映画の話・573 「 ミニミニ大作戦 」
2003年のアメリカ映画です。
観終わって、「これとよく似た感じの作品を以前から知ってるぞ~。なんだったっけかな~」
。いわゆる悪人(泥棒ですからね・笑)が主人公なんだけど、ついつい応援したくなる。痛快なスピード・アクション・ユーモア。おまけに美女も登場する(銭形警部のような人は登場しませんけどね)。気軽に観られて、観終わって爽快感が残る。まさに娯楽映画の王道といった感じの映画でした
。・・
。
私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)
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2003年のアメリカ映画です。
観終わって、「これとよく似た感じの作品を以前から知ってるぞ~。なんだったっけかな~」
。いわゆる悪人(泥棒ですからね・笑)が主人公なんだけど、ついつい応援したくなる。痛快なスピード・アクション・ユーモア。おまけに美女も登場する(銭形警部のような人は登場しませんけどね)。気軽に観られて、観終わって爽快感が残る。まさに娯楽映画の王道といった感じの映画でした
。・・
。
私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)
2010年の日本映画です。
国際結婚カップルの、おかしくも楽しい生活を描いております。この作品、まずはキャストで成功しておりますよね。さおり役の井上真央さん、トニー役のジョナサンさん、どちらもはまり役だったように思います。特にトニー、人柄の良さがよく出ておりました
。
途中の、妙なドキュメンタリータッチの部分は必要なしだとは思いますが、文化の違う国で生まれた二人が、出会い、愛を育み、その中で誤解や摩擦もありながらそれを乗り越えていく姿は、なかなか「ほっこり」させられました。日々の困難や感動も、大げさでなく等身大に描かれているのがよかったと思います。小品佳作、ですかね。観終わってホッとする作品でした。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
先日映画で観ていたく感動し(映画レビュー・チャンピオンにしていただいたのは、この映画のレビューです
)、ぜひ原作を読んでみたいと思っておりました本作、ついに読ませていただきました
。お友達のUOMOさんにもおすすめいただいておりましたし
。
吉良邸に討ち入った赤穂浪士の中で、最後の最後に討ち入りの同志から外れた「瀬尾孫左衛門」と、討ち入った後処罰を受ける前に姿を消した「寺坂吉右衛門」。いわゆる最後の「赤穂浪士」二人の「その後」の生き様が描かれております。
二人とも世間からは「裏切り者」との汚名を着るわけですが、実は主君の大石内蔵助から密命を受けておりました。世間に誤解を受けながらも主君の命を果たすために命を懸ける二人の生き様、その「耐え忍ぶ姿」に琴線はビンビン震えてしまいます。ある程度年齢を重ねますと、「我慢」「忍耐」というものに敏感に反応するようになるようです
。
映画では「瀬尾孫左衛門」が主人公でありましたが、原作である本作ではむしろ「寺坂吉右衛門」が主人公です。吉右衛門が主人公なら、もっと違った映画になったように思います。
でもね、私自身は原作もよかったですが、映画の方がより感動できました。映画の方を先に観ていたということもあったからかもしれませんが、お話の登場人物がまさに映画の「役者さん」そのまま。まったく違和感がなく、読みながらその方々を思い浮かべておりました。特に可音さま。本作ではそれほどの記述はなかったのですが、映画の方ではそれを広げてより具体的に描いておられたのですが、それがまさに「桜庭ななみさん」にピッタリでした。
あと、映画では原作にない場面・人物も登場したのですが、それらがとってもよく、このお話の世界観をより広げておりました。
先ほども書かせていただきましたように、原作よりも映画の方が私にはよかったのですが、それでも本作品、原作だけでもしっかりと感動させていただきました。残された二人の生き様、そこに観られる「まことの武士の姿」には、涙を禁じえませんでした
