいにとどめておきます)のお話だったのですね。でも、いいお話だと思いますよ。最後は思わず涙しそうになりました。茶化しているわけでもなんでもなく・・・

 コミカルで小ネタ満載で、それでいてハードなシーンもあり、グッとくるお話でもある。いろんなものがとてもいいバランスで配合されていて、私としては観ている最中も観終わってからも、非常に気分の良い作品でありました。そうそう、北海道愛も満載でしたね。北海道人ではない私は、ちょっと嫉妬してしまいましたよ(笑)

 ハードボイルド大好き!」とおっしゃる方には物足りないところもあるのかもしれませんが、私のような一般の映画ファンには、十分楽しめる作品でありました。また続編のPART3も期待しています。今度は小樽や苫小牧あたりの景色もみせてくださいね。そうだ、富良野あたりもいいかも!例のドラマのパロディも入れながら・・・

 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です) 

 

映画の話・641 「 探偵はBARにいる 」

20110712006fl00006viewrsz150x1 2011年の日本映画です。

 いや~、楽しませていただきました。「ハードボイルド作品大好き」とおっしゃる方には物足りないのかもしれませんが、そうではない、いわば普通の映画ファンの私にとっては、とっても見やすい・楽しい映画でした。私の苦手な「暴力的な」シーンもありましたけどね、でもこれくらいならテーマがテーマですので、仕方ないでしょう。嫌悪感を感じるほどではなかったです

 まずはなんといっても、主演の大泉洋さん。おみごとでした。最近はバラエティー番組への出演が多いので、一部の方々には「地方から出てきた若手芸人さん」くらいの感じで思われているのかもしれませんが、この方はれっきとした役者さんですですからね。本作でもしっかりその実力を見せてくださいました
 それから相棒の松田龍平さん。いい味出してましたね。多くの方がおっしゃっておられるように、ある意味大泉洋さんよりも存在感があったかもしれません。合わせて、小雪さんも、こういう作品にはピッタリの雰囲気でした。本当に最後まで、「いいもの?わるもの?」と判断がつきませんでした(笑)

 

 登場人物について少し述べさせていただきましたが、実は私が一番驚いたのは、開始すぐの場面。(西田さん)「今日はマキに歌ってもらうぜ」、(私)「えっ」・・・そしてその歌声を聴いてびっくりこの声は、あの伝説の歌姫、カルメン・マキさんじゃないですかカルメン・マキさんといっても最近の若い方はご存じないだろうと思います。それから、ある程度年齢を重ねておられる方も、どうしても「時には母のない子のように」のイメージが強いと思います。けれど、私のようにハードロックに青春を燃やしたものからみれば、「私は風」「崩壊の前日」などの名曲を残したあの伝説のロックバンド「カルメンマキ&OZ」のヴォーカリストでいらっしゃいます。日本のロック史上に唯一無二の存在感で君臨した、まさに生きる伝説!その方の歌を作品の最初と最後で聴けるなんて、これはもう涙がちょちょぎれました

 お話は、シリアスとコミカルがいいバランスでマッチしていて、わかりやすく言えば「ルパン三世」にも通じるところがあるように感じました。洋さんはルパンほど完璧ではありませんでしたけど。そういうと、差し詰め「次元」は龍平さんか。とにかく、特に「ハードボイルド万歳」な人でなくても十分に楽しめる、好作品だと思います。特に北海道に縁のある方には(知っているところがたくさん出てきて)たまらないでしょうね

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月20日 (月)

映画の話・640 「 日本文学シネマ・・・高瀬舟 」

20100506007fl00007viewrsz150x1 2010年の日本映画です。御存じ巨匠・森鷗外原作

 原作とは多少違うところもありましたが、それでも大筋において原作の雰囲気を壊してはいませんでしたし、原作の持つ良さもそのまま持ち続けていたと思います。正直、原作を超えるところまではいっていませんが、それを望むのは酷というものかもしれません。上映時間の短い作品ですので、細かいところまではなかなか表現できていませんが、それでもこの時間でこのクオリティなら、合格ではないでしょうか

 出演されておられたみなさまも、それぞれの方なりによく演じられていたと思います。違和感はほとんどありませんでした

 高瀬舟」は、私の大好きなお話です。そして、少なからず私の人生に影響を与えていただいた作品でもあります。私にとってそのような「大切な作品」ではありましたが、まあ、合格点。なかなかよくできていたと思います。・・・原作が素晴らしいほど、映画化・映像化するのは難しいと思いますので、ね

