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2012年5月

2012年5月30日 (水)

映画の話・506 「 マイ・ブラザー 」

20050422001fl00001viewrsz150x1_2
 2004年の韓国映画です。

 

 はじめはどうなることかと思いながら観ておりましたら、中盤あたりから次第に内容が重くなり、最後はなかなか辛い結末を迎えました

 主演・弟役のウォンビンは、軽薄な感じでありながら心に「すっきりしないもの」を抱える繊細な役を、よく演じていましたね。そして兄役のシン・ハギュン、関西に住む私はMBS毎日放送の河田アナウンサーに見えて仕方ありませんでしたが、これまた弟に対して複雑な思いを抱える微妙な役をよく演じておられました。そしてお母さん役の方・・・どこかで見た方だなあと思っておりましたら、「冬のソナタ」ユジンのお母さんだったんですね

 タイプの違う兄弟の(母親との関係も含めた)お互いに対する思い。それに恋愛が絡まって、より気持ちは複雑に。そして衝撃の結末へ。それぞれの複雑な心の中をしっかりと描いた、なかなか見ごたえのある作品でした

 

 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2012年5月29日 (火)

”北山杉” by 梅まつり




YouTube: 北山杉 / うめまつり

 思い出に残る、あまり知られていない名曲シリーズ第9弾、今回は「梅まつり」というグループの「北山杉」という曲をご紹介させていただきます。思えばこの曲ほどこのシリーズ(隠れた名曲)の趣旨に添う曲は、他にないのではないかとすら思います。本当に名曲です。けれど、実はあまり知られていません。 

  この曲のシングルレコード、気がつけば家にありました。姉が買ったものだと思います。そして、「プリン・キャッシーのテレビテレビ」という日曜日の昼のTV番組に「梅まつり」がゲストに来ていて、演奏しているのを見たことがあります。調べてみますとこの曲は1975年の発売だということですから、私、小学校の中学年くらいのことですわ~

  当時はいわゆるフォークソング花盛りの頃でしてね、私も姉の影響を大いに受けながら、フォーク大好き少年に育っておりました。そんな私ですから、初めて聴いた時から、この曲の魅力にはまってしまいました。

  小学生当時からこの曲は大好きだったのですが、高校、そして大学と進むにつれて、またこの曲はまた違った魅力をもって私を捉えるようになりました。つまり、私の「京都愛」が大きくなるにつれて、この曲もその「テーマソング」の一つのようになっていったのです。京都をしみじみと思い出させる曲といえば、私にとってはたとえば古くは「かぐやひめ」の「加茂の流れに」とか「渚ゆう子」の「京都慕情(ベンチャーズ作曲です)」、わりと新しい(!)ところでは爆風スランプの「京都マイラブ」などがありますが、その中でも一番しみじみとさせてくれる曲といえばこの「北山杉」なのです。「 ♪ 四条通りをゆっくりと 君の思い出残したとこを・・・」と曲が始まれば、もう私は京都を、そして京都で過ごした大学時代を思い出し切なさいっぱい。曲中に大覚寺・清水寺などが出てくるたびにその場所を思い出し、心の中で涙するのでありました

  文中に登場するシングルレコード、現在実は私の部屋にあります。ただ、私はプレーヤーを持っておりませんので、もっと歳がいって人生に余裕ができれば、プレーヤーを買ってまたレコードを楽しみたいなあと思っております。レコードに針を落として、曲が始まるまでのあの「ジー、プチ・・・」というノイズ。それすらもよく似合う、「梅まつり」の「北山杉」でありました

2012年5月28日 (月)

『リテイク・シックスティーン』(豊島ミホ・著)読みました

2012052618580000  豊島ミホさんお得意の、特に目立たない思春期・青春期を送る男女の、友情・恋愛にまつわる心のひだを見事な感性で描いた作品です。もういい歳をした私も、読んでいてキュンキュンしてしまいます。世の中の大多数を占めるであろうと思われる、「とりたててきらびやかな青春時代を送った」というわけではない方々(もちろん私も含まれます)には、一つ一つの出来事が、そしてその時々の心の動きが、まるで自分の経験のように思われて、ノスタルジックで切ない気持ちになってしまうことでしょう

  関東の一地方都市を舞台にした(この、「地方都市」という設定も、なかなかいいんですよね。たぶん作者のふるさとだと思われますが。)高校一年生の男女の、友情そして恋の物語です。先ほども書きましたが、一つひとつの出来事・心の動きが、いちいち「こういうことって、あるよな~。」って感じなんです。ただ、この感覚、わからない人にはわからないんですけどね(汗)

  いつもながら、青春期の悩みや繊細な心の動きが見事に描かれた本作ではありますが、この作品には他の作品とちょっと違う点がありました。それは、主人公(の一人)孝子が「未来から来たの」と言っていること。SF的な要素が入っている点です。この作品も結局は他の作品のように「青春期の心のひだ」を描くことが中心だったと思われますので、この「SF的な」ところを必要以上に気にしてはだめなのだろうと、読んだ後に思いましたが、実は私、かなり気になってしまいました。「結局孝子の言ってることは本当だったの?」「孝子は本当に未来から来たの?」ということが気になって気になって、このお話の持つ本来の良さを、結局堪能できませんでした。これから読まれる方は、このあたりのことはあまり気にせずに読まれることをお勧めいたします