。お若い方には今一つかもしれませんが、ある程度年齢を重ねられて、特に日本の武士道・潔さなどに心を動かされるようになられた方には、ぜひ一度読んで、そして観ていただきたいと思います。おすすめです。
私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)
YouTube: Michel Polnareff - Holidays
思い出に残る、あまり知られていない曲第18弾でございます。今回はミッシェル・ポルナレフの「愛の休日」を。
私が音楽的に物心がついた中学2年生のころ、うちの家には姉が買い集めたシングル、もしくはLPレコードがたくさんありました。ビートルズ以外はほとんど知らない、聞いたこともないアーティストの聞いたこともない作品ばかりでありましたが、「いい音楽が聴きたい」という欲求に導かれ、手当たり次第に聴いておりました。その中で「サイモン&ガーファンクル」や「カーペンターズ」「クイーン」などと出会うわけですが、それらのレコードの中で特に異彩を放っていたレコードがミッシェル・ポルナレフの「愛の休日」であり「シェリーにくちづけ」でありました。キンキラキンに輝く背景の中に、まるでフィンガーファイブの晃のようなサングラスをかけ、アフロヘアー(?)のポルナレフ様が光り輝いておられました
。
で、聴いてみるとこれがまさにフレンチポップスといいますか、お洒落な曲調で、とっても琴線に響いたわけです。「シェリーにくちづけ」の方はその後サッカー日本代表の応援歌としてとっても有名になったわけですが、この「愛の休日(原題“HOLIDAYS”)」の方は当時爆発的ヒットを記録したものの、その後はそれほど知られないようになったのです。今の若い人の中にはまったく聴いたことがなくて新鮮
とおっしゃる方も多いのではないかと思います。
ポルナレフ様はその後どうされておられるのか私は知りませんが、音楽史の一時期に光り輝いたこんな方がいらっしゃることを、音楽好きの方なら知っておいていただきたいなあと思ったりします。
昨夜(2012.10.22)は、大阪・オリックス劇場(旧、厚生年金会館)で行われました、アメリカのロックバンド”シカゴ”の来日公演を観に(聴きに)行ってきました
。
実は私、それほど”シカゴ”のファンというわけではありません。曲も「素直になれなくて」と「サタディ・イン・ザ・パーク」ぐらいしか知りませんし。ただね、実はある筋からチケットがまわってきまして・・・。で、もともと「音楽が好き」ということと、コンサートやミュージカル・歌舞伎等も含めて「劇場のあの雰囲気が好き
」ということで、出かけていきました
。本当に、与謝野晶子の歌ではありませんが、イベント前のあのワクワク感の中に身を置くことがたまらないのですよ
。客電が降りた瞬間なんかもう「うわ~~
」って感じです。
会場に着くと、当たり前かもしれませんが、私と同年代もしくは私より上の世代の方がほとんど。そういう意味で、会場にいても楽でした。始まってからも無理に盛り上がらなくてもいいですし。そりゃそうですよね。シカゴが一番活躍していたのは、今から30年くらい前ですもんね。
19:30を少し過ぎてコンサートは始まり、私にとっては知らない曲ばかりが続いたのですが、それでもさすがにベテランバンド。安定した楽曲を安定した技術で演奏してくださり、私もとっても楽しめました。一曲目からノリノリで聴かせていただきました。
「素直になれなくて」ぐらいしか知らない私は、どちらかというとAOR的なバンドかと思っていたのですが、実際はホーンセクションが活躍するブラス系バンドらしいです。今日職場で昨日のことを同僚に話したら、そう教えてくれました。ふたりの同僚に「俺、めっちゃファンやのに」と、とってもうらやましがられました
。でも、ホーンセクションもそうでしたし、パーカッションパートもその他の方々も、本当に安定した演奏を聴かせてくださって、曲をほとんど知らない私も、しっかりと楽しませていただきました
。
で、コンサートが始まって1時間30分ほど経ったとき、歯切れのいいキーボード(エレキピアノ?)のイントロで曲が始まりました。「サタディ・イン・ザ・パーク」です。この曲がとりあえずのラスト前になります。そしてラストはご存じ「素直になれなくて」