  

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・639 「 日本文学シネマ・・・魔術 」

20100506005fl00005viewrsz150x1_2 2010年の日本映画です。

 芥川龍之介原作だそうですが、私は原作を読んではおりません。ですので、どこまで原作に忠実に映画化されたのかは知りませんが、原作未読の私が観ても(といいますか、未読だから、なのかもしれませんが)なかなか面白かったです

 芥川作品らしい、人の心の奥底・真理を突くようなお話、堪能させていただきました。主役の塚本高史さんも、違和感なく演じられていて、同シリーズの「高瀬舟」とはまた違った面白さがありました


 原作を特に気に入っている場合、その映像化・映画化作品を観てみるとがっかりすることが多いいですよね。でも考えてみれば、それは当然のことです。原作を読んでいるときには、読んでいる人がそれぞれ「勝手」に、それぞれの頭の中で自分の好きなように場面や主人公などを構築して読んでいるのですから。言わば、頭の中は自分の好み100%なわけです。でも、それが映像化されると、たいていの場合、「自分の思っていたのと違う!」ということになるわけです。ですから、特に有名な作品、人気のある作品を映画化する場合、その当事者はよほどの覚悟をもってその仕事に取り組まなくてはなりません


 ただ、先述のように、私はこの作品を読んだことがありませんので、それがよかったのかどうかはわかりませんが、本作、とっても楽しませていただきました

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月18日 (土)

映画の話・638 「 日本文学シネマ・・・檸檬 」

20100506008fl00008viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 梶井基次郎原作「檸檬」、もちろん読んだことはあります。高校でも習いました

 言ってみればどんな作品でもそうなのかもしれませんが、特にこういう「高名な文学作品」の場合は、原作の持つ雰囲気をいかに壊さずに表現するか。これがまず大切だと思います。そしてそれに加えて、「映像化する意味」のようなものを感じさせてもらえれば、より成功作だと思います。そうでなければ、映像化する必要すらありませんしね


 で、この作品の場合どうだったかといいますと、う~~ん、やっぱりいま一つですかね~。まず、お話が原作と大きくかけ離れている。いえ、それでもね、先述のように「原作の持つ雰囲気」であるとか、「原作の良さ」を壊していなければ、まだいいのでしょうが、ちょっと「別のもの」になってますわ~(汗)
 演じられている俳優さん方の演技も今一つですし、全体として「ちょっと、どうかな~・・・。」といった感じです。

 私は原作が好きですし、原作の主人公の持つ鬱屈した感情もわかるような気がしておりますので、そのあたりを表現できなければ、映像化する必要はなかったと思います。残念ながら、☆2つ、かな。

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

映画の話・637 「 ライアーゲーム 再生 」

20111101003fl00003viewrsz150x1_2 2012年の日本映画です。本日(2013.5.18)、地上波初放送らしいですので、ガイドとして書かせていただきますね

 私、元々それほどの「ライアーゲーム」ファンではありません。ドラマも観てませんでしたし。ただ、前作を観てそこそこおもしろいなあと思いましたので、今作も観た・・・というぐらいの感じです。ですので、今作品のスピンオフ作品も、まったく観てません


 そのような状態で本作を観ましたが、なかなかおもしろかったですよ。今作は確かに「ゲームのみ」の展開ですが、それがなかなか観ているこちらの気持ちを引き込んで、次にはどうなるんだろ~とワクワクさせていただきました。それに、以前からのファンの方々には予想がついていたのかもしれませんが、素人の私には思いもよらない展開がどんどん起こるんですよね~。それに、ラストもなかなかよかった

 以前の戸田恵梨香さんのをあまりよく知らないからかもしれませんが、私には多部ちゃんも、なかなかよかったように思いましたけどね。とにかく、なにせ「ライアーゲーム素人」ですから、ファンの皆さんからみればピントはずれなことばかり申したかもしれません。けれど逆の言い方をしますと、「素人には(にも?)十分楽しめる作品」だと言えるかもしれません。おもしろかったですよ

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月17日 (金)

映画の話・636 「 雷桜 」

20100810003fl00003viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 結論から書きますとね、よくある恋愛ものでした。身分違いの恋に苦しむ男女の、お互いを想う気持ちの切なさを描いた・・・というか