  豊島ミホさんの代表作とも評される「リテイク・シックスティーン」、確かになかなかよかったのですが、私としては上記のことが気になりすぎたのか、評価は他の豊島作品よりは下に感じてしまいました。いえ、それほどたくさん読んだわけではありませんが、たとえば「エバーグリーン」のほうがよかったかな?上記の「孝子」に関する話についてなにかお考え(お答え)を持っておられる方は、ぜひ教えてください。それによってまた評価が変わるかもしれませんので。

  でも、いろいろ書きましたが、よかったことは間違いありません。評価のほうは☆4つとさせていただきます。昔のくらもちふさこさんの漫画や、「はちみつとクローバー(現在読み直し中です)」にも通じる、繊細さです

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

 

2012年5月25日 (金)

映画の話505・「 ショー・シャンクの空に 」

113806viewrsz90x1 1994年のアメリカ映画です。少しネタばれあり

 言わずとしれたこの名作、ついに観ました。といっても、実は私2度目の鑑賞になるのですが、前回観た時の事をまったく覚えていないんですよね~。で、世間での評価がものすごく高いのがず~っと気になっていまして、今回ようやく2度目の鑑賞と相成ったわけです

 こういう映画だったわけね~。覚えているような、覚えていないような(といっても、やっぱりほとんど覚えていませんでした・笑)。細かい突っ込みどころは多々あるものの、お話全体としては、苦労した(無実の罪で捕まった)主人公が何度も希望を失いそうになりながらも、最後にはその苦労が報われる、悪いやつらも最後にはその報いを受けて・・・といった感じで、いわゆる「勧善懲悪」、観ていてスカッとする感じは、「確かに万人受けするわなあ」との感想を持ちました

 ただ、私としては、それでも引っかかる点がいくつか・・・。たとえば、アンディは最後にああいう形で「報われた」わけですが、本当にそれでいいの?「本当の」アンディは無実の罪を着せられたままで、名誉が回復されてないよ・・・。それから、アンディの無実を決定付けたトミーがあのような形で殺されて、それに対するケア(救い?)がなされてないのも気になる・・・。最後にアンディがお金を手にすることになったのも、いわば他人のお金を横領したわけですが、それはもともと「悪人」である所長が手にしようとしていたお金だから、逆にいいことなの?

 上記のような点が引っかかって、私にとっては「万々歳、素晴らしい映画だ」という風にまでは感じられなかったのですが、それでもまあ、無実の罪で苦しんだ人がさいごはそれなりに救われる・・・という点においては、まあよかったかなあという気がします

 ・・・でも、どうせ感動させてもらえるなら、もうちょっと上記のような点をしっかりとつめてもらって、無条件に「これはいい!」と言わせてほしかったなあとは思いますが

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です) 

 

2012年5月24日 (木)

"Love Drive" by Scorpions




YouTube: SCORPIONS/MICHAEL SCHENKER [ LOVEDRIVE ] LIVE,2006

 思い出に残る、あまり知られていない曲シリーズ第8弾。今回は私の大好きなハードロックの中から、特に若いころ大好きだった「スコーピオンズ」を取り上げたいと思います

   スコーピオンズといえば、ロックが好きな方々の間ではそれなりに知られた存在だと思いますが、一般の方々にはたぶんあまり知られていないんでしょうねえ。70~80年代に活躍した、ハードロックバンドです。ドイツ出身ということもあってか、ブリティッシュ(イギリス)やアメリカのそれとは、ちょっと感じが違うんですよね。何とも哀愁を帯びたメロディーラインが言ってみれば演歌のようで、特に日本人には好みだと思うのですが

  それに、なんといっても歌がうまい。Voはクラウス・マイネといういかにもドイツ人っぽい名前の方なのですが、ハイトーンでありながら、ただ「高いだけ」ではない、いわゆる「聴かせる」んですよね。言わば「こぶしを回す」感じ(演歌から離れられませんが・笑)。それに、ルドルフ・シェンカーのリズムギターもいいし、フランシス・ブッフホルツのベースもいいんですよね~・・・って、ドイツ人っぽい名前を書き連ねたかっただけかもしれませんが

   スコーピオンズのほうも日本がかなりお好きだったようで、一回目の来日公演では滝廉太郎さんの「荒城の月」を演奏し、日本語で歌ったりしております(この日本語がうまいのですよ)。ロックファンの間では有名な話ですが。ちなみにこの模様はライブアルバム「Tokyo-Tapes―蠍団爆発!(なんちゅうタイトルじゃ)」で聴くことができます(そういえば余談ですが、初期のスコーピオンズのアルバムは、ジャケットも過激で、邦題も「トンデモ邦題」が多かったように思います)。

 その、スコーピオンズのアルバムの中で私が一番好きなのは、1979年に発表された「ラブドライブ」というアルバムです。すでに「トンデモ邦題」ではありません。ちなみにこのアルバムのジャケットは「ヒプノシス」が担当しましたハードロックありウエストコーストサウンドあり、フォークっぽい曲もありおまけにレゲエもありで、このアルバムにはスコーピオンズの魅力がすべて詰まっているように思います。

