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2011年1月19日 (水)

鬼束ちひろさんについて思うこと(前編)

31j0p9rjpcl_sl500_aa300_1  ずいぶんと久しぶりですが、影響を受けたミュージシャンシリーズ。もう何弾になることでしょう。「影響を受けた」というか、「好き」「気になる」、もっと言うと「心配」なミュージシャンということになるでしょうか

 2000年、セカンドシングルとして発表した「月光」、本当に衝撃的でした。TVでスポットCMがよく流れていましたよね。個人的にはルックスも”どストライク”でしたし、透明感のある歌声も魅力的でした。けれど一番の魅力は、やはりその楽曲だと言えるのではないでしょうか。何気なく聴いているとあまり感じないかもしれませんが、よく考えながら聴いていると「月光」をはじめどの歌詞も、実は意味があまりよくわかりません。いえ、これ、悪口ではないのです。たぶん楽曲制作の過程で、鬼束ちひろさんはあまり頭でいろいろ考えず、心に浮かんだ言葉をつなげて詩にしているのではないかと感じられます。もちろん曲もそうですが。理屈よりも直観・インスピレーションを大切にして、歌詞も含めた曲作りをされているのではないかと思うのです。

 まさに天才肌。これが鬼束ちひろさんの最大の魅力なのではないかと思うのです。

 その後も出す楽曲・出すアルバム、とてもクオリティが高く、世間での評価も高まるばかり。特に3枚目のアルバム”Suger High”は本当に緊張と弛緩のバランスがとてもよく、素晴らしい仕上がりでした。個人的にはその中の4曲目「Tiger in my love」は楽曲の出来もパンチの効いた歌い方も、ちひろさんの一つの到達点だと思っております。ついでに書くと、スネアドラムの音もいいんですよね、硬くて。そういえばこの曲、当時KenwoodのTVCMに使われておりましたね。

 その後、JR西日本とのタイアップ曲「いい日 旅立ち」(山口百恵さんの楽曲のリメイク。歌詞は違います。)などを発表し、順調に活動を続けているように思われたのですが、ご自身の中で何かが少しずつ変わっていかれたのでしょうね、次第にその活動が軋み始めます。

 長くなりましたので、今回はここで一度締めたいと思います。続きは(後編)で。

 写真は、アルバム「Suger High」のジャケットです。

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