 主演の蒼井優ちゃん、自然の中で育った「野生児」を好演されておられましたし、いつもとは違った感じのその演技は、観ていてなかなか楽しかったです。普段はああいうふうな「叫びながらセリフを言う」ということはされませんからね。それも、腹からではなく、のどで声を出すような発声はされないと思いますので。あの声の出し方、わざとですよね?新鮮でした
 それからきれいな景色、印象的な音楽はなかなかよかったです・・・が、正直それだけかなあ

 作品として「特に感動した」ということもありませんでしたし、「ここがみどころ」というというところも特にはありませんでした。時々出てくる「雷が落ちた桜」は見事でしたけど。

 まあ、最初に書きましたが、普通の作品です。特に期待もせず、でも悪い予感も持たずに、普通にご覧ください

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・635 「 HANA-BI 」

33_33951611997年の日本映画です。

  今までに北野武監督の撮られた作品は、「あの夏、いちばん静かな海」と「アウトレイジ」しか観たことがありませんでした。どちらも感動(?)はしましたが、たとえば海外・ヨーロッパで激賞されているような、キタノ作品を代表するようなものとは違うんだろうな・・・と思っておりました。で、本作・・・。ようやくキタノ作品を象徴・代表するような作品を観ることができました。なるほど~。やっぱり独特ですわ~

 北野武さんが、しっかりと映画を勉強したからこうなったのか?はたまた逆にまったく勉強しなかったからこうなったのか?真偽のほどは知りませんが、とにかく独特でした。特に日本映画界ではほかに類を見ないような印象的な映像・そして音楽。まさにこれが“キタノワールド”なのでしょうね。静かなトーンの中で表現されるされる、主人公の孤独・・・。多くを語らないがゆえに余韻が残り、人の心に染み入ってくるその演出、お見事でした

 うまくは言えませんが、印象的・象徴的なその映像、確かに日本より外国、特にフランスおよびヨーロッパあたりで評価が高いのもうなずけます

 最後に余談ですが、私、純粋でありながら不器用なゆえにうまく生きていけない主人公の生きざまを見て、かつて内田裕也さんが演じられた「十階のモスキート」を思い出しました。これも切ない映画でした
 最後の最後にもう一つ余談ですが、「HANA-BI」というこのタイトル、そしてこの物語、芥川龍之介さんの「舞踏会」という物語を思い出しました・・・「私は花火のことを考えていたのです。我々の生(vie)のような花火のことを・・・」。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月16日 (木)

「水曜の朝、午前三時」(蓮見圭一・著)読みました

Img_1831  ・・・45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官としての将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら・・・・・・」。失われたものはあまりにも大きい。愛の切なさと歓びが心にしみるラブストーリー。・・・ですって。(新潮文庫・裏表紙の作品紹介文より) 

 私が古本屋でこの本を手に取って、読んでみようと思ったのは、ひとえにそのタイトルに惹かれたからです。このタイトル「水曜の朝、午前三時」とは、ちょっと前の音楽好きにとっては、忘れられないタイトルですよね。そう、60年代に一世を風靡した、サイモン&ガーファンクルのデビューアルバムのタイトルと同じなのです。そのことを知っている者は、どうしてもSGのあの繊細な世界観がこの作品の中にも重ねられていると期待してしまいますよね。私も、そのような期待を持って、この本を手に取り、買ってしまったのです。

 

 で、読後の感想なのですが、まず初めに、SGの世界観とは少し違っていました。いえ、同じような空気は確かに流れているのですが、直接的にそれを連想させるものは特にありませんでした。どちらかといえば、以前読んでここでも紹介させていただきました高橋治氏の「風の盆恋歌」に似たような感じでしょうか。ぐっと日本的になりますが。

 

 主な舞台は1970年初めの日本。国中が大阪で行われました「万国博覧会」に浮かれていた時代であります。大阪生まれ大阪育ちの私、その当時はまだ幼くて、詳しいことはよくわかりませんでしたが、このような状況であったのだなあと、本筋とはちょっと違うところに感心したりしておりました。

 

 そのような、日本中が熱に浮かされたような状況で始まった「恋愛」ですが、事態は思わぬ方向に進んでいきます。今ではなかなか扱いにくいようなテーマなのですが、読んでる私としては「そうきたか~」といった感じでした。