。ボーカルはあのピーター・セテラではありませんでしたが、それでもよかったです。ベースの方が歌っておられましたが、この方の声も夜空に届くようでした
。やっぱり名曲です。たとえば今夜の曲がこの曲一曲だけだったとしても、来たかいがあったと思わせてくれる演奏でした
。
あとは、アンコールが一回、3曲ほど(2曲だったかな?)演って、おしまいでした。終わり方は「あっさり」といった感じもしましたが、演奏がすべて終わってから、メンバーの方々はお客さん方の握手やハイタッチのリクエストに延々応えておられました。一階席の方々がうらやましかったです。
何度も書きますが、あまり曲を知らない私も十二分に楽しませていただけた、素晴らしいステージでした。お客さんも含めて、「大人の余裕」を感じさせてくれるステージでした。
あと、余談ですが、「素直になれなくて」。これ原題は「Hard to say I'm sorry」って言うんですよね。これを「素直になれなくて」と訳した方のセンスは素晴らしいと思います。これぞ名訳です
。
またまた余談ですが、実は私、ミュージカルやお芝居・歌舞伎等は時々出かけるのですが、コンサートに行ったのはたぶん10年以上ぶりです。でも、昨夜行って、「コンサートってやっぱりいいもんだなあ」と思いました。これからはコンサートにも積極的に参加しようと心に決めました。ただ、若い人たちの間で「無理をして」盛り上がるのはちょっとしんどいですけど
。
もうひとつ余談ですが、かつての厚生年金会館、高校生の頃にレインボーやホワイトスネイク、ジューダス・プリーストなどを観に行った記憶があります。レインボーの時は昨夜と同じ2階席。ステージまでもっと遠かったような気がしておりましたが、けっこう近かったです。
あ~、でも、楽しかった。いい時間を過ごすことができました
。
2011年の日本映画です。
「オトナ帝国」や「あっぱれ戦国」ほどのクオリティを求めるのは、はじめから酷というものなのでしょうねえ。でもやっぱり、「クレしん」映画となると、知らず知らず期待してしまう私がおります。でも、やっぱり今回もその希望は叶えられませんでした。まあ、仕方ありませんねえ・・・
でもそのあたりを差し引きしても、本作、今一つだったかなあ。はじめから終りまで、メインのテーマが「おなら」って・・・。
子供向け映画だとしても、ちょっとねえ・・・
私の評価:☆☆(5つが満点です)
2010年の日本映画です。
雄大な山の景色がまず見どころ。それに、山の厳しさをしっかりと伝えることにも成功しているんじゃないかな
。小栗旬さん演じる「三歩」が超人的過ぎて、ちょっと興味をそがれるところはあるけれど、それでも小栗さん、好演されていたと思いますよ。そのさわやかさが少々漫画チックなのは、ご愛嬌でしょう。それから長澤まさみさん、彼女もよかったと思いますよ。新人山岳救助隊員の彼女(名前、忘れちゃいました。すみません)を魅力的に演じておられたと思います。最近、役者として迷っておられるような感じも見受けられますが、あまり悩まず来た役をこなしていかれたらいいんじゃないでしょうか。彼女(長澤さん)、それほど下手ではないですよ(と、素人が偉そうに言いましてすみません。笑って許してください)
。
。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
YouTube: ARB / standing on the street
あまり知られていない、思い出に残る曲、第17弾です。今回はARBの“スタンディング・オン・ザ・ストリート”を取り上げさせていただきます。貼り付けさせていただいたテイクは再結成のときのもののようですが、やっぱりカッコいい。
今からもう30年近くなるでしょうか。大学生のころ、ARB、好きだったな~。非常に硬派で、かっこよかったです。石橋凌さんをVoとし、あとはギター・ベース・ドラムスという最小限といってよい編成で、骨太なロックを聴かせてくれました
。石橋凌さんのVoもストレートに心に訴えかけるものがありましたが、専門的なことを言いますと、ドラムスのキースさんの刻むビート、リズムは本当にすごかったです。特にハイハットの刻み方、こんなふうに出来る人はなかなかいらっしゃらないと思います(この動画ではそれほどでもないですが
