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2011年9月 2日 (金)

ラグビーにおける”引き分け”抽選について

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 先日の日曜日、県中学生総体の準決勝2試合を観に行きました。第一試合は予想通り大差で優勝候補のチームが勝ったのですが、もう一試合はこれも予想通り大接戦。古豪T中vs新鋭のG中、高校の代理決選のような試合は、最終的に引き分けとなり、決勝進出チームを抽選で決めるということになりました。異様な雰囲気が会場を包む中、結局はG中が次戦進出権を得、T中は何年かぶりに(もしくは史上初めて)決勝進出を逃すということになりました。

 こういう場面で毎回議論されるのは、ラグビーの引き分けにおける「抽選」です。そんなの残酷だ延長戦をやれなどという声が必ずきこえてくるのですが、私はこの引き分け→抽選に賛成なのです。

 それはなぜかと言いますと、このシーンは試合終了時の「ノーサイド」と並んでラグビーという競技を最も象徴するものだと思うからです。

 ラグビーは、「試合が終わったら敵味方はもうない。みんな仲間だ。」と考えるスポーツであることはよく知られていますよね。ということは、敵味方はもうないのだから、次の試合にどちらが進んでも恨みっこなし・・・仲間なんだから・・・ということになるわけです。これが抽選をするゆえんだとわたしは考えています。

 そんなの、他人事だから言えるんだ。チームの関係者からしたら、そんなに簡単に言っておられないぞ・・・という声が聞こえてきそうですね。でもね、じつはうちの次男が昨年、初めて花園の土地を踏んだ試合は、実は引き分け→抽選だったのですよ。その時私は、当該チームの選手の保護者という立場でした。もちろん勝ってほしかったですよ。でも、その時の私は、「これで次戦に進めなくても、それがラグビーだ」と腹をくくっておりました。・・・ちなみに、進めたのですけどね

 ラグビーは他のスポーツと違って、「その精神性」が大切にされるべき競技だと思っています。「ラグビー精神」をきちんと理解できない人にはラグビーをしてほしくない・ラグビーを語ってほしくないと思っています。その意味で、もちろん「抽選で次戦進出権を逃したチームはかわいそうだ」とは思いますが、これはこれで「仕方がない」と考えております。先ほども書きましたが、このシーンに「ラグビーの、もっともラグビーらしいところ」が込められております。

 もうすぐラグビーW杯が始まります。それから各県では、花園に向けた予選も始まって行きます。いろいろなところで試合が行われ、もしかしたらこういうシーンを目にする場面もあるでしょう。でもその時は、単に「かわいそう」と思うだけではなく、先ほど書かせていただいたことも思い出していただければと思います。

 そうそう、ついでに書かせていただきますが、よく「抽選負け」などという言葉を耳にします。それ、間違ってます。次戦進出権を逃したとしても、負けたわけではありません。あくまで「引き分け」です。彼らは負けたわけではないのです。

 明日に予定されていた決勝戦は、台風接近のため4日の日曜日に延期になりました。T中が去った後、優勝するのはK中かG中か?火所に興味のあるところです。私はARとして試合に関わらせていただきます。がんばって職責を全うしてきますね

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