 

 この作品、万博を知らない世代、もしくは「臼井さん」の抱える問題がよくわからない世代の方が読んだらどんなふうに感じるのだろうと、そこのところにちょっとした疑念を抱かないではないのですが、世代を超えて、特に恋愛においてはきっと誰の心にも「あの時こうしていたら・・・」などという思いは残るものだと思いますから、そういう点で、きっと誰の共感をも得られる作品なのではないかと思います。まあ、ちょっと湿り気味な、切ない作品ですわ。

 

 先ほども書きましたが、大阪万博を多少なりとも知っている私、それから京都(臼井さんの住んでいるところが京都なのです)にも縁が深い私としては、知っているところが何度も出てきて、そのあたりも興味深く読むことができました。正直、ちょっと古め(失礼、でも平成13年に発表されたのですね)の小説かと思いますが、逆に安心して読むことができました。まさにオーソドックスな恋愛小説といったところでしょうか。

  私の評価:☆☆☆☆(本当は、3.5くらい。5つが満点です)

 

2013年5月12日 (日)

映画の話・634 「 パーマネント野ばら 」

20100215004fl00004viewrsz150x1 2010年の日本映画です。以下、ネタばれありです。ご注意を

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 ちょうど時間のあるときに、いわば「暇つぶし」に観た映画で、ほとんど期待していなかったのですが、これが予想外にグッときました。特に最後にきてのどんでん返し。もう一度最初から見て、伏線を確認したほどです

 初めはずっと、田舎の町の人たちこそが「異常」で、外の世界から帰ってきた菅野さんだけが「正常」だと思ってたんですよね。菅野さん「が」田舎の町の人たち「を」温かい目で見守っているんだと思ってました。
 でも、そうじゃなかったんですよね。ズバリな言い方になってしまいますが、菅野さんこそが心に闇(病)を抱えている・・・。そしてそんな菅野さんを町の人々が見守っているんですよね。本当にみなさん、優しい。前半でとんでもなく「チ○コ、チ○コ」言っていた「パーマネント野ばら」に集まるおばさんたちも、あんな風でいながらとっても優しい、そして夏木マリさん演ずるお母さんも、厳しそうでいながら大きな愛で菅野さんを包んでいる・・・。終盤、小池栄子さんから、菅野さんが海でデートしている(と聞いた夏木マリお母さんと客のおばちゃんたちの、一瞬の真顔・心配そうな顔に、菅野さんに対する町のみなさんの思いが象徴されておりました
 それから、同じ場面・菅野さんのデート中の海に現れた時の小池栄子さんや、菅野さんに「付き合っている」ことを打ち明けられた時の池脇千鶴さんの表情・言葉(もう何べんも聞いたよ・何べんでも言うて)が優しさに満ち溢れていて、もう切なくて涙がちょちょぎれてしまいました(涙)。今思い出しても、涙ぐんでしまいます

 多分、一つのヤマ場である、菅野さんが公衆電話で「なんでうち、こんなに寂しいが・・・」と泣き崩れるシーン、ここも切なくて切なくて・・・。いえ、最初、この場面を観たときは、本当の意味で状況を理解できてはいなかったのですが、すべて観終わって改めてこのシーンの意味を思い返すと、誰もが抱えている「生きていくうえでの、どうしようもない寂しさ」「生きている限り、避けることのできない寂しさ」みたいなものを考えさせられて、しんみりとしてしまいました(寂)

 

 個人的な趣味で言えば、最後にもっと救いがあって、「喪失、そして再生」みたいな映画であればよりよかったなあとは思います。でもね、このままでも十分、人間の心のひだみたいなものを表現していて、かなりグッときました。人間って、基本的に寂しい生き物なんだなあ・・・と、再確認させられる映画でした

 追伸:出演者の方々はだれもがいい演技をされていたと思いますが、個人的には池脇千鶴さん、よかったです。あの温かい笑顔・・・。もっともっといろんな作品で見たいのですけどねえ。

 

 

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)

 

映画の話・633 「 私の優しくない先輩 」

20100318012fl00012viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 まあ、言ってみれば、少女マンガの世界が満載です。私ぐらいの世代の方が高校生・大学生だったころに流行りました、陸奥A子さん・太刀掛秀子さん、もしくは槇村さとるさん・岩舘真理子さんあたりの「オトメチック」な世界が展開されております