)。スキンヘッドで、見かけはとってもいかつかったですけれど(笑)。
骨太な曲の多かったARBですが、その中でも私が代表曲だと思っているのは、この“スタンディング・オン・ザ・ストリート”です。かっこいい曲、そして歌詞のすべてが心に響いたのですが、特に「女に愚痴をこぼしている」という歌詞を聴いて、大学生だった私は「大人になってもできる限り愚痴をこぼさないでおこう」と思ったものでした。大学生の自分から見た、ちょっと先の疲れた大人の姿を歌ってくれていて、自分はこうはなりたくないなんて、この曲を聴くといつも思っていました。
ほか、ライブ盤「魂こがして」なんかもとってもよかったです。その中の「赤いラブレター」の最初の絶叫「戦争反対!赤紙反対!(でしたっけ?)」には心が震えました。他、バラード曲では「ジャスト・ア・16」のような切ない歌や「ボート・ピープル」などという優しい歌も歌っておられました。
大人になる直前の私に、大人の「男」の世界を見せてくれました。その後Voの石橋凌さんは俳優に転進されましたが、今でも私たちのアニキとして、大人の男の世界を体現しつつけてくれております。
2004年のアメリカ映画です。
とっても楽しませていただいた前作を受けて、Vo。前作をアクション重視で思いっきりやって、説明不足だったので、その説明のために今作を撮った・・・
。アクションシーンも前作より少なめですし、グロい場面に至っては前作の比にならないくらい少ないです(いえ、グロいシーンを期待してるわけではありませんが)。でも、目を・・・
。
ですので、前作を含めてお話はよくわかりましたが、正直ちょっと物足りないかな~。いえ、お話のつじつまが合って、それはそれでよかったのですけれど、ちょっと真面目すぎるかな~といった感じです。乱暴なことを言えば、もっとめちゃくちゃやってほしかった(笑)。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
あまり知られていない、思い出に残る曲シリーズ第16弾でございます。今回はブルーハーツの「青空」を取り上げたいと思います。
ブルーハーツの曲は、洗練されない言葉でストレートに主張するものが多いですよね。この「洗練されない」というところがミソで、ごつごつしたそのままの言葉だからこそ、よりいっそう人の心を打つといった感じがします。
で、この「青空」。「リンダリンダ」や「情熱のバラ」「人にやさしく」ほどは有名ではないと思いますが、やっぱり名曲です。私は先日『カラフル』という映画を観たのですが、そのエンディング・テーマとして流れてきてこの曲を知りました
。この映画で使われていたのは、ほかの方が歌ったものでしたけれど。映画もよかったのですが、なんと言ってもこの曲の素晴らしさに心を打たれました
。スローバラードの曲自体もよかったのですが、なんと言ってもその歌詞、本当に秀逸です
。「生まれたところや皮膚や目の色で いったいこの僕のなにがわかるというのだろう?」というフレーズは、本当に真理だと思います。素晴らしすぎます
。現在も多く取り上げられる「いじめ」や「差別」「偏見」の問題に対して、鋭く明快な「解答」を与えてくれているように思います。
ブルーハ―ツと言えば若い人の(と言ってもけっこう前のバンドですが)聴く音楽という印象があるかもしれませんが、いろいろな世代の方に聴いてほしい、そして感じてほしいと思います。大津市の例の中学校の校長や教育委員会のみなさんにも、ぜひ聴いてほしいなあ
。
2012年の日本映画です。というか、現在公開中です。
亡くなった人と、もう一度会うことができたら・・・。今までにも「あした」や「黄泉がえり」などという作品が作られました。私も嫌いではないテーマですので、ある程度期待が高まった状態で観てしまったのですが、正直に書きますと、上記二作ほどは感動できませんでした
。
大感動された方も多くいらっしゃるようですので、そういう方にはその感動に水を差すようで申し訳なのですが、一つひとつのエピソードがちょっと上滑りというか、深みがないように感じたのです。遠憲さんのエピソードはまだ「導入」ですのでいいとしても、その他のエピソード、演劇部の二人のも佐藤隆太さん・桐谷美玲さんカップルのも、それから歩美くんのご両親のも、今一つ深みというか説得力を感じなかったので、それほどは感情移入できなかったのです