 その後、1982年に発表した「ブラックアウト」以降は、楽曲の感じももっとワールドワイドな感じになって、独特の「クセ」は無くなったように思います。そのことによってアメリカをはじめ全世界で成功を収めることになるのですが、私はそのことを実はちょっとさみしく思ったりしています。「ブラックアウト」は確かに名盤だと思いますし、楽曲そのものも名曲だと思うのですが、でも私はそれ以前の「ちょっとクセのあるハードロック」のほうが好きでした。その時代の代表的なアルバムが「ラブドライブ」であり、代表的な楽曲がこの曲だと思っております

   ついでに一応おまけで、「荒城の月」も貼り付けておきますね。




YouTube: 荒城の月 スコーピオンズ

 

2012年5月23日 (水)

映画の話・504「 クロサワ映画 」

20100628008fl00008viewrsz150x1 2010年の日本映画です。っていうか、吉本映画です。

 女芸人の悲しさをよくあらわしてますね~。悲しいことがあっても、人前では笑って道化を演じて、でも独りになったら淋しくて・切なくて・・・

 まあ、本当はこういう芸人としての裏側は、プロとしては見せちゃいけないだろ~とも思うのですが、いつもいつも見せるわけではなくて「映画」ってことですから、良しとしましょう(笑)。

 一般的な「映画」と考えると物足りなさも感じますが、芸人さんが戯れに撮ったものとは一線を画す出来栄えとなっております。「それなりに」よく出来た映画だと思います

 追伸1:それにしても、この「ドッキリ!」は、やりすぎですよね~(怒)。
 追伸2:庄司智春さん、かなりいい役でしたね~。普段からいい人なのかな~。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

”レーダーマン” by 戸川純




YouTube: 戸川純 レーダーマン

 
  思い出に残る、あまり知られていない曲シリーズ第7弾。今回は戸川純さんの「レーダーマン」です

  今の若い人、戸川純さん、知りませんかね?私くらいの世代の方は、たとえば「おしりだって、洗ってほしい。」のTVCMなんかで一世を風靡したのを知っておられるのではないでしょうか。女優・タレントとして、かなり活躍されておられました。

  ただ私は、そういう活動より、歌手・アーティストとしての活動のほうに注目をしておりました。なんと言いますか、振り切れた、ネジの飛んだようなパフォーマンス、私、大好きでした。振り切れ度合いは、ジャンルは違いますが今でいうとたとえば鳥居みゆきさんのような感じでしょうか。「好き好き大好き」や「隣のインド人」「玉姫様」などなど、本当に素晴らしい楽曲はたくさんあるのですが、私はその中でもこの「レーダーマン」が一番バランスの良い作品だと感じています

 戸川純さん自身は、実際はとても繊細な方だったようで(ステージでこのようなパフォーマンスを見せられる方で、実は病的に繊細だという方、結構多いですよね)、たしか一度、自殺未遂をされてますよね。詳しい事情は忘れましたが、一命は取り留められました(ちなみに、妹さんの戸川京子さんは、自殺をされてしまいましたけど)。けれど、そのあたりからメディアへの露出は減っていったんじゃなかったでしょうか。今もどこかで活躍されているのかもしれませんが、ほとんどお名前を聞くことはなくなってしまいました。そのパフォーマンス、もう一度観たい気もしますが、それよりも純さんが平凡に幸せに暮らしていてくれたらなあ・・・などとおせっかいにも考えてしまいます。

 

2012年5月20日 (日)

ラガーマンの鏡

2009082217130000_21 今日は、大学のとある大会の決勝戦のARをしてきました。私が試合会場に到着したとき、すでに3位決定戦は始まっていたのですが、これがなかなかの好勝負。いつもならロッカールームに入っていろいろするのですが、グラウンドでしばらく試合を観てしまいました。この試合は、結局最後の最後に逆転、また逆転で、本当にいい試合でした

 続いて、決勝戦が行われましたが、これもまた先ほどの試合に負けず劣らずの好ゲーム。前半終わって3-0でした。最終スコアは少し点差が開きましたが、それでも敗れた方のチームも最後まで気持ちを切らずに、よく頑張っておりました

 でもね~、この大会(大会名をはっきり書きますと、関西医歯薬大学大会です)、本当に素晴らしかったですわ~。なにがって、選手をはじめこの大会に関わっている人すべてが。上で書きましたように、試合ごとの内容も接戦が多く、好ゲームがたくさんあったのですが、そんなことより、それぞれの「人」が素晴らしかったです。私、今回は準々決勝(以前「私史上、最長試合」で書かせていただいた時です)と今日の決勝で関わらせていただいたのですが、本当にすがすがしい気持ちになりました

 たとえば、試合中の大事な局面でレフリーが明らかなミスジャッジをしたとしましょう。選手やチーム関係者は当然「不満」を口にしますよね。でも、今回の大会に出場しているチームには、そんな場面はまったくありませんでした。簡単に書きますと、自分のチームの選手・相手チームの選手・そしてレフリーおよび大会関係者に対する「敬意」にあふれた大会でありました。私、長くレフリーをしておりますが、嫌な気持ちになったことは数知れずあります。けれど、こんなにすがすがしい気持ちになったことは、あまりありません。本当に素晴らしい大会でした

