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2012年2月

2012年2月27日 (月)

ついでに、もうひとつ「黒い家」関連・・・

2012022413280000 ついでに、これが小説「黒い家」の中に、菰田幸子を保険2012022413290000に勧誘した外交員が住む町の最寄り駅として登場する、南海電鉄南海高野線・金剛駅です。先日用事で出かけたときに、ちょっと寄ってみました。

 駅前には本文にありますように、ちょっとしたロータリーがあります。

 ちなみに、「正面は緩やかな上り坂になっていて、両側には団地や建売住宅が立ち並んでいる。」と書かれている様子はこんな感じです(右写真)。執筆当時と現在と、あまり様子は変わっていないようです。

 

映画の話・476 「 黒い家 」

33_4806461 1999年の日本映画です。

 先日、原作にあたる本を読んでいたく感動(というか、とっても怖かった)して、早速DVDレンタルショップに走りましたよ。主演は大竹しのぶさんに内野聖陽さん。いやがうえにも期待が高まります。ただ、不安は・・・監督が、あの名作「模倣犯」をとんでもない映画にした森田芳光さんだということ・・・。でも、森田監督にも「39」などの名作もありますし・・・。とにかく観てみました。結果は・・・

 ・・・ダメですわ(がっくり)。一見、原作を踏襲するような手法をとっておりますが、じつはまったく違うものになってしまってる



 どこが一番違うかと言いますと、原作はよくあるホラーもの(=単に驚かせる・虚を突いてびっくりさせる)とは違い、恐怖がじわじわと心の奥底に浸透してきて、やがて背筋が冷たくなるような恐怖が内から湧いてくる・・・といった作品なのです。読んだ後も数日は後を引くような・・・
 ところがこの映画化作品はそのような原作の持つ「よさ」をまったく表現できていない。つまり、ホラー映画にありがちな、単に驚かせる・いたずらに恐怖心をあおるだけの作品になり下がっています。「黒い家」での、それからラスト近くの「昭和生命ビル」での、内野さんと大竹さんの「対決」のシーンなんか、そのことが特に顕著です。がっかりです

 それから、キャストもそのほとんどが、ミスキャストと言わざるを得ません。菰田幸子も菰田重徳も、もっと中年のもっと小汚い(失礼!)役者さんの方がよかったように思います。それに、最初から大竹さんに電話させてはダメですわあとから秘密がわかる(最初の電話は菰田幸子だったのか~)ようにしないと。大竹さんは普段は本当に素晴らしい役者さんですが、この作品では厳しいようですが「大根」と紙一重に感じてしまいました(「人間」の感情を持たない役なので、あのような演技になったのは理解できますが)。内野さんも、ちょっと違うかな~

 原作を知らず、ただのホラー映画としてみれば、それなりに観るところもあるのかもしれませんが、私は原作をすでに読んでおり、その素晴らしさに感服いたしましたので、その映画化作品がこれだと、やはり「がっかり」せざるを得ません。何度も書きますが、原作のよさをまったく活かせていません。「模倣犯」ほどひどくはありませんでしたが、それでもこれもひどかったです。やはり「名作」の映画化は難しいもんだなあと痛感させられた一作でした

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

2012年2月24日 (金)

映画の話・475 「 父親たちの星条旗 」

20060908004fl00004viewrsz150x1 2006年のアメリカ映画です。

 

 第二次世界大戦・硫黄島における戦いをアメリカ側から視点で描いた・・・ということでしたので、これがまた派手にドンパチやるんだろうなあと思って見始めましたら、これがまったくそうではありませんでした。戦闘シーンも少しはありましたが、物語の柱となっているのは、硫黄島に旗を立て、戦意高揚のまさに旗手となったアメリカ人兵士たちの、苦悩に満ちたその後の人生です

 「硫黄島に旗を立て・・・」と書きましたが、実は英雄に祭り上げられたこの兵士たちが実際に旗を立てたのかもよくわかりません。非常に怪しいです。でも、「国」としては、真実はどうでもいいんですね。戦意高揚に(そして本作の中では、戦争のためのお金集めに)利用できればいいのです

