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2009年12月28日 (月)

映画の話・186 「 生きる (松本幸四郎版)」

4_530421  2007年の日本映画・・・というか、本当はドラマです。黒澤監督の作品をリメイクするシリーズのひとつとして放送されました。

 うん、これはいい!
 
 大体の場合、リメイク版というのは(それも原版が素晴らしければ素晴らしいほど)失敗に終わることが多いですよね。成功したリメイク版というものを私はあまり知りません。それでもこれは、原版(志村喬さん版)を大好きな私が観ても「よくできている」と思いましたよ。舞台設定を現代に置き換えてはいますが、お話はそのまま。それぞれのシーンもほぼそのままです(よくここまでコピーしたなあと思うほどです)。このあたりの取り合わせが妙にうまくいってます。違和感はありませんでした

 このリメイクがうまくいった主な要因の一つは、やはり主演の松本幸四郎さんの力量によるものなのでしょう。以前、原版のレビューに書かせていただきましたように、志村喬さんの演技は誰にもまねできないものだと思いますが、幸四郎さんは幸四郎さんで、しっかりと「渡辺勘治」を演じておられました。それに最近ドロンジョ様で新境地を開いた「フカキョン」が小悪魔を演じておられました(可愛い~)し、北村一輝さんも普段のキャラ通りしっかりと存在感のある演技をされていました

 原版、黒澤監督・志村喬さんの「生きる」は私の人生に大きな影響を与えてくれました。その原版が撮られた後、55年経ってから新たに撮られた幸四郎版「生きる」。この作品がまた、いまを生きる若い人たちの人生によい影響を与えてくれることを祈ります。この作品にはそれだけの「力」があると思います。・・・もちろん私たちおじさんにも新たな「よい影響」を与えてくれましたよ

 私の評価:☆☆☆☆(5つが満点です。)

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コメント

う〜〜ん、観たくなりました〜〜。
げばらくんの感想はツボを押さえるわ〜(笑)。
もう借りるしかないかなぁ?テレビじゃしないものねぇ。

ケルビムさんへ

 ぜひ観てください(笑)。見事にオリジナル版と同じカメラ割りですよ。もしよろしければ、私持ってますので、お送りしましょうか?

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