 自分以外の人に対する「敬意」・・・これはある意味当たり前のことなのですが、残念ながら、このことをわかっていないチームがたくさんあることも事実です。本当に情けないことですが。このような、ほんとうの意味での「ラグビー精神」そして「スポーツマンシップ」が、ここからもっともっと広がって行ってくれればなあ・・・と思いながら、帰路に着きました。本当に、選手および関係者のみなさん、ありがとうございました。本当にすがすがしくて、こんなラガーマンたちがいることを本当に嬉しく思いました。あなたたちは、すべてのラガーマンの鏡です

2012年5月19日 (土)

いざ、出雲!・・・おまけ2

P5170088  ここでの記事を書くために、いろいろなパンフレットに目を通しておりましたら、こんなものを発見。松江城でいただいたものなのですが、パンフレットの上にこんなシールが貼ってありました(写真をクリックしていただければ、大きくなりますよ

「国宝をめざしています」

  おおっ、この言やよし。こうまではっきり宣言するその姿勢、素晴らしいです。日本人の美徳のひとつに「ひかえめさ」があるといわれています。その意見には私も賛同いたしますが、時には声を大にして希望を言うのも、これまたすがすがしい。心で違うことを思っておきながら、謙遜だけするのは逆にいやらしい

 そういう意味で、このシール、この発言、すがすがしいです

 

いざ、出雲!・・・おまけです

P1010115  松江城の周囲をぶらぶらしておりましたら、このような場所を発見。「ギリギリ井戸」だそうです。う~~ん、どうしてギリギリなんだろう。もう少しで単なる水たまりだったのかなそれとも単なる縦にあいた洞穴

 

 でも、ギリギリでも「井戸」でよかったですよね。「ギリギリ、井戸になれなかった・・・」というのは残念ですから

 

2012年5月18日 (金)

映画の話・503 「 ウルトラミラクルラブストーリー 」

20090128002fl00002viewrsz150x1 2009年の日本映画です。

 世間での評価、高いですね~。私は正直、ダメでした。合いませんでした
 世間のみなさんのご意見は、「ストーリーはよくわからないが、感じがよい・・・」「頭で考えずに感じよう」といった内容のものが多いように思いますが、私にはその「感じ」すら、好意的には感じられませんでした

 そもそも監督さんはこの映画でいったい何を訴えたかったのでしょう?「障害」に対する偏見を持ってはいけないといったことですか?それともそんな理屈っぽいことではなく、「ちょっと変わった(この感覚自体が差別的だと思いますけどね)」青年のピュアな恋の行方?・・・なんにしても、よくわかりませんでした。何が言いたいのかよくわからないまま、嫌悪感に似た感覚をず~~っと味わいながら、最後まで観てしまいました。そしてラスト、熊が000食すシーンに至って、本当にいや~な気持ちになりましたけどね

 青森弁をメインに据えた実験的な感覚は評価できると思います。ちょっと変わったテーマに挑戦されたその姿勢も評価できると思います。でも出来上がった作品は、私には評価できるものではありませんでした

 ただ、この映画を高く評価する人が多いのも真実。ですから、この映画を「しょ~もない作品」だと断言することはできません。ただただ、「私には合わなかった」のだと思っております。そういう意味では多くの方と感覚をともにすることができず、残念です

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

いざ、出雲!・6

2012051311040000  いや~、もう第六回ですか。長いお話になりました。つきあってくださったみなさま、ありがとうございます。たぶん今回が最終回です・・・たぶん。それでは・・・。

  仁摩サンドミュージアムを出発し、一路再び出雲大社へ。次男のチームの試合(決勝戦)が12:40に始まり、その1時間ほど前(11:30くらい)には試合会場に到着しておきたかったのですが、実はその前に、せっかく出雲に来ているのですから「出雲そば」を食べておきたかったのです。いえ、実は前日にも食べたいと思い、ホテルの近所を探して回ったのですがそれらしいお店がない・・・。で、結局、ショッピングセンターの中のフードコートにあったお店で「出雲そば」を食べたのです。でもね~、やっぱりちゃんとした店で食べたいじゃないですか~(フードコートのお店の皆様、すみません)。で、今日は出雲大社の前にお店があるのを朝来た時に発見しておりましたので、昼はここで食べよう2012051310560000_3と心に決めていたのです。

  予定より早い11:00前に出雲大社に到着。時間に余裕があったものですから、もう一度念のために神様にお参り・お祈りをしてきました。「朝もお願いしましたが・・・」って感じで、ね(笑)。試合に負けた時に「もう一回行っておくべきだった・・・」とも思いたくありませんしね。で、そのあと、お蕎麦屋さんに行って、おそばを堪能しました。大駐車場前の「八雲そば」さんです(最初の写真参照)。私が頼んだのは「たぬきそば」。でも、関西のように「あげさん」は入っていませんでした。天かすなどが入っていましたね。だしはわりと濃く、どちらかというと関東風の感じがしましたが、とってもおいしかったです。ちなP5130184
みにお値段は600円弱だったように思います。
 