 第二次世界大戦中のアメリカのみならず、英雄というものがいかに作り上げられるかということがよくわかりました。話は飛ぶようですが、宇宙開発競争時代の米ソの宇宙飛行士達にも、きっと似たようなことがあったんでしょうね。もちろん、戦時下の日本にも・・・

 本作品を観て、戦争映画もようやく違う局面を迎えたのかなあと感じました。いままでのように「戦争=戦い」の場面のみに着目し、多くの人が死んで「こんなに人の命を奪う戦争は悪いことだ。」と紋切り型に描くのではなく、そこに関わった「人間」を丁寧に描くという、こういう新しい切り口で本作が作られたことに、「反戦」に関する映画の持つ意味・可能性が広まったように感じました

 「戦争映画」というよりは当時の「アメリカ社会のある種の闇」を描いたこの映画、さすがに社会派・イーストウッド監督の作品でありました。イーストウッド監督は自分が人生で学んだことを、映画によって人々に伝えようとしている・・・まさにそんな感じのする映画でした。・・・ということは、イーストウッド監督の近年の作品は、一作一作が「遺言」とも呼べるものなのかな。

 

 

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です。)

映画の話・474 「 大日本人 」

20070507001fl00001viewrsz150x1_2 2007年の日本映画です。松本人志監督作品。

 う~~ん、どうなんだろ?「正義のヒーロー」に対して、松ちゃん独自の切り口でその裏側を描く・・・といった感じでお話は始まり、私もちょっと期待しながら観ていたのですが、だんだんとコント・・・というか悪くいうと「おふざけ」の方向に話が進み、最後はもう、楽屋オチみたいな感じで終わっていきましたね

 いえ、おもしろいところは多々あったのですよ。個人的には最初の(怪)獣として「海原はるか」師匠が出てこられたときは大笑いしましたし、板尾さんと原西さんのところでも笑ってしまいました。エンドロールのところの反省会も、おもしろいことはおもしろかったのですし

 でもね、「映画」としてはどうでしょうねえ。いえ、「映画のなんたるか」を語る気は毛頭ありませんし、基本的にどんな映画も「あり」だとは思っております。ただ、個人的には「これ、映画にするほどのことかなあ?」と思っております

 マニアにはかなり受ける作品かもしれません。ツボにはまった(大笑)とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。それもいいと思います。ですが私も個人的に書かせていただきますと、先ほど書かせていただきましたように、「映画としては今ひとつ」と思っております。経験不足のためか、「松本人志」という才能が映画の中ではあまり生かされていなかった・・・といったところでしょうか。

 私の評価:☆☆(5つが満点です。)

2012年2月22日 (水)

『 黒い家 』(貴志祐介・著)読みました。

2012022213320000 平成6年になるんでしょうか?第四回日本ホラー小説大賞受賞作です。以下、ネタばれなし

 以前からその評判も聞いておりましたし、今回は特に本の帯にありました「あの『ミザリー』より数段怖い。(高橋克彦氏)」とう言葉に惹かれてこの本を手に取りました。映画「ミザリー」は本当に傑作で本当に怖いのですが、それ以上なんて・・・。期待に胸を膨らませ、読み始めましたよ

 ・・・で、読み終わっての感想は、いや~、とにかく怖かったですわ~。途中、犯人が明らかになって、その犯人と主人公が「黒い家」で対峙するところなんかは、本当に怖かった。それから、ラスト近くの、ビルの中でのこれまた犯人と主人公との「対決」のシーンも・・・。ラストは、もっと後味の悪いものになるのかなあと思っておりましたが、それほどでもなく、ちょっと安心しました。いえ、決して「後味のよい終わり方」でもないのですけど、私自身としては「恐怖が後を引く」といったほどではなかった・・・というくらいの意味ですけど