。どれか一つのエピソードに絞って、じっくり描いた方がよかったかもしれませんね。再会した後の日々(その後、残された者がどうやって再生していくか)も含めて・・・
決して悪い(面白くない)映画ではないのですけど、惜しかったなあというのが、私の正直な感想です。同じようなテーマの映画としては、私としては大林監督の「あした」がいものところ一番かなぁ・・
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
何をおいてもまず、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンです。この二人の重厚かつ軽妙な演技に、引き込まれずにはいられません
。
二人とも病気で余命いくばくもない。そのような状況で、人生をいかに締めくくるか。重いテーマでありますし、ある程度の年齢になると誰しもが考えることだと思いますが、先述のお二人が、見事に考え、結論を出してくれます。言葉にするほど簡単には割り切れないのだろうとも思いますが、結局、来るべき「死」を嘆くより、やりたいことをやる・やり残したことをやる・・・。「世界一の美女とキスをする・荘厳な景色を見る(でしたっけ?)」
人生をどう締めくくるか・・・。
私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)
それでは九州最終日、4日めのお話をさせていただきます
。嬉野の旅館から一路、前日も来た長崎へ。それなら長崎で泊まればよかったんじゃ
とおっしゃるご意見はもっともなのですが、実は夜、嬉野で仕事があったのです
。
この日はまず、三菱重工長崎造船所の見学から仕事
が始まりました。広大な敷地の中に「巨大な船」の部品があちらこちらに置かれてありました。言ってみれば、プラモデルの部品の何倍もの大きさのものが、そこらじゅうに置かれているといった感じでした。写真を撮ってきたかったのですけれど、場内は撮影禁止でした。右の写真は昨日の軍艦島ツアーの船上から撮ったものです
。
その後、今回の出張で初めて自由時間をいただきました。ほんの2時間ほどですが、長崎市内を見て回りました。まずはカステラで有名な「ふくさや」本店へ。ここ、看板が出てないんですよね。少し前に流行った「バットマン」のようなマークだけが目印です。でも、すぐに見つけることができました。
そしてそれから浦上天主堂前へ。「前へ」と書きましたのは、中には入ってないからです。中よりも、その界隈の方が興味がありましたので、それなりに堪能しましたよ。
そしてその後は、昼食を食べるために中華街へ。ガイド紙に載っていた人気の中華料理屋さんのちゃんぽんが食べてみたかったので、そのお店「江山楼」さんへ。
そこで「特上ちゃんぽん」1575円なりを食べました。少々お高く感じるかと思いま
すが、と~~ってもおいしかったです。特にクリーミーなスープは最高でした。
このあと、中華街の近所で観られるところを・・と探しまして、出島にちょっと寄ってみました。ここでも中には入りませんでしたけど(汗)。いえ、お金をケチったのではないのですよ。時間がなかったのです。
その後、集合場所に戻り、バスで博多まで移動、そし
て新幹線で新大阪まで帰ってまいりました。右は新幹線の中で買った、INAK神戸でおなじみ「黒糖ドーナツ棒セット」です。400円なり。おいしいコーヒー、それからドーナツ棒でした。
遊び・観光ではありませんでしたので、名所をゆっくりと観てまわるということはできませんでしたが、それでも仕事をしながらでは、けっこう楽しめたのではなかった
かなあと思っております。こんどは純然たる観光で来てみたいですが、そうなるとお金がねえ・・・。今回は長崎(壱岐含む)中心の出張でしたが、出来れば次は福岡、そして門司あたりにいってみたいなあと、贅沢にも考えております
。
それでは長くなりましたが、今回の九州行、読んでいただきましてありがとうございました。最後の写真は、大村SAからの、大村湾の夕日です
。