 そのあと、試合会場に向かう途中、今は使われていない、旧大社駅の駅舎にも寄りました。こういう廃線・廃墟のようなところは、やっぱり郷愁を誘いますねえ。昔の方々の息吹が感じられて、ちょっと切なかったです。

 試合会場には予定通り11:30くらいには到着できました。試合のほうは、実は快勝。相手は中国地方で今までもそしてこれからもよきライバルである高校で、春の全国大会で準優勝したチーム(ちなみにP5130186次男のチームはブロック大会の決勝でこのチームに敗れ、全国大会に出場できませんでした)。でもその相手に完勝しましたので、本当にうれしかったです。このチーム、こP5130185
れから先冬の全国大会まで、本当に楽しみです。

 

 ただ、私個人としては次男は先発メンバーから外れておりましたので、そのあたりは正直ちょっと残念でした。まあ、登場してからはそれなりに仕事もしていたと思いますが・・・。試合に出られるかどうかというのは、監督さんの考え・ゲームプランにもよりますので、いかんともしがたいものがありますが、高校生活もあと一年、(今までも頑張ってきたとは思いますが)次男にはより一層の奮起を期待したいと思います。・・・でもまあ、あまり期待しすぎて追いつめてもいけないとは思いますけどね。2012051719230000

  試合が終わった後は、まっすぐ自宅まで帰ってまいりました。途中、宝塚で15キロの渋滞にも巻き込まれましたが、その割にストレスなく帰ってくることができました。帰路約5時間、今まで長いドライブは苦手でしたが、ここのところ、本当に慣れてきました。疲れも眠気もあまり感じなくなってきました。過信してはいけませんが、これはやっぱりいいことなんでしょうねえ。・・・ということで、今回の「いざ、出雲!」シリーズ、長々と書かせていただきましたが、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。

  おまけ:今回行ったところで一番よかったのは、小泉八雲旧居かなあ。買って一番うれしかったのは、先ほども書きました映画「砂時計」の関連グッズです。いくつになってもミーハーです。・・・でも、島根県のゆるきゃら「しまねっこ」のキーホルダーもかわいくて気に入ってます。これもやっぱりミーハーですね。

 

2012年5月17日 (木)

いざ、出雲!・5

 P5130181 二日目、7:40過ぎにホテルを出発した私が向かったのは、仁摩サンドミュージアムです。今回の「旅」にここに寄る予定は入っていなかったのですが、宿泊地の出雲からわりと近くにあると聞きまして、急遽寄ってみることにしました。この「仁摩サンドミュージアム」というのは、私の大好きな映画「砂時計」の主要な舞台・主要なロケ地なのです。映画のロケ地めぐりを趣味としている私は、そばにあると聞けば寄らないわけにはいきません(笑)。ホテルのフロントで聞いてみると、ホテルから大体一時間ほど車で走ったところにあるとのこと。9:00開場ですので、途中で寄り道(海岸などで車を停めたり、とかね)することも考えて、少し早めに出発しました 

 日曜日の早朝の道は車も少なく、快適でしたP5130180おまけに途中からは日本海を観ながら走れますしね。快適なドライブを楽しんでいると、前方に風力発電の大きなプロペラが見えてまいりました(写真右)。山陰の方には結構建っていると聞きましたが、私は実物を見るのは初めて。プロペラが立っているすぐ横にあった「道の駅 キララ多伎」に車を停めプロペラをしばし堪能、合わせて海を観ながらコーヒーを飲んだりして、早朝の日本海を眺めてしばし休憩させていただきました

  しばしの休憩の後、再びサンドミュージアムに向けて出発。途中、「石見銀山こちら→」という看板がありました。10数キロ行くと銀山に到着できるらしいのですが、今回は時間もなく、泣く泣くそちらには行きませんでした。そちらは、またの機会に。


P5130183_2
 結局、8:50くらいに仁摩サンドミュージアム(写真左)に到着し、少しの間入り口付近で待っているとすぐに開館時間となりました。ちなみに入場料は大人700円であります。入ってすぐに、一番の名物展示である「世界最大の一年計 砂時計(最初の写真参照)」があるロビーがあります。これは映画の中でもクライマックスシーンに登場するのですが、実物は確かに迫力がありました(ただ、映画のなかではもっと横から観ていたような記憶があったのですが、実際には上方向に展示してありました)。そして、様々な「砂」に関する展示がされておりました。私、正直「砂」の博物館ですから、どうせ大したものではないんだろうなあとたかをくくっておりましたが、これがけっこうおもしろかったのですよ。「砂」もなかなか奥が深いです

P5130182
 そしていろいろと観て回っておりましたら。最後のほうに、映画そしてドラマの「砂時計」に関する展示がありました。こういうのは必ず「映画派」と「ドラマ派」に分かれますからね。どちらも楽しめるようにしてあります。配慮が行き届いております。ちなみに私はドラマは観ておりませんので、とりあえず「映画」のほうに興味を持って見せていただきました。ロケ当時の記録やロケ地マップ、それに出演者のサインなどが飾られておりました。P5170087

