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2010年8月18日 (水)

大切なこと・・・信州・上田で泊ったホテルで思ったこと

P1010133  今回の菅平行、菅平高原から車で40分ほど離れたJR上田駅から徒歩約2分のところのある、上田プラザホテルに泊りました

 このホテル、建物・施設はどちらかというと古く、駐車場もどちらかというと停めにくい。けれど立地がよかったのと宿泊料金が安かった(ネットで予約しました。ツイン・朝食付きで10000円を割りました。もっと言うと、小学生の三男も連れて、3人で泊ったんですけどね。)ので、ホテル自体にはそれほど期待していませんでした。「まあ、こんなもんだろ」ってな具合で。

 ところが翌朝、朝食の時のことです。このホテルは朝食が最も「売り」で、これを目当てに泊られる方もいらっしゃるように聞くのですが、私は「朝食なんて、おなかに入れば何でもいいや」くらいに思っていたので、それほど期待はしていなかったのです。それどころか、朝食2名のところに、三男も連れて3人で行くわけですから、どう説明して入れてもらおうかと考えていたのです。いえ、はっきり書かせていただきますが、ずるをする気は全くなかったのですよ。奥さんの分を子どもと二人で分けることを考えていたのです。ただ、それでも嫌な顔をされることも十分考えられますからねえ

 で、少し緊張しながら食堂へ行くと、「おばちゃん」(名物おばちゃんのようです)が席へ案内してくれました。ところが3名分用意してある・・・。「いえ、食券は2名分なんです。」というと、「いいえ、大したもんじゃないんですけど、お子様の分も少しだけ準備させていただきました」とおっしゃってくれました。ちなみに子どものために用意してくれたのは「玉子焼き」「魚の焼いたのん」「味噌汁」「ご飯」「海苔」「サラダ」でした。これだけで十分しっかりした朝食だと思うのですが、(何度も書きますが)この、どもの分は「タダ」で準備してくれたのです

 この心遣いに、私、大感激してしまいました

 フロントの方も、予約の時からとっても感じがよかったのですが、この食堂の方の心意気。もちろんフロントや上の方からの指示もあったのでしょうが、少しでもお客さんをもてなそうとするその気持ち、本当にうれしかったです

 思えば、客商売の基本はこれなのですよね。自分のところの利益ばかりを考えるのではなく、まず相手をいかに喜ばせるかに心を砕く。これですわ。そしてこれは客商売だけではなく、すべての人間関係においても言えることなんでしょうね。勉強させてもらいました

P1010184  ちなみに、もともとの大人向けの朝食はこんな感じ(手前の、お盆にのっている分です)。量もしっかりありましたが、何よりもとってもおいしかったです。本当はこれだけでも大満足です。評判がいいのが納得できました。

 この日は、このことがあって、本当に気分良く一日を始めることができました。おかげでそのあとの日程も、すべて気分がいいまま。人間、お金や損得だけがすべてではないんだなあと、再確認させていただきました

 今回の旅は先にも書かせていただきましたように、息子のがんばっている姿も見られ、景色もよく、涼しく・・・といいことが多かったですが、私としてはこのホテルの方々の「心遣い」が一番心に残っております。「旅」というのは名所を観ることではなく、その土地の他人と心を通わせることだと、これもまた再確認いたしました。世知辛いことの多い日々の中で、本当にうれしい出来事でした

 追記:ホテル名をはっきり出したのは、上記のような心遣いに感謝の意を示したかったからです。また、これはお願いなのですが、上記のようなサービスを、そのホテルに無理やりお願いする・強要することはおやめくださいね。そのようなことを私は望んでおりませんから。そんなことがあると、そのホテルに対して「恩を仇で返す」ようなことになってしまいますから。よろしくお願いします。

 

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コメント

いいお話を有難うございました
古い旅館やお店って、名前にあぐらをかいて客商売を忘れてるところもありますよね。
おっしゃるように、こういう心遣いがその日一日の気分を決めてしまう・・・しかしなかなか粋な心遣いです。
いい旅館を選ばれましたね

ケルビムさんへ

 ありがとうございます。でも、本当に単なるビジネスホテルなんですよ。本文中にも書きましたが、今回の宿泊はツインルームに3人泊って朝食付きで9980円ですからね~。でも、本当にいい気分で過ごさせていただいたことに、一番感謝します。
 上田の町もよかったですし、後2年(二男が卒業するまで)ここに泊ろうかなあと思ってます。

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