出張3日め。この日は昼から軍艦島上陸ツアーを予約しておりましたので、その出航時間になんとか間に合わなければならず、佐世保からのバスの中でも気分は走っておりました。で、乗船時間(出航30分前に乗船して30分間学習してから出航します
)にはギリギリ間に合わなかったのですがなんとか乗せていただいて、出航には事なきを得ました
。
いや~、揺れましたわ~。あまり波が高いと出航できない・・・、出航できても上陸できない・・・などなどいろいろ制限はあるのですが、この日はなんとか出航も
上陸もできました。それでも、揺れましたわ~。船が小さかったことも理由の一つだとは思いますが、基本的に軍艦島クルーズはゆれるようです
。でもね、実はとっても楽しかった~
。乗客の中には気分を悪くされておられる方もいらっしゃったようですが、私はデッキ席にいたからかもしれませんが、
まったく酔いませんでした。遊園地のジェットコースターのようなものに乗っているような気分でした。実は私、ジェットコースターが嫌いなのですが、このクルーズは楽しめました。こちらの方が妙に安心感(絶対に転覆しないだろう、しても救命胴衣で助かるだろうという、安心感です)があ
って、楽しくゆられておりました。
出航して30分ほどすると、軍艦島に到着です。右の最初の写真のようなところに船が着きます。最初の写
真にも、よ~く見ると船が停まっているのが見えます。ここから上陸し、ガイドさんの案内でコースを進んでいき、ポイントポイントで説明を聞きます。上陸しても自由に島の中を見て回れるわけではないのですが、それでも結構いろいろなところを観ることができました
。この日は日差しもきつく、空もまっ青で、なにかしら悲しいくらいでした
。
でもね~、日本の高度成長期を支えたこの軍艦島。一時は日本で一番人口密度の高かった軍艦島。そこに現在はたったの一人も住んでいなくて、完全なる廃墟になっている・・・。うま
くは表現できませんが、「栄枯盛衰」と言いますか、人の世の「無常」を痛感させられました。右の写真は、マンションの上に立つ、「神社」です。人間の住むところには宗教も必要、特に毎日命がけで生活・仕事をしている人にとっては・・・、というところでしょうか
。
約90分間の上陸しての説明を聞き、また船に乗ります。軍艦島の周りをゆっくりと一周してから、一路、帰路に着きます。この周遊の間、とっても船が揺れるのです。めっちゃ揺れるなか、軍艦島の写真を撮るのが、これまた妙に面白かったです。
軍艦島に上陸するツアーはいくつかあるようですが、私、今回は「軍艦島コンシェルジュ」というところに頼みました。赤いポロシャツが目印です。ちなみに私、自
分へのおみやげにこのスタッフポロシャツ、買いました。で、ここのスタッフのみなさまの説明が、とってもわかりやすいのです。船の中でも、島に上陸してからも、まさに「軍艦島」に対する「愛」のあふれる説明で、本当に感動いたしました
(左の写真参照)。
たくさん写真を撮ってきたのですが、ここではほんの一部しか紹介できないのが残念です。でも、本当に以前から一度行ってみたかったところでしたので、今回、つ
いに上陸することができて、満足でした。たのしいというところではもちろんありませんが、いろいろと考えさせられました
。
そして長崎港に戻った後は、少しだけ長崎市内を見て回り、嬉野へ。今夜の宿はここの旅館です。九州最後の夜です。嬉野では本当に「泊まっただけ」でした。そして翌日は再び長崎へ。
これまた長くなってきましたので、最終日のお話はまた明日ということで。それでは失礼します。
それでは、お話の続きを・・・。
九州出張3日目の朝、朝食後すぐに港に移動し、これまたすぐにフェリーで唐津東港に渡りました。行きのフェリーが本当に「えらいこと」になったものですから、この日の朝食は本当に気を使って「ちょっと」だけにしましたよ。
今回の出張の中でこの3日目が一番内容的に詰まっていたものですから、この一日もしくは今回の出張すべてが充実したものになるかどうかは、壱岐からの帰りのフェリーで酔ってしまうかどうかにかかっているといっても過言ではありません。ですので、慎重に慎重に、なんとか酔わないようにことを運びました。酔い止め薬も、一緒に行った同僚に「高いヤツ」をもらいました
。