 本作品、お化けも妖怪も出てきません。生命保険の調査員が、いわゆる保険金詐欺のようなものを調査しているうちに少しずつ(この「少しずつ」が怖いですよね)事件に巻き込まれていくというお話です。でもね、映画「ミザリー」もそうなのですけど、なにが怖かったって、結局、どこにでもいそうな人間が豹変し襲い掛かってくるところが「恐怖」なのです。すぐ隣にある恐怖・誰にでも起こりうるかも知れない恐怖、とでも言えばよいのでしょうか。とにかく、世の中で一番怖いのは人間だという、ある種の真理を描いた作品であると思います。今までにも世間の高評価は聞いておりましたが、確かにこの作品、すごいです

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点、つまり満点です。)

 追伸1:物語の主な舞台は京都の中心部。私は大学時代を京都で過ごし、京都に住んでおりましたので、舞台を頭に思い描きながら読むことができ、よりいっそうお話にのめり込むことができました。

 追伸2:物語の中に、重要登場人物である菰田幸子を生命保険に勧誘したかつての外交員が住む町として、大阪狭山市・南海高野線金剛駅が登場します。ここ、私が通っていた高校の近所で、私自身この駅に何度か降り立ったことがあります。知っている場所が出てきて妙にうれしかったといいますか、ちょっと親近感を抱いてしまいました。「駅前にはロータリーがあった。正面は緩やかな上り坂になっていて、両側には団地や建売住宅が立ち並んでいる。」と表記されていますが、たしかに、そんな感じだったかな~。また近々、行ってみたいと思います。

 追伸3:本作品、映画にもなっております。大竹しのぶさん主演ですって。これはいやがうえにも期待が高まります。でも、監督はあの名作「模倣犯」をトンデモ映画にした森田芳光さんなんですけどね。ついでに聞いた話によりますと、韓国版のほうがより怖いらしいですけど。

2012年2月21日 (火)

映画の話・473 「 祭りの準備 」

33_4572201 1975年の日本映画です。

  昭和40年代の、いわゆる地方都市(というか、わかりやすく書くと「田舎」)の風情がよく描かれておりました。まあ、プライバシーの無さとか、若者の夢のつかめなさとかは、現在も大して変わりはないものと思われますが

 そのような「田舎」で暮らす楯男の気持ち、特に「都会へ出てみたい」「人生を変えてみたい」という思いは、まさにその時代の若者の気持ちを代弁するものだったんでしょうねえ

 夢を持ちながら地方都市で悶々とし、都会に憧れる当時の若者を描いて「秀作」だとは思いますが、正直に書きますと、私には一定以上には響かなかったんですよね。世間の評価はかなり高いですが。多分この作品は、まさにこの時代に生きていた、いわば「楯男」と同年代の人々にとっては、ものすごく琴線に響く映画なんでしょうね。その世代より少し若い私としては、正直いま一つ響いてはこず、「ふ~~ん、そうなのね~・・・」という感じにしか感じられませんでした

 現在、いわゆるアラフィフで、なおかつ地方から出てこられた、もしくは地方に住んでいらっしゃる方々には、かなり響く映画なのかもしれません。これに該当される方は、一度ご覧になられたらよいのではないでしょうか。

 
 追伸:文中に「地方」「田舎」という言葉を使っておりますが、決してバカにするような意味合いは含んでおりませんので、文字通りお読みいただきますよう、お願いいたします。

 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)。

2012年2月17日 (金)

映画の話・472 「 BALLAD 名もなき恋のうた 」

20090730004fl00004viewrsz150x1 2009年の日本映画です。

 

 私も大好き「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を原案とした、実写・リメイク作品で

 なかなか切ない、いい映画だったように思います。「クレヨンしんちゃん」の方では家族愛・人間愛がその中心的なテーマであり、その中に又兵衛と廉姫との悲恋も含む・・・といった感じだったように思いますが、本作では「又兵衛と廉姫との悲恋」にテーマが絞られています。まあ、そのほうがわかりやすかったのでしょうし、それはそれでテーマが分散せずにすんで、ある意味「成功」といった感じがしました

