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2009年10月17日 (土)

映画の話・132 「東京タワー オカンとボクと、ときどき、オトン」

20070111005fl00005viewrsz100x11  2007年の日本映画です。先日、母の日を前にTVで放映されていたのを観ました。私事ですが、まだ母が生きていたときに観、そのときにレビューを書いたものです。 

 物語は淡々と進みます。映画としてはどうなのかと思いますが、その「淡々とした感じ」がよりリアリティを感じさせます。

 この作品を観ながら、映画を観ているというよりは「自分自身の現実を見せられている」という感じがしました。樹木希林さんはまさに私の「オカン」で、「オダギリジョー」はまさに「私(いや、もちろんあんなにかっこよくありません。ファンのみなさますみません・汗)」でした。オカンの苦労を全然わからず、好き勝手にわがままに今まで生きてきました。高校・大学生活の放蕩ぶり(オカンが苦労して送ってくれた仕送りをパチンコで使ってしまったり)などは、あまりにリアルで画面から目をそらしたくなりました。
 そんなにひどい息子にも、オカンは愛情を注いでくれるんですよね。まさに「無償の愛」です。そして、大人になって少々分別が出来るようになり、少し優しくしただけでものすごく喜んでくれたりするんですよね。オカンが亡くなり「僕」が添い寝をしているところにやってきて、松たか子さんが伝えた言葉(一生分の親孝行をしてもらった)には「オカンの想い」が詰まっていて、グッときてしまいました。

 親の愛というものは本当に「深い」ものですね。それに気づいてからいくら返そうとしても返しきれない・・・。親から受けたその愛情を、次に子どもに伝えていく、周りの人に与えていく、それが「人間」としての本当の姿なのでしょうね。

 特に珍しい出来事もなく、物語はただ淡々と進んで終わる・・・。映画としてどういう評価をすればいいのかはわかりません。ただ、上にも書きましたように、とても感情移入しながらこの映画を観てしまったのは事実です。ということは、私もこの映画に「やられ」てしまった一人だということでしょうか(笑)。けれど、そのような人はきっと結構多いのでしょうね。

 私の評価:☆☆☆(5つが満点です。本当は3.5点くらいです。)

 

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