で、フェリーに乗船したら、今回はデッキのベンチに陣取り、なおかつ出来るだけ眠るようにして過ごしました。行きは中の部屋で座っていて、苦しくなりましたので。で、結果・・・。見事に酔いませんでした
。港を離れてすぐに眠りにつき(これも
薬の効果でしょうか)、気がつくと到着まであと30分というところでした。気分もすっきりしていました。酔っていない自分に、思わずテンションが上がり、船の中をうろうろし、写真を撮りまくってしまいました
。
無事、唐津東港に着き、次に目指したのは佐世保です。佐世保と言えば先ごろ引退したタイガース・城島捕手の故郷です。そして、軍港としても有名ですよね。私は今から20数年前、バイクで一人で九州を周った時に、アクシデントがありなが
ら、みなさんに優しくしてもらった思い出の土地であります。
佐世保では、有名な「佐世保バーガー」を昼食にい
ただきました。実はNo1人気の「ヒカリ」というお店に予約してあったのです。ジャンボDXバーガー650円也(右下の写真)とフィッシュバーガー410円也。でもね、本当においしかったです。こんなにおいしいハンバーガーを食べたのは初めてでした
。普段食べることが多いマ○ド・・・もおいしいのですけど、それよりももっと手作り感があって、まさに「料理
」といった感じがしました
。
車内でハンバーガーをいただきながら、佐世保から今度は長崎市内に移動しま
した。実は時間がなかったのです。なぜ時間がなかったのかというと、乗船時間に間に合わなければならなかったから。何の船に乗るかというと、実は「軍艦島」に上陸するためのツアーの船に、です。実はこの3日目は、フェリーのあとバスで移動、そしてまた船という日程でしたので、絶対酔いたくなかったのです。結果として幸いなことに酔わず、どの場所でもしっかりその場所を堪能することができました
。
軍艦島・・・今回の出張の中で、特に私が希望して入れてもらったところです。ここ、以前から行ってみたかったのです。一生の中でもなかなか行く機会もないでしょうし。こういう廃墟って、まさに「つはものどもが 夢のあと」といった感じで、繁栄
していた時に思いを馳せ、とっても切なくなります。なにはともあれ、出来ることならば現場に行ってみたい常々考えている私としては、今回は絶好の機会だったので、少々無理やり入れてもらいました。
長くなってきましたので、その時のお話は、また明日にさせていただきましょうか。明日もよろしくお願いいたします。
それでは、そろそろ書かせていただきます。先週、10月2日(火)から5日(金)まで行かせていただいた、九州出張の話。でも、あくまで仕事ですから、自分の好きなところへ行って遊んでいたわけではないので、そんなに面白い記事は書けないと思いますが
。でもね、そこはいつもの私、許される範囲の中で、出来る限りエンジョイはしましたけどね
。
最初の目的地は、なんと長崎県の壱岐島です。魏志倭人伝に出てきましたよね
。なんでそんなところへ
とみなさんは思われるでしょうが、いろいろ仕事があるのです
。今回はそこで2泊いたしました
。新大阪から博多までは新幹線
、そしてそこからバスで佐賀県の唐津東
港へ。そしてそこからフェリーで壱岐島に渡るという行程でした
。
その、壱岐島に渡るフェリー(最初の写真)ですが、これがまあ大変でした。私、瀬戸内海の海は慣れているのですが、外海にはあまり慣れておりません。嫌な予感がしていたのですが、今回は台風の余波でそりゃあもうすごい波
。めっちゃ揺れまして、結局乗船30分ほどで酔ってしまいました。そしてリバース
。直前に食べたホットドック200円也が、まったくの無駄になりました
。酔い止めは飲んでいたのですけどね、一番の安物だったからでしょうか、まったく効きませんでした
。乗船時間2時間弱、まさに壱岐への行きは生き地獄でした
。・・・はい、「いき」を三つかぶせさせていただきました
。
そんな大変な思いをして渡った壱岐島でしたが、渡ってみると予想通りキレイな島でした。でも、思ったより都
会で、思ったより大きかったです。そこからこれまたバスで宿舎へ移動。私が泊まった場所は、ホテルのような、民宿のような・・・。でも本当はトルコにある世界遺産のような建物でした
。そしてこの部屋からみた景色がこれ(右の写真です)。朝焼けです
。