 草なぎくんは、なかなかいい演技でしたね。私、この方の演技をそれほど評価していなかった(上から目線ですみません)のですが、本作ではなかなか男くさい役を、そのシャイな内面とともに表現していられて、「なかなかやるじゃない」と思わされました。
 廉姫を演じた新垣結衣さんは、まず存在そのものが「お姫さまの風情」ですよね。何もしなくても、お姫さまです(笑)。でも、その演技も含めて、いい感じでした

 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」と比べると、やはり原案(しんちゃん映画)の方が上だと思います。まあ、この映画(「アッパレ!戦国大合戦」)はかなり完成度が高いですから、その上を行くのはなかなか難しいことだと思いますが。けれど、本作は本作で、きっちりと「悲しい恋愛映画」としてよくできていると思います。それなりにわかりやすく、観終わった人が切ない気持ちになれる・・・。「恋愛映画」として、まあ、佳作といったところではないでしょうか。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

 

2012年2月15日 (水)

とりあえず・・・サクラサク

P1010135 うちの長男は現在浪人中。昨年(高三時)は本命校一校だけを受験して、見事玉砕。そこからただ勉強だけの一年を過ごしてきました。

 もうこれ以上浪人はできないということで、今年は本命の国立校以外に、私学を2大学(計3学部)、それに国立後期試験にも出願しました。

 で、本日はそのいわゆる滑りどめで受けた関西の私学の合格発表日でした。結果は・・・(今日のタイトルですでにお分かりだと思いますが)見事合格。よかった~

 

 いえ、本人は受けたその日から「絶対合格やで」と強気なことを申しておりましたが、試験なんて受けてみなくちゃ分かりませんし、本人がそれほど自信を持っている大学にもし落ちでもしたら、本命校なんて受かる見込みはありませんから。でも、本当に合格してよかったです~。とにかくこれで来年度の「浪人」はなくなりました

 うちの息子たち、次男はもう保育園の頃からとにかく目立つ子で、親が言うのもなんですが、変なオーラがある。とにかく派手なんです。中学時代、ラグビーを中心に活動していたので、その合間に所属していた野球部では試合でも控えだったのですが、最後の大会でサヨナラ満塁ホームランを打ったり・・・。また高校では(それほど実力が伴っているとは思わないのですが)1年時から全国大会にベンチ入りさせていただいたり・・・。

 ところがそれに対して、長男はとにかく地味なのです。特に次男が目立つ分、その陰に隠れてしまっているところがあって、小学校でも中学でも「次男君のおにいちゃん」的な扱い・・・。親としては正直かわいそうだなあと思っておりました。うちの長男は本当に真面目で、どんなことにもコツコツ取り組むタイプですから、本当になんとか報われてほしいと思っておりました。

 それが今日、まだ万々歳ではありませんが、少しだけですが報われた気がして、親としては本当にうれしいです。あとはこの調子で、これもすでに受験が済んだ関東の私学にも受かって、そして次の次の土日に行われる、本命大学にも受かってもらいたいです。長男が受かるのならば、わたしにちょっとぐらいの不運が来てもかまわないのですけどね

 ちなみに三男は、まあ、ふつうの子どもです・・・(笑)。

 とにかく、きょうは久しぶりにうれしくて、個人的なことを書いてしまいました。でも、昨年からご心配いただき、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。ちなみにその長男、今日も予備校に通っていて、まだ帰宅しておりません。でも恥ずかしがり屋の長男のこと、帰宅しても、きっとあっさりしていると思います

 写真は、昨年度の通勤時に毎日横を通っていた、吉野・大淀の名もなき桜です

2012年2月14日 (火)