 そういう世界が本当に苦手な方には「とんでもない映画」ということになるのだと思いますが、もともとわりとそういう世界が好きな私は、それなりに楽しく見せていただきました。始まって10分くらいは、観はじめたことを後悔しましたが(笑)。でも、観ていくうちに「慣れて」きて、そこそこ楽しめました。初めからそんなにハードルが高くない状態で観はじめましたし。

 主演の川島海荷さん、こういう映画にはピッタリですよね。新鮮で、躍動感があって。ただ、今後も俳優を続けていかれるのならば、どこかで演技の幅を広げていかなければならないと思いますが。
 もう一人の主演の金田さん。お笑いコンビ「はんにゃ」の方ですよね。一時、かなりの売れっ子になりました。この方、なかなか面白い存在ですよね。いえ、お笑い的におもしろいというのではなくて、これからも演技の勉強を続けていかれれば、もしかしたらいい役者さんになるかも・・・っていう意味です。まあ、ご本人がどう考えておられるかによりますけど、なかなかの演技派になるかも・・と感じました。・・・あ、いつのまにか上から目線になってしまっていました。すみません(汗)

 オトメチックな世界の中で、時折ドキッとする・真理を突いたせりふ(「生きてるから、クセえんだよ」とか)が入っていたり、最後もそれなりにハッピーエンドにしない展開にしたりとか、ちょっと意外な展開もあったりして、思ったよりも楽しめましたよ。まあ、結局は☆3つかな

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月11日 (土)

映画の話・632 「 書道ガールズ!! わたしたちの甲子園 」

20100320001fl00001viewrsz150x1_2 2010年の日本映画です。

 これもよくある、底の浅い青春ものかなあ・・・などと、最初はあまり期待していませんでしたが、これがなかなかいい。思春期・青春期の女の子たちの心の機微を見事に表現している。まさに青春。もしかしたら青春現在進行形の方々よりも、かつて(もうかなり前に)青春時代を経験した、たとえば私のようなものの方が、この映画には感動できるのかもしれません


 お話自体はそれほど際立ってどうということも無いように思います。けれど、登場してくる特に女の子たちが、一人ひとり本当にいいのですよ。いえ、これ、けっしていやらしい意味で言っているのではありません(苦笑)。一人ひとり、本当にどこにでもいそうな子たちで、一人ひとりそれぞれに悩み・思いを抱えている。その中で「書道パフォーマンス」にやりがいを見出し、自己を表現していく。う~~ん、いいですねえ

 成海璃子さん、桜庭ななみさんをはじめ、みなさん自然な演技が本当に素晴らしかった。桜庭ななみさんは「最後の忠臣蔵」の素晴らしい演技のほうを先に観てしまったので、逆に「この映画ではどうなんだろう?」とちょっと心配しておりましたが、こちらはこちらで素晴らしかったです。ほかの方々とも合わせて、「等身大」の演技に引き込まれました。本当に、この「等身大」っていうのが、この作品の一つのカギですよね

 郷土愛や地方都市・地方の商店街の衰退の問題も絡めながら、そこに生きる女子高生たちの心の機微を見事に描いてみせた秀作ではないかと思います。TV局が絡んでいても、いい映画が作られることがあるんですね(苦笑)。「リンダリンダリンダ」などともよく似た、青春映画の傑作の一つではないかと思います

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・631 「 乱暴と待機 」 

20100630006fl00006viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 変な映画でしたわ~。変な映画なんですけど、観終わって妙に心に引っかかるというか、余韻が残るというか・・・。その最大の原因は、「奈々瀬」を演じた美波さんです。彼女の演技、すごく印象的なんですよね。最初は「仲間由紀恵さん」が出てこられたのかと思いました(「ごくせん」の感じで・・・笑)。いじいじしていて、妙にイラつくのですけど、それがまたなぜか妙に可愛かったりもする。劇中で小池栄子さん演ずる「あずさ」が言ってたとおりです
 そしてまた浅野忠信さん。この方の演技も(本作に限って、ですよ)変にクセがあって、イライラするんですけど、それがまた妙に気になる。気になりすぎて、途中何度か思わず笑ってしまいました

 これ、最後まで「どうなんだろ」という感じでお話は進むのですが、これもまたハッピーエンドなのでしょうね。世間にはいろんな愛の形があって、これもまた一つの「愛の形」なのでしょう

 非常にクセのある作品ですが、まさにその「クセ」が奇妙な余韻となって心に迫ってきます。言ってみれば「食べ物は腐る寸前が一番おいしい(byツィゴイネルワイゼン)」といったところでしょうか。 

 映画の話:☆☆☆☆(5つが満点です)

  

2013年5月 6日 (月)

”アンパンマン・ミュージアム”で見つけた、いい風景!