2泊3日でいろいろと仕事をこなしたのですが、印象に残っているのは、やっぱり青い空と碧い海ですかね~。海はと~~ってもキレイでした。透明度が違いました。
こんな感じで、壱岐島での2泊3日は過ぎていくのですが、私の出張はこれで終わりではありません。このあと、長崎市に渡り、出張は続きます。実は次の3日目が仕事的にも一番ハードで、それでも一番充実してましたかね~。でも、そのお話はまた明日にでもさせていただきます。それでは、今回はこの辺で
。
写真解説:1枚目・壱岐島に渡るフェリー(行きも帰りもこれでした)。 2枚目・船から見た唐津城です。 3枚目・壱岐島の港 4枚目・壱岐で泊まった宿舎 5枚目・宿舎の窓から見た朝焼け(宿舎からは夕焼けも朝焼けも同じように見えます
) 6枚目・国定公園・錦浜です。
2010年の日本映画です。
主要な登場人物、みんな情けないですわ~。百瀬はダメ男、佳代はダメ女、そして桃は小悪魔です。み~んな、ほんとバカです。・・
。
恋愛は人を狂わせます。冷静な時なら絶対しないような行動もしてしまいますし、絶対言わないような言葉も平気で言ってしまいます。百瀬の行動も、佳代の行動でさえも、実はよ~くわかります。実は・・・
。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
2010年の日本映画です。ちょっと、ネタばれあり
世間ではそこそこ高評価のようなのですが、私にとっては、正直「まあ、ふつう」といったところでした。お話自体はそこそこリアリティもあり、それなりにのめりこみもできたのですが、ただ、智子(谷村さん)が亡くなっちゃうのはね~・・
。
本作で特に目を引いたのは、ユウキを演じた高良健吾さんの演技です。彼、いいですね。将来有望な若手俳優さんは多々いらっしゃいますが、この方は一種独特の雰囲気を持ってらっしゃる。本作だけではなくて、映画によって全然違う「色」「雰囲気」を出すことができる。お見事です。これからも注目の俳優さんです。
あ
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
いや~、やられました。ラスト1分の「オチ」には参りました
。それまでのすべては、これのためにあったのですねえ・・・
。
全体的な雰囲気はなかなかのものですし、芸人さん方の演技の拙さ(いえ、お上手な方もいらっしゃいましたよ)も、石坂浩二さん・国村隼さんらの演技にカバーされて、全体としては違和感のないものになっておりました。
なぜ脱獄するのか?なぜすぐにつかまるのか?どこに行こうとしているのか?独特の雰囲気の中、それらの謎に興味を引きづられたまま、最後まで飽きずに観ることができました。そして、あのラストですわ・・・
「
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)
昨日は朝から自分が関わっているチームの練習に行く予定だったのですが、台風の接近でお休みとなり、急に時間が空いてしまいました
。で、台風が接近する中、朝から、以前から行ってみたかった大阪・千早赤阪村にあります下赤坂の棚田に行ってみました。以前、春の田植え時期には行ったことがあったのですが、秋の実りの時期に行くのは初めて。昨年も刈り取る前に行こうと思っていたのですが結局行けず、今年も難しいかなと思っていたのですが、急に時間ができて、行くことができましたよ
。
台風が近づいてくるときで、行く途中も、そして着いてからも、ほとんど誰にも会いませんでした
。ここにたどり着くには、中学校(千早赤阪村立中学校)の中を通らなければなりません(
)ので、中学生
たちがたくさんいたらちょっと行きにくいなあと思っていたのですが、クラブ活動の生徒も、この日は誰一人いませんでした。まあ、警報が出ていましたからねえ。
でもね、春の水を張った棚田もキレイでしたが、実りの秋を
迎えた棚田もキレイでした。欲を言えば、もう少し金色に輝く稲穂が観たかったですけどね。でも、そんなにグッドタイミングではなかなか行けませんからねえ。
でも、水田、特に棚田の景色は、まさに日本の原風景。これからも大切にしてほしいです。
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