映画の話・471 「 曲がれ!スプーン 」

20090918009fl00009viewrsz150x1 2009年の日本映画です。

 まあ、大感動というわけにはいきませんが、それなりには楽しめました。主役は長澤まさみさん・・・というよりは、あのエスパーを演じられた“個性派”俳優の方々(いろんな小劇団の方々らしいですね)でしょう。もし、あの方々ではなく、例えばあまり実力のないアイドルさんたちが演じられたら、まったく同じお話でも、とんでもない出来上がりになっていたと思います。それぐらいこの方々、“いい味”を出しておられました。まさみさんは、(こういう言い方は失礼ですけど)先述の個性派俳優さんたちがとんでもない方向へ行ってしまわないように(つまり、映画があまりマニアックな方向へ行ってしまわないように)存在している、いわば“船のいかり”のようなものですかね。でも、いい清涼剤になってましたよ

 お話はまあ、可もなく不可もなく・・・ですかね。自分達の能力を知られたくない、でも長澤まさみさん演ずる「桜井米」の超能力を信じる気持ちも大切にしてあげたい。この二つの間で揺れ動く本物のエスパーさん達の気持ち・・・。最後の「サンタクロース」ではなく、もう少し気の利いた「落としどころ」があったんじゃないかと思います。それに、どこから「米ちゃん」が彼らの能力に気づいていたのかもよくわかりませんし。そういえば「へっちゃら男」さんのところでアップになっていた毒蜘蛛は結局逃げ出していなかったんですかね?喫茶店「念力」での騒動に関連させる「ネタ振り」だけのためのカットだったのでしょうか?このあたり、いろいろなことがもう少し丁寧に描かれていたら、もっともっとおもしろい作品になったのではないかと思います。

 この作品、「サマータイムマシン・ブルース」に雰囲気が似ているなあと思っていましたら、原作も監督さんも同じ方でしたね。でも、明らかに「サマータイム・・・」の方が上ですけど。そういえば、途中で例の「タイムマシン」出てきましたね(笑)。

 本広監督の「香川愛」も見受けられました(ロケ地は善通寺、ですかね?私も数回行ったことがあります)し、それも含めて、愛のある、まさににハートウォーミングな映画ではあったと思います。ですから、後味は悪くありません。でもね、だからこそ、先ほど書いたようなことがもう少しうまく・丁寧に表現できていれば、もっとおもしろい作品になったのではないかと思います。その意味ではちょっと残念・・・かな

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

2012年2月13日 (月)

映画の話・470 「 逆転裁判 」

20110831031fl00031viewrsz150x1 2012年の日本映画です・・・っていうか、現在公開中

  原作のゲームは知りません。元々はこの作品に興味はなかったのですが、昨日書きましたような理由により、観に行きました。ですから、ハードルが高くも低くもなく、まさにニュートラルな状態で観ましたよ

 お話としては、正直、まあ普通・・・ですかね。つまらなくもないし、とってもおもしろいというわけでもない。ただ、裁判シーンのCGはなかなか画期的で楽しかったですし、裁判自体をごく短期で終わらせるという趣旨には大賛成(あ、これは映画には関係ないか・汗)。出演者のみなさまも豪華で、またその方々が意外な役・姿で出ておられて、それぞれ楽しめました(ヒョッシーを最初に見つけたカップルの女性にはたまげました)。檀れいさんは、やっぱり美しいですね~。真正面から見つめられるシーン(成歩堂さんを、ですけど)があるのですけど、見とれてしまいました

 三池監督らしい遊び心も満載で(鮎川誠さんに何度も「レモンティーを飲んでいたんだ」と言わせたところは、うれしかったです。かつてのシーナ&ザ・ロケッツのヒット曲「レモンティー」に、ちなんでるんですよね)、お得意のCGを使った演出は(先ほども書きましたが)なかなかの見どころです

 公開前は、登場人物の奇抜な髪形や衣装、なによりもそのふざけた名前に、どちらかと言えばあまりよい印象を持っていなかったのですが、実際に観てみると、それほどキワモノ映画でもありませんでした。娯楽映画として、それなりに楽しむことができましたよ

 

 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です。)

 

2012年2月12日 (日)