 ミュージアムを出ますと、すぐ前に「ふれあい交流館」があります。ここではガラス細工などの体験ができるのと、お土産物の販売が行われておりました。私は、映画「砂時計」ゆかりのクリアファイルと、映画の中にも登場した(映画の写真で夏帆ちゃんや松下奈緒さんが持ってるのと同じ)一分計の砂時計を買って帰りました。今回の旅で買ったもののなかで、これが一番うれしかったです。直接的な出雲のお土産ではありませんが。

 映画「砂時計」の世界を堪能し、9:50くらいにサンドミュージアムを出発しました。まだお話は続くのですが、今回も長くなりました。続きはまた、ということで(でも、次が最終回ということになりそうです)・・・

 

2012年5月16日 (水)

いざ、出雲!・4

P5130156  二日目の朝は、5:00過ぎに起きました。元々は5:45に起きて動き出すという予定だったのですが、早くに目が覚めてしまったものですから、早めに動きだしましたよ。顔を洗ったりして、6:00前には出雲大社に向かいました。駐車場は6:30にならないと開かないと聞いていたのですが、到着した6:10頃にはすでに開いておりました。ちなみに私が停めたのは大社そばの「大駐車場」です

 ただ、なにぶん早朝ですので、人は少なかったです。神楽殿から本殿へまわりました。ただ、本殿は「平成の大遷宮」に向けて、いわゆる工事中(?)でしたので、御仮殿に参拝させていただきました。家族みんなの健康、そして本日大切な試合を迎える次男の健闘を祈らせていただきました。それかP5130169
ら、ここ出雲大社は「縁結びの神様」でありますので、次男に「いい進路先」との良縁を結んでくださるようにもお祈りしました。でも、早朝のこういう場所は、まさに「神々し」かったです。P5130170

  そのあと、駐車場の方向ではないのですが、参道をぶらぶらしておりましたら、次男のチームも出場しております今回の大会に出場しているチームが2チーム、お参りに来たのと出くわしました。ここは中国地方ですので私のことは知らないと思いますが、カンタベリー(ラグビーウエアーのブランド)の服を着ていたからでしょうか、挨拶されまくりでした。

 そのあとホテルに戻って朝食をいただき、7:40過ぎにホテルをチェックP5130164アウトしました。次の目的地に向けて、出発です。えっ、それはどこか?ですって?それはまた次回ということで・・・。

P5130167_2
 追記:出雲大社の壁際に、このようなもの(写真左)がありました。毎年10月に日本中の神様がこのお社に集まってきたとき、ここに順番にお座りになられるようです。よく出来たお話です

 

いざ、出雲!・3

 P1010143_2 それでは、「いざ、出雲!」第3回、よろしくお願いいたします

  松江城を出発し、今回の旅の元々の目的地には、予定通り13:00過ぎに到着いたしました。そこで16:00くらいまで過ごしまして、そのあとは日御碕に向かいました。実は私、「さきっちょ」「はしっこ」好きなんですよね~。その土地土地の端っこ、先っちょがそばにあると聞くと、もう居ても立ってもいられません。すぐにそこへ行きたくなります。独身の頃、バイクで九州を旅行した時は、九州最南端・大隅半島の佐多岬にも行きましたし、最西端の平戸にも行きました。今はヨーロッパの端っこ、ポルトガルのリスボンにも行ってみたいですし、アジアの端っこ、トルコのボスP1010147
ポラス海峡にも行ってみたいです。で、このあたりでいうと、ある意味本州の端っこである日御碕(ひのみさき)
に行ってみたいと思い、時間は少々遅くなりましたが向かいました

 途中の海岸も、なかなかきれいでしたね~。見える海は、日本海です。この海の向こうは韓国、そして北朝鮮ですか~。いろいろと歴史的なことも考えてしまいます

 そして、車で少し走ると、日御碕に到着です。私、ここに来るのは初めてかと思っておりましたが、駐車場に車を停めてびっくり!来たこと、ありますわ~。確かこれも独身の頃、香川県・小豆島で勤めていた時に、友人と二人で山陰をツーリングしたことがあったんですね。その時にたぶん、来てますわ~。駐P1010150車場から灯台への道々のお土産屋さん、覚えております

 そして灯台へ。映画「悪人」のラストに登場するような(実際は違いますよ。あれはたしか五島列島のだったかな?)、見事な灯台です。上からの眺めも美しいです。美しくもあり、なんだか切なくもあり、です。灯台の上に上るためには16:30までに入口に到着していなければならないのですが、わたしがそこに到着したのは16:30を少し過ぎていたころ。でも、お願いしたら上らせてくれました。券を売ってくれたおばさん、ありがとう

 そこでの景色を堪能し、後は今夜宿泊するホテルへと向かいました。ところがその帰路、「出雲の阿国の墓」なるものを発見。これは参っておかなくてはと思い、道端に車を停め、お墓へ。う~ん、普通の墓地の中にある、普通よりちょっと大きなおP1010154
墓・・・。せっかくですので、お参りしてまいりました

 この後18:00過ぎにホテルに到着。ホテルに入ってからは、食事のために外出はしましたが、その後軽くお酒を飲みながらテレビで放送していた、映画「プリンセストヨトミ」を観て、おとなしく寝ましたよ。明日はまた早朝から動き回ろうと、計画を立てながら、一日目、終了です。二日目のお話は、また次回・・・。