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 で、先の記事の”アンパンマン・ミュージアム”では本当にいくつもの「可愛らしいもの・場面」を見つけたのですが、その中でも最も心を動かされたものがこれ

 お客さん方が行きかう通りの片隅に、普通にこういうシーンがあるのです。これ、本当にそこにアンパンマンとペコちゃんがいて、しゃべってるみたいでしょ?心温まるいいシーンだと思いませんか?

 神戸アンパンマンミュージアムに行かれることがあったら、ぜひ探してみてくださいね

2013年5月 5日 (日)

・・・実はそのあと、”神戸アンパンマン・ミュージアム”に行ってきました。

Img_1685 今日5月5日も、私は仕事です。悔しいので、今日は自転車で出勤しました。車が少なかったな~

 で、今回の記事は今日のものではなく、実は5月2日(木)のお話。先日書かせていただきましたように、この日は仕事で神戸に行っておりました。で、合い間を見つけて「鉄人」を観に行ったのですが、実はそのあと、”ハーバーランド”にもまわりました。これはすでに仕事の一環なんですけどね

 で、最近新しく出来た「umie(最近いろんなところに出来ているような、商業施設です)」にも寄ってみましたが、実は私が最も寄ってみたかったのは、これも最近できました”アンパンマン・ミュージアム”なのです。早速行ってみましたよ(最初の写真Img_1690
Img_1687はJR神戸駅を降りたところで出迎えるアンパンマンです)

 駅からはず~~っと案内掲示およびいろいろなオブジェがミュージアムへの道筋を示してくれております。これらを見るだけでもなかなか楽しいです

Img_1695
 アンパンマン・ミュージアムに着きましたら、Img_1696予想通りもうえらい(たくさんの)人めっちゃ並んでますわ~。基本的にここに来る人はかなり小さい子どもさんを連れていると考えられるのですが、その状況で長時間並ぶのは、やっぱり辛いですね~。人気があって並ぶのは仕方ないのですが、これから夏に向かって、ミュージアム側もいろいろと対策を考えなくてはなりませんね。ちなみにこの日のお昼前の待ち時間は90分でした。ミュージアムのちょうど裏側まで行列が続いていましたよ

Img_1703
 実は私は初めから中に入る気はなかったので(だってこんなオジサンが一人で入ったら、正直、変でしょう
ちなみに入場料は1歳以上誰でも一人1500円です
)、ミュージアム出口付近のおみやげ物屋さんや食べ物屋さんが集まっているところにだけ行きました。でもね、ここだけでも十分楽しめましたわ。いろんなお店を観て、おみやげ物を観て、しっかりと楽しImg_1706_3むことができました。ちなみに私は”神戸 アンパンマン・ミュージアム限定 ドキンちゃんのマスコット”を買いました。「限定」という言葉に心をくすぐられます。・・・それと、ドキンちゃんの「小悪魔的」なところに惑わされるんですよね。ハクション大魔王の「あくびちゃん」も、同じような感じかな。・・・って話がちょっとそれてしまいました

 

映画の話・630 「 もののけ姫 」

18_11531261 1997年の日本映画です。

 今日は”子どもの日”というわけで、子ども向け、ではありませんが、ジブリ作品を。

 もう何度目かの鑑賞になりますが、何度見てもその素晴らしさに圧倒されます。「名作は古くならない・何度見ても新しい発見がある」とよく言いますが、そういう意味では本作もまさに「名作」だと思います

 まずなんといってもその「絵」の美しさ。その描写、その色使い。どの場面も画面を越えてこちらに、こちらの心の奥底に迫ってくるようです(3Dではありませんが・汗)