映画の話・番外編 「逆転裁判」観てきました

2012021211460000 今日は、昨日公開になった映画「逆転裁判」を観てきました。この映画、有名なゲームが原作のようなのですが、私はゲームをしませんので、そういう意味では興味はありませんでした。それに、ゲームが原作だけあって、登場人物の髪形・衣装、それになにより名前がとても「ふざけて」いて、そういう意味でも、基本的には観る気になりませんでした。それでも観に行ったのはなぜか・・・

 それは、私が出演しているからです

 

 この作品が映画出演第二作め、テレビドラマを含めると第三作めとなりますhttp://ichi-papa.blog.eonet.jp/default/2011/05/post-e06c.htmlhttp://ichi-papa.blog.eonet.jp/default/2011/05/post-35fb.html。)正直な話、お話はともかくとして、自分の出演シーンがどうなっているかどれだけ私が映っているかを確認するために、映画館に足を運びましたよ

 映画自体の感想は、また明日にでも「映画の話」として書かせていただきますね。でも、映画も予想以上におもしろかったですよ。ただ、いつも愛用の映画館で観たのですが、いつもながらお客さんは入っていませんでした

 映画が公開されましたので、今日は撮影時のこぼれ話等を書かせていただきます。自慢めいた感じになったら、すみません。あと、制作会社などからクレームが来ましたら、削除させていただくかもしれません。あしからず

 この映画、私は二日間、撮影に参加させていただきました。京都の法廷シーンには三日以上(だったかな?)参加すると、エンドロールに名前を入れてもらえるという特典付きだったのですが、さすがに仕事がありますので、それはできませんでした

 私が参加させていただいたのは、二日間とも大阪府庁を使っての撮影です。府庁が警察署になったり、裁判所になったりしました(笑)。映画にいかに映っているか私が最も気にしていた、裁判所での(憧れの)檀れいさんとの2ショット・・・私の横に(憧れの・・・しつこい?)檀れいさんが立ち、そこから監督のスタートの声を合図に檀れいさんが小走りに走っていかれるというシーン、うまく2ショットになれていれば来年の年賀状に使おうと思っていたのですが・・・残念、カットされておりました。(このシーンの撮影時、私は檀れいさんに触れてもらおうと思い、れいさんの通り道にわざと少し肘を出しておりました。本番時、しっかり私の肘にあたって走り抜けていかれました。うれし~

 その他、映画では冒頭の数分間のシーンの撮影に、まずは参加させていただいたのですが、中尾明慶くんとの共演シーン、成宮寛貴くん・桐谷美玲ちゃんとの共演シーンなどなど、楽しみにしていたシーンは、ことごとく映っていませんでした。もしくはたくさんの人の中で、探すことができませんでした。DVDができたら、もう一度じっくり探してみたいと思います。

 このままでは、私の出演シーンはまったくないんじゃないかこれでは、映画出演第二作めとは言えないんじゃないかと、映画館の中でただ一人、まったく違うことに肝を冷やしていた私ですが、半分ほど終わったところでついに登場。若き日の小日向文世さんが逮捕され警察署に連行されるシーンで、それを追いかける新聞記者役で、ちょっとだけ顔が映りました。わずか1秒ほど

 でもね、これでこの作品が私の映画出演第二作めだと、胸を張って()言うことができます

 この映画で共演させていただいた(同じ日に同じ場所で撮影をした俳優さん)のは、成宮寛貴くん・中尾明慶くん・桐谷美玲ちゃん・小日向文世さん・鮎川誠さん(シーナ&ザ・ロケッツ)・斎藤工くん・大東俊介くん、そして檀れいさんです。檀れいさんは思ったより小さかったですが、とってもおきれいでした。それと、桐谷美玲ちゃん。撮影をしていたころはあまり知られていませんでしたが、今や大有名人ですよね。昨年の武井咲ちゃんに続いて、今年のCM女王は桐谷美玲ちゃんじゃないかと思うくらいです。で、その美玲ちゃん、とにかく細かったですわ~。足も細くて(映画をごらんになられた方はお分かりだと思いますが、あのスカートですし)、びっくりしました。でも、こちらも美しかったです