 
 

2012年5月15日 (火)

いざ、出雲!・2

P1010121_2  では、前回の続きを。 

 松江城を出まして、お堀沿いをず~~っと歩いていきましたら、小泉八雲記念館・小泉八雲旧居、そして武家屋敷が見えてまいりました。私、松江城に入るとき、これら4か所共通入場券1160円也を買いました。この券を買うと、2割ほどお安くなるようです。3か所入場券もあったのですけど、どうせならすべて見てやろうと思い、4か所のにしました 

 この3つの中では、私は、小泉八雲旧居が一番よかったです。特になP1010134にがあるというわけではありませんが、小泉八雲さんが日々の生活の中で何をみて何を感じたか、その一端に触れられた気がしました。ほかの二つは・・・まあ、別に入らP1010126なくてもよかったかな(左の写真は、小泉八雲旧居、部屋から庭を観たところです)。 

 小泉八雲さんは明治時代に活躍された方です。本名はラフカディオ・ハーン。元々はアイルランドの人です。日本をとっても愛してくださって、海外に、古き良き日本をたくさん紹介してくださったんですよね~。「怪談」などの代表作がありますよね。「耳なし芳一」「雪女」はたぶん誰しも知ってるはず。その八雲さんが一時期住まれたのがこの家だということです 

 上記の3つを廻りまして、お堀沿いをぶらぶら歩きながら駐車場へ向かいまP1010140
す。このお堀の感じは、京都の伏見にも似ているような気がしました。季節柄、かきつばた(でしょうか?ちがうかな?)も咲いており、とってもいい感じでしたよ。お堀めぐりの船も、盛況でした
 

 そうして、ぐるっと回ってきて、元の駐車場に到着。大体1時間30分くらいでした。それからお土産を観て、11:00前に出発。次は出雲を目指します。・・・ですが、今回も長くなってまいりました。続きはまた次回、ということで。

 

2012年5月14日 (月)

いざ、出雲!・1

P1010107_2 それではこの土・日(2012・5・12~13)に行きました小旅行について、書かせていただきます。めいっぱいいろんなところに行きましたので、何回か(何日か)に分けて書かせていただきます

 「小旅行」と書きましたが、本来の目的は「旅行」ではありません。個人的な用事・目的が別にあったのです。それにつきましては、ここでは割愛させていただきますね。で、「どうせ行くなら、楽しまなきゃ」と思い、いろいろと周ってきたというわけです。それでは、はじめさせていただきます

 5月12日土曜日、朝5:00に起きるつもりだったのですが、予定より一時間早く4時に目が覚めてしまい、それならと準備をはじめまして、5:00に家を出発しま
した。今日の最終的な予定・目的は島根県出雲に13:00くらいに着くことだったのですが、めったにあちらに行くことはありませんので、途中、松江城に寄ろうと、これは初めから考えていたのです。ですので、早めに出ましたよ。

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中国道・米子道を通り、9:00には松江城に到着。途中渋滞もなくスムーズでした。城の横の大手前駐車場に車を停めて散策をいたしました。ちなみにこの駐車場、1時間未満300円・1~3時間500円で私は500円払ったのですが、すぐそばの県庁職員駐車場なら無料であったことを、後から知りました。土日は観光客に無料開放してるんですって

左の写真は天守閣に向かう途中にありました、興雲閣です。明治の近代ロマンあふれる建物です

松江城は、お城自体も美しかったですが、天守閣にP1010111
登っての、上からの眺めが美しかったです。元来お城というものは、防衛上の理由もあって見晴らしがいいところに建っているものですが、ここも例外ではありませんでした。特にここからの宍道湖の眺めは美しかったです(写真右)

 

お城を出まして周囲を歩いていると、神社を発見。
松江護国神社です。戦いの神様のようですので(今回の旅の最大の目的にも大2012051420480000_2
いに関係していることですし)、これはお参りしなくてはと思い、参拝いたしました。お賽銭を入れお願い・お祈りをしてふと横を見ると、各種お守りが売られてありました。その中で私の目を引いたのがこちら(写真右参照)。「大勝利」って、なんて素敵なお守りなの。私、思わずふたつ買ってしまいました。ちなみにそのうちのひとつは土曜の夕方、次男に渡しました。「代金はお賽銭箱に入れてください。」と書かれてありましたので、逆に言いますとお金を入れなくてもわからない・・・とも思いましたが、さすがにここでお金を入れない人もいないということでしょうねえ(汗)。私もきちんと代金二つで1000円を入れさせていただきました。・・・賽銭箱にお札を入れたのは初めてです

 

次に目指したのは、明治の文豪・小泉八雲さんゆかりの場所なのですが、少々長くなってきました。続きはまた明日・・・。今回はこのへんで。

 

2012年5月11日 (金)

映画の話・502 「 転々 」

20070912001fl00001viewrsz150x1 2007年の日本映画です。

 三木監督らしい小ネタが随所に折り込まれていて、とても楽しく観ることができました。この方のネタは私には本当にツボにきます。あとを引きます(笑)。特にふせえりさん・岩松了さん・松重豊さん、三人の掛け合いは本当にバカバカしく、大いに笑わせていただきました。死体に向かって「いつまでも寝ていたら、腐っちゃいますよ~」って、そんなのアリですか(笑)