 そしてお話の方。「自然を守ろうとする者と破壊しようとする者との対決」などと簡単には言えないほどの深さがあります。守ろうとするもの・破壊(開発)しようとするもの、どちらにも言い分があります。考えがあります。どちらが善でどちらが悪かなどと単純には言えません。このあたりがこの物語を「リアリティのあるもの」「深いもの」にしております。そして、一人ひとりのキャラクターが、それぞれ自分の意思を持って存在しております。自分の言葉で話し、行動します。このあたりが「善・悪」を簡単に区別できないゆえんです。いわゆる悪役であるはずの「エボシさま」、とってもクールでかっこいいです

 数々の名作アニメを生み出したスタジオ・ジブリ。言い古された表現ではありますが、その数多くの名作の中でも本作品は一つの到達点に達した作品であると思います。物語の奥深さ・「絵」のクオリティ・そして声優の質も含めて(ジブリ作品の声優さんには私も異論のあるところですが、本作についてはそれほど違和感は感じませんでした)、第一級の完成品であると思います。最近は駄作も多いジブリ作品ですが、このような「骨のある作品」をこれからも期待したいと思います。日本アニメ界、いえ日本映画界にスタジオ・ジブリあり!です。世界に向けて存在感を示し続けてほしいです

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です)

映画の話・629 「 十三人の刺客 」

20100706012fl00012viewrsz150x1 2010年の日本映画です。

 三池崇史監督といえば、ジャンルを問わず大胆な演出・撮り方をされることで有名ですよね。最新作「藁の楯」も三池監督なら「忍たま乱太郎」「愛と誠」も三池監督です。その三池監督が時代劇を撮られたということで、どのような作品になっているのか、とっても興味を持って観せていただきました

 観はじめて半ば過ぎあたりまでは、あまりにオーソドックスな撮り方に逆にびっくり。三池監督らしくないなあなどとも思いましたが、それがかえってこのお話の「重さ」を表現しているようでした。でも、物語の初めのほうに出てくる、いわゆるグロテスクなシーンは、三池監督らしかったですけど(汗)。これらの(グロい)シーンは、稲垣くん演じるお殿様がいかに暴君かを表現するのには、必要だったのかもしれません。少々乱暴にではありましたが、あのシーン一つで観る者を「刺客」側に引き込んでしまいました。(それに、最後のほうのシーンで、あの「みな○○○」と書かれた半紙が登場するのも、効果的でした。)

 前半は三池監督らしさを抑えた撮り方だったと思うのですが、終盤、戦闘シーンになって状況は一転。我慢していたものを吐き出すように、今度は「これでもかこれでもか」の三池監督らしさのオンパレードでした。「刺客」のみなさんの超人的な強さに、ちょっと辟易された方もいらっしゃるようですが、私はそれほど気になりませんでした。ちょっと不謹慎化もしれませんが、次から次へと斬って斬って斬りまくるシーンは、観ていて爽快感すら覚えました。合戦の舞台になった集落に作られた戦闘装置も、あの時代にこんなもの作れないだろ~(汗)というご批判もわかりますが、それも三池監督らしさで、私は変にほほえましく、楽しい気分で見せていただきました

 全体としてはお遊びを抑えて真剣にとり、そこに三池監督らしさも盛り込んでくる・・・私としてはかなり楽しく(と言っては語弊がありますが)観せていただきました。俺は真面目にとることもできるし、大胆に撮ることもできるんだと、監督自身が主張されているようにも感じました。確かにある意味、もっとも三池監督らしい作品なのかもしれません

追記1:岸部一徳さん、いや~、笑いました。それから伊勢谷友介さんもおもしろかったです。あれだけの傷を負っておいて生きているのは、すごすぎると思いますが(苦笑)。

追記2:松方弘樹さんのご出演について、違和感を覚えておられる方も結構いらっしゃるようです。確かに他の方とのバランスを見ればそれらのご意見も理解できるのですが、私は単純に松方さんの殺陣をみて「うまいなあ、他の方とは一味違うなあ。」と感心しきりでした。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2013年5月 3日 (金)

”濱田めぐみ・ソロコンサート・Rouge”観てきました

Img_1746 今日は濱田めぐみさんのコンサートに行ってきました

 「濱田めぐみさん」と言っても一般的にはご存じない方が多いのではないかと思います。元劇団四季の看板女優で、現在は日本のミュージカルシーンを支えるスターのお一人です。私は「四季」の”アイーダ”を観てすっかり虜になり、退団された現在もファンクラブに入って応援しております。今回はそのファンクラブに入っていた甲斐もあってか、なんと前から2列目のほぼド真ん中の席でした。もう本当に「こんな席で見ていいの~っていう状態でした。最後のアンコール後のマイクを通さない「ありがとう」の声もしっかり聞こえましたし