 映画出演第二作は、あまり映っていないという結果になりましたが、それでも映画を観ると、撮影時の想い出が蘇ってきました。監督さんはあの巨匠・三池崇史さんです。とにかくオーラがすごかったのを憶えています。三池監督の作品に出られて光栄です。いや~、本当に楽しかった

 最近は忙しくて撮影にはまったく参加できていないのですけど、私の目標は「死ぬまでに100本」ですので、まだまだ機会があれば出たいと思っております。文中にもありましたが、平日の撮影が多いので、仕事をしているうちはなかなか参加できません。それでもしばらくは参加できる日を探して出させていただき、定年になったらこれを中心にやっていければなあ・・・なんて思っております。そんな日がくるかなあ・・・。でもね、撮影は本当に本当に楽しいのですよ

 ちなみに秋には出演第三段となる映画が公開となる予定です。これも公開になったら、詳しい話をさせていただきます

2012年2月 8日 (水)

映画の話・469 「 空気人形 」

20090323002fl00002viewrsz150x1 2009年の日本映画です。ちょっとだけネタばれあり、です。

 先の「TUBE」に続き、ぺ・ドゥナつながりです

 なにかしら、切ない映画でした。是枝監督らしい淡々とした雰囲気の中で、それでも観る者を飽きさせなかったのは、ペ・ドゥナさんの力量によるところ大ではないでしょうか。思えばこの映画、ペ・ドゥナさんあっての映画とすら言えると思います。その演技はまさに「心を持ってしまった空気人形」そのものでした。他の方(特に日本人)が演じられたら変にイヤらしくなってしまって、きっと作品全体にもよくない影響を与えてしまったでしょうねえ

 人間になりたくて、でも人間になりきれなくて、悲しい最期を迎えてしまう・・・。いえ、“人形”ですから必要なくなれば捨てられてしまってもそれは仕方がないのかもしれませんが、それでも人間に近づきたいと努力する姿が健気で、少し近づけたと感じて喜ぶ姿はキュートでしたから、ラストはやはり切なかったです。

 生きていれば「かっこわるい」ことも「腹の立つこと」もありますよね。けれど、それでも「人間」として生まれたからには、そんな「ちょっと辛いこと・かっこ悪いこと」も何とか消化しながら、何とか生きていかなければならないんでしょうねえ。思えば、世の中のほとんどの人が、そうやって毎日をやり過ごしているのかもしれません。いろんな事があるけれど、それでもなんとか元気を出して生きていかなければ・・・「人間」なのですから・・・。そんなことを考えさせられました。

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です)

映画の話・468 「 TUBE 」

20041018007fl00007viewrsz150x1 2003年の韓国映画です。

 公開当時、「韓国映画史上最も優れたアクション・ムービー」などと謳われていましたっけ
 う~ん、どうでしょうたしかに迫力のあるシーンもあるにはあるのですけど、全体としては何かしら中途半端でしたねえ。登場人物の人間関係も、これまたわかりにくく、地下鉄の衝突事故を回避しようと策を練るあたりは「踊る大捜査線シリーズ 交渉人 真下正義」を観ているような気分になりました。まあ、映画としてはこちら(TUBE)のほうが先に作られているので、この件については「交渉人・・・」の方がマネをしている感じですけど(汗)。

 結局、いろいろな面で「いまひとつ」な映画でした。個人的にはぺ・ドゥナさんが思いの外、美人な感じで出ていて、それが観られてよかったなあ・・・といったくらいです。ぺ・ドゥナさん出演作のなかでは、本作のペ・ドゥナさんが一番好みです(照)。
 

 私の評価:☆☆(5つが満点です)

『エバーグリーン』(豊島ミホ・著)読みました

2012020814300000
 前回『ジェノサイド』を読んだ後、次は何を読もうかなあと思っておりましたら、お友だちの生ハムメロンさんから、豊島ミホさんの本を強く薦めていただきました。特に薦めていただいたのは『リテイク・シックスティーン』という本だったのですが、通っている図書館(二館あります)にその本はなく、代わりにおなじ著者によります本作を借りてきました。