 それでも本作は他の三木作品に比べて、全体的にはシリアスですよね。東京のいろんなところを歩きながら(私は大阪人なのでほとんどわからないところばかりでしたが)私も「人生」を考えさせられてしまいました
 オダギリ・ジョーさんもよかったですが、本作ではなんと言っても三浦友和さん。不良中年を演じて、その「人生の機微」をよく表現されておりました。生意気な言い方ですが、またひとつ演技の幅を拡げられたように感じました。

 最初から最後まで、細かいところで笑わせてもらい、なおかつお話全体としては「しんみり」とさせられ・・・、なかなか味わいのある映画でした。まさに「佳作」といったところでしょうか。

 追伸:後半に登場する「擬似家族」、よかったですよね。とっても温かかったです。これをみてると、「血のつながりってなんなのかな~」って考えさせられました。吉高さんの「軽さ」がとっても「救い」になってました。

 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2012年5月 8日 (火)

映画の話・501 「 ツィゴイネルワイゼン 」

20111220008fl00008viewrsz150x1 1980年の日本映画です。

 う~~ん、お話の方、凡人の私にはよくわかりませんでした。「生と死は対極ではない。それは紙一重である。」との、志賀直哉作「城の崎にて」、そして映画では大林監督の「廃市」にも通じる主題をベースに、生きるとはどういうことか・どう生きるべきかを描いている・・・といったところではないかと思いますが、本当のところを言うとこの作品を楽しむためには、内容をあれこれ考えること自体間違っているんだと思います。映像とその雰囲気を楽しめば、それでいいんでしょうねえ

 まさに、その映像・その雰囲気は独特です。私、詳しくはしりませんが、これが「鈴木清順ワールドか!」と唸りました。あの世かこの世か、非常に不安定な「世界」の中の、原田芳雄さん・藤田敏八さん・大谷直子さん・大楠道代さんの存在感は本当にさすがでした。「背景」との絶妙のバランス、お見事。特に大楠さんの「腐りかけ(これは悪口ではありません。ごらんになられた方はお分かりのはず。)」の危うい魅力には、参りました

 「よくわからなさ」は黒澤監督の「どですかでん」などと並んで本当に天下一品。でも、決して駄作ではない。むしろ秀作。わけがわからないなりにしっかり楽しめる、心に残る、まさに不思議な作品でした

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

2012年5月 6日 (日)

私史上、最長試合!

2012050613520000 連休最終日の今日も、一日レフリーでした(正確にはARですが)。

 今日は2試合・第二試合と第四試合を担当したのですが、第一試合が行われている途中から、だんだんと雲行きが怪しくなり、私たちが担当する第二試合が始まるときには、雨が降り出しました。ラグビーに雨はつきものですから、それは別にかまわないのですが、そうこうするうちに空の彼方で”ゴロゴロ”という音が・・・。イヤな感じだなあと思いながらも試合は続き、前半のちょうど半分、試合が始まって15分ほど経ったときに、いきなりグラウンドのそばにものすごい落雷が。ここでレフリーは即試合を中断し、選手も関係者もテント等に退避しました

 ラグビーはグラウンドにまるで雷を呼び込むようなポールが計4本も経っておりますので、雷が鳴り出したら即中断と決まっております。ただ、実際の試合になると、試合の流れにもよって、なかなか中断しにくい場合もあるのですよね。ですからこのレフリーの即断は、なかなか素晴らしかったと思います。でも本当に、グラウンドのそばに大きな雷が落ちて、本当に怖かったですよ。私も当然グラウンドにいたのですが、思わず机の下に隠れそうになりました。それは地震ですが

 で、そこから中断に入りまして(雨・風なら試合はやりますので、中断は珍しいです)、結局1時間10分の中断の後、試合再開となりました。元々30分ハーフの試合でしたので、ロスタイムも含めて(そして中断時間も含めて)約2時間20分の試合でした。いや~、長かった。今までこんなに長かった試合はありませんでしたし、たぶんこれからもないだろうと思います。きょうは珍しい経験をしました。でも、落雷などで悲惨な事故が起こらなくてよかったです

 その後、4試合目もをさせていただきました。今日の試合は関西の大学の医学部・歯学部・薬学部などの大会だったのですが、みなさんとっても態度がよく、やっぱり頭のいい人たちはきちんとしてるな~と感じました。語弊のある表現ですけれど、でも実際そうですわ。今までレフリーをしてきて、嫌な思いは山ほどしてきましたが、今日は本当にさわやかな気持ちで務めを果たさせていただきました。うちの次男にも、出来たらがんばって勉強してもらって、こんな大学でラグビーをやってほしいなあと思いました。まあ、無理だと思いますが2012050614050000

 今日でGWも終わり。予定通り、すべての日を、それも一日中レフリーとしてすごしました。充実していたといえば言えないこともありませんが、やっぱり疲れまし
。来年は、ちょっとは休みたいです。

 次の土日は、ちょっ遠くに行ってきます。それを楽しみに、あと5日、過ごしたいと思います

 最初の写真は第三試合開始ごろの様子。後の写真は第四試合、お天気が回復してからの様子です。

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