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2009年12月 2日 (水)

映画の話・177 「 パコダテ人 」

4_755911  2001年の日本映画です。

 今をときめく宮崎あおいさん主演で函館が舞台、ということでかる~いタッチの青春映画かなあと思っておりました。ところが観てみると結構内容的には深かったですねえ。私は割と良かったと思いますよ。「感動の大作」とはいいませんが、押さえるべきポイントもしっかり押さえてあって、なかなかの佳作でした
 
 「日野ひかる」ちゃん、ふつうの高校生です。ただひとつ、ある日”しっぽ”が生えてきたことを除いては。はじめは好意的に注目され、アイドルなみの好意的な扱いを受けるのですが、しばらくすると逆風が吹き始め、いつの間にかバッシングの標的に。マスコミや挙げ句の果てには政府の機関まで出てきて、えらい騒ぎです。「ひかる」ちゃんは、なんにも悪いことはしてないんですけどね。そして、しっぽがあっても同じ「人間」なんですけどね

 同じようなこと、実際の現代の日本にもよくあるように思いました。少し「異質」な人を認めない排他的な風潮、常にイジメの対象を探し見つけてはさげすんで安心する、自分の考えをしっかり持たず世間のバッシングの流れに乗っかって悪口を言う・・・等々、現代日本の問題点を描き出しているようにも思いましたよ。

 このような映画、どこかで観たような気がする・・・。あっ、ジョニー・デップの「シザーハンズ」だ。ということは、上で書いたようなことは、日本だけの問題じゃ、ないんだなあ、きっと(悲)

 つっこみどころはたくさんあります。ただ、あまり”あら探し”せずに観ると、なかなかいい映画なんじゃないかなあとは思います。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です。)

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