 濱田さんの魅力は何と言ってもその「歌唱力」。「アイーダ王女」を演じられた時はお話にも感動させられましたが、その歌声に本当に魅せられました。特に第一部の最後のシーンなどは、何度見ても鳥肌が立ちました。もちろん他の作品でも、毎回心を奪われております

 で、今回はミュージカルではなく、コンサート。お芝居ではないのでどんなふうに歌を聴かせてくださるのか期待半分不安半分でしたが、やっぱりその歌声は「さすが」の一言でした。アイーダのオープニングテーマを(英語で)歌われた時は、好きなお話だけにテンションも上がりましたが、なんといっても圧巻だったのはレ・ミゼラブルの2曲。心が震えました。素晴らしかったです。ちょっとお話はそれますが、やっぱり9月のレミゼ大阪公演、観に行こうと心で固く誓いました・・・濱田さんは出ていませんが。あ、あと、スペシャルソングの、AIさんの「Story」もよかったです

 合い間に聴かせるMC(トーク)はちょっとピントはずれなところもあったりなかったり・・・。でも、いつもはクール・ビューティーな濱田さんの、また違った可愛らしい一面を見せてもらえて、楽しかったです。正直、やっぱり物語全編を通してその世界に浸りきり、感動させてもらえるミュージカル&お芝居の方が、やっぱりよかったかなあとも思うのですが、それでも、こういうコンサートもいろいろな世界を楽しませてもらえて、なかなか楽しかったです。濱田さんの歌は、やっぱり素晴らしかったです

2013年5月 2日 (木)

”鉄人”観てきました(2013.5.2)

Img_1682 ”鉄人”と言いましても、元阪神の金本選手や元広島の衣笠選手(古いですか)ではないですよ。昔の漫画「鉄人28号」のことです

 世間ではゴールデン・ウィーク真っただ中ですが、私は今日も仕事でした。まあ、カレンダーでは「平日」ですので、そういう方も多かったと思いますが。で、私は今日は仕事で「神戸」に行ってたのですが、せっかくですので時間を作ってちょっと足をのばしまして、すぐそばの「長田」にあります「鉄人28号」の像に会いに行ってきました。私、この像、好きなのですよね~

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 いえ、言ってみれば、昔の漫画の主人公をモデルにした像が、広場にただ「立ってる」だけなのですよ。動きもしませんし、上に登れもしませんしね。でもね、これが現地まで行って「この目で」見ると、なかなか感動するのです

 以前観に行ったのは、もう2・3年前かな~。また観たいなあとここのところ思っていたのですが、仕事で神戸に行くことが決まって、「それなら寄ってみよう」と思っていたのでした。どこかに行くときは、できる限り周辺をまわろうとする欲張りな私ですので、今日も「合い間」を作って行ってきました。

 私がいった午前中はまだちょっと曇り空で、鉄人もちょっと元気がなさそうだったかな~。でも、その存在感はさすが。ちなみに鉄人の後ろには、小さいお子Img_1672たちが遊ぶのにちょうどよさそうな公園があります(左の写真参照)。

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 「鉄人28号」の作者・横山光輝さんがこの地のご出身ということで、町おこしの気持ちも込めてこの像が建てられたようです。周辺を歩いてみると、この像、本当に町の人々に愛されているのがよくわかります。なにかねえ、この像が本当にこの街を守っている感じがします。その大きさに、安心感があります

 横山光輝さんといえば、他には漫画「三国志」の作者ですよね。そのImg_1678関係で、街中にはその関連の写真や像が、これまたたくさん展示(?)されています。たとえばこれは「関羽」の像です。

 他には代表作として「ジャイアント・ロボ」なんかもありましたが、その関連の像は見つけられませんでした。関連グッズもいくつか出ていて、私はかわいいクリアー・ファイルを買おうかと思ったのですが、荷物になるのでやめました

 特に「鉄人」や「三国志」もしくは横山光輝さんのファンでなければ、遠くからわざわざ来るほどでもないかなあとは思うのですが、それでも関西圏に住んでおられる方は、神戸(三ノ宮)あたりとセットで観に来られてはいかがかなあと思ったりします

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