 豊島ミホさんに関しましては、その本は今まで読んだことはなかったのですが、映画『檸檬のころ』の原作者だということは知っておりました。この作品、思春期の一時期をとっても切なく描いております。ですので、本作(『エバーグリーン』)も同じような感じなんだろうなあと予想しておりましたが、まったくもって予想通りでした

 中学三年生の時のきらきらした想い、そして卒業式のときに交わした「10年後にここで再会する」という約束にまつわるエピソードを、男子・女子それぞれの立場から交互に描いております。

 一言で言いましたら、とってもピュアです。純粋です。きらきらしてます。いい歳をしたおやじが(私のことです)読んでいるということを考えると恥ずかしくなるような感じですが、それでも、「ああ。こういうこと、あったなあ」と甘酸っぱい気持ちをもって思い出せるようなお話です。

 ただ、ピュアと申しましても、単なる夢物語、よくできた話、ではないんですよね。しっかりとリアリティーにあふれております。そこらあたりが、いいんですよね~

 物語自体は、少女マンガ、もしくは80~90年代の”オトメチック”漫画の感じがします。主人公が漫画家だということも、この印象を持つことに一役買っているかも知れません。でもとにかく、本作を読んで、くらもちふさこ・岩舘真理子・陸奥A子・太刀掛秀子・田淵由美子などなど、当時のマーガレット・リボン系の漫画をたくさん思い出しました

 でもでも、とにかく切ない物語でしたね。私と同じアラフォー・アラフィフ世代の人が、昔のフォークソング(「いちご白書をもう一度」とかね)などを聴いてちょっと切なくなる感覚と似ているでしょうか。そういう感じの物語です。お薦めいただいた生ハムメロンさん、ありがとうございました。またぜひ「リテイク・シックスティーン」読んでみたいと思います。

 

2012年2月 4日 (土)

映画の話・467 「 2001年宇宙の旅 」

51kqfehavsl_sl500_aa300_1 1968年のアメリカ・イギリス合作映画です。ちょっとネタばれ(?)ありです。

 

 ・

 ストーリーを理解しようとすると、難解・・・というか、あの石板や最後の”赤ちゃん”に「答え」なんかあるのでしょうか
 難解すぎて、考えれば考えるほどわけがわからなくなってきます。むしろ、斬新な映像と斬新な音楽で魅せる・・・”「宇宙」というものの壮大なイメージビデオ”くらいのとらえ方でいいのかなあと思ったりすらします。かなり思い切りすぎかもしれませんが

 でも、あの時代にこれだけクオリティの高い映像を撮ったというのは、本当にすごいです。あの音楽も含めて、後のSF映画やウルトラマン等の特撮作品まで、いたるところにこの映画の影響がみられることを考えれば、たとえ少々難解であったとしても、お話として意味がわからなかったとしても、評価としては☆5つをつけざるを得ません。その映像と音楽を味わうだけでも、十分に価値のある、最大評価に値する作品だと思います。

 

 私の評価:☆☆☆☆☆(5つが満点です)

2012年2月 1日 (水)

映画の話・466 「 眉山 」

20070312009fl00009viewrsz150x1 2007年の日本映画です。

 さだまさしさんが原作を書かれているということもあってか、何かしら一編の歌謡ドラマのようでありました。夏祭り(阿波踊り)に集う人々、その人々一人ひとりの人生にそれぞれドラマがあって、そのうちの一編を映画化したといった感じでしょうか。

 お話自体は特にどうということもありません。まあ、映画として「よくある話」といったところでしょうか。ただ、宮本信子さんの凛とした存在感、松嶋菜々子さんの清潔感のある美しさは、「さすが!」といった感じでした

 徳島の美しい風景、夏の情緒漂う阿波踊りの風情、そして宮本さん・松嶋さんの演技・・・。このあたりが見どころの、まあ普通の映画でした。 